釣り人が知りたいヒラメの生態

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ヒラメの生態

ヒラメは、日本近海はもとより、北はサハリンから南は南シナ海までと非常に広く分布しています。

産卵は水深20m程度の浅場で行われますが、日本だけを見ても、南日本の11 月くらいから北日本の7月くらいまで、地域によってその時期は結構幅が広いようです。

形態的には、「左ヒラメに右カレイ」といわれるように、ヒラメは目が体の左片面に寄っており、背ビレを向こうに、目のある面を上にした時に頭が左を向くことはご存知の通りです。

しかしながら、ヒラメは生まれたときからこのような特殊な風貌をしているわけではないのは、意外と知られていないのではないでしょうか。

つまり、生まれたときはいわゆる普通の魚らしく、目の位置も通常通り身体の左右に位置し、身体も特に扁平ではありません。

もちろん、普通の魚の泳ぎ方をしています。それが、体長1㎝程度に成長するころには右目が左側へ移動を始め、13㎝になるころには目の移動が完了し、よく知るヒラメの形になります。

そのころになると海底にヘばりつく生活を始めるようになりますが、専門的にはこれを、「底着」と呼びます。

底着したヒラメは、幼魚期を比較的水深の浅い波の静かな港内や内湾部の入江などで過ごします。

次第に成長するにつれて外洋の水深のある所へと移動し、成魚になるとその主な生息域が水深100mから200mまでの大陸棚全域となります。

こういった成長に伴うものも含め、ヒラメは産卵や摂餌などのために接岸などの行動を取ります。

ヒラメの成長速度は非常に速く、1年で20~30㎝、3年で40~50㎝、5年で60~70㎝になるといわれており、いわゆる座布団と呼ばれるサイズは5年以上生きている個体で、生存能力が高く簡単に口を使いません。

また、オスに比べてメスのほうが成長が速く、オスは30㎝、メスは40㎝で成熟しますが、地域によっては成熟前の個体を「ソゲ」と呼んでいます。

ヒラメはご存知のように、海底の色や模様に合わせてその体色を変化させることができ、環境の色に同化して待ち伏せ、近くを通りがかった獲物目がけて飛びつき捕食します。

こう書くと、運動量が少なく底にへばりついてばかりの生活をしているのかと思われがちですが、実はそうでもありません。

その尾ビレを見ても分かるように、ヒラメは非常に高い遊泳能力の持ち主で、数mも離れた獲物に飛びかかることも珍しくなく、ときには水面まで飛び出して、ボイルやライズをすることがあります。

またヒラメは、見た目はグロテスクですが、その性質もかなり獰猛で、死んだり弱ったりといったベイトよりも、とにかく活きの良いものを好んで捕食します。

この獰猛さと旺盛な食欲が、上記のような速い成長速度を支えているのでしょう。

このようにヒラメは、ルアーへの反応が良いばかりか、その引きも非常に強く、釣って楽しく食べて美味しいと、釣りのターゲットとしては申し分ありません。

人気が出るのも頷けるのではないでしょうか。

また、ヒラメは粒の小さな砂浜や砂泥底の港湾部、小石程度の大きさが敷き詰められたゴロタ場に好んで生息していますが、実は磯場もヒラメの魚影が濃い所です。

シモリ周りを好み、岩場に隣接する砂地の陰に潜んでいることもあり、そのような個体は特に大型の場合が多いです。

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ヒラメが好むエサ

前述したように、ヒラメは特に活きのよいライブベイト、主に小魚の類を好む性質があります。特に外 海に面したポイントでは、一年を通して、イワシが最高のベイトとなります。

その中でもカタクチイワシがベストで、次いでマイワシ。場合によってはトウゴロウイワシがベイトとなることもあるので、これらイワシ類の動きには特に注目したいところです。

また、春先にキビナゴが接岸する地域では、その動きが重要なキーポイントとなります。

アユの遡上する河川の河口域では、春は稚アユが、秋は落ちアユがベイトとなります。アユが見られない河川では、小ボラなども恰好のべイトで、初夏の港湾部では小アジやヒイラギが、またこの時期のサーフでは、「ピンギス」と呼ばれるシロギスの稚魚が非常に良いベイトとなります。

サビキのアジ釣りやキスの投げ釣りをしていると、釣れたアジやキスにヒラメがヒットするといったことも、この季節によく見られる光景です。

魚類を特に好むのは前述した通りですが、カニやエビなどの甲殻類も捕食をします。同じフラットフィッシュのマゴチが甲殻類系のワームに食ってくることは知られているかもしれませんが、ヒラメもそのような形状のワームに掛かってくることが稀にあります。

しかし、甲殻類がメインベイトとなることはなく、釣りにおいてはやはり魚系のエサやルアーで狙うのが一般的です。

写真はトウゴロイワシ。ヒラメの格好のエサだ。

行動パターン

ヒラメの行動に大きく影響するのが、季節的な問題だというのも、ヒラメの中でも特に大型のものとなると、その主な生息域は、水深100m前後の大陸全域といわれているからです。

とすると、釣り人がショアから狙ううえで、ヒラメが接岸するタイミングをつかむことが最も重要なファクターとなります。それには、水温・ベイト、そして潮流など様々な要因が考えられますが、最も大規模で確実なのは、産卵を目的とした接岸が挙げられます。

前述したように、ヒラメの産卵期は南日本では11月くらいから北日本では7月くらいと、地域ごとに結構幅が広く、それぞれの地域における産卵期を的確に把握することがまずは重要になります。

このような産卵期になると、ヒラメは水深20mくらいの浅場まで一斉に接岸、そこで産卵前の荒食いをし、無事産卵を済ませると、体力回復を待ってまた深みへと戻っていきます。

この前後の荒食いの時期には、大型がベイトを追ってほとんど水深のないような浅瀬にまで乗っ込んでくることから、一年の中でも特に欠かせない狙い目といえるでしょう。

それ以外の季節となると、大型に限ればほとんどが深みに落ちてしまうので、居残り組を狙うこととなり、特にベイトなどの好条件が揃わない限り、ヒットの確率が落ちてしまうことは避けられません。

一方、小型のソゲサイズは遊泳能力が十分に発達しきっていないため、大型のように水深100mを超える所にはあまり適応できず、周年、穏やかな内湾や比較的浅場に留まっています。

また、性的にも未成熟であるために、産卵行動も行いません。したがって、ソゲサイズと大型のヒラメとは、その行動に差異があって当然ということになります。

以上のような理由から、ソゲクラスを狙う場合には、季節的な問題よりも、水温やベイトなどが第一条件となります。

特に浅場の水温が極端に上昇する真夏などは、ベイトはもちろんヒラメにもタフな状況となり、いずれも沖へ出てしまい、ショアから狙うのは非常に難しくなります。

次に、ヒラメ狙いに適した天候について見てみましょう。

天候には、日照・風・雨・波・気温そして水温などの要因があります。ヒラメ狙いに最も適した条件とは、いうまでもなくマズメ時で、日中はピーカンではやはり厳しく、曇天の方が釣れる確率が高まります。

しかし、雨については降り始めは影響はありませんが、雨後の濁りはヒラメの活性に悪影響を与えることが多いため、そのような日は濁りのない所を探す必要があります。

波風の影響については、ベタナギが良いという説もありますが、多少風があり波っ気があるほうがヒラメの活性は上がる傾向にあります。ただし、特に台風や低気圧の通過によって、酷い荒れ状態になってしまった場合は、雨後の泥濁り同様、タフになってしまいます。

ヒラメの適水温は一般的に15~25℃とされています。特に18℃前後が高活性で、ベイトや天候などの条件が揃ったときは高い確率で釣果に繋がるでしょう。

まとめ

その魚が好む環境、捕食しているもの、行動パターンなど生態を知ることが、魚を釣るための第一歩です。釣って楽しい、食べて美味しいヒラメ。この記事を参考にぜひ狙ってみてください。

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