5月は大型連休があるため釣具店ではセールが行われ、釣り公園などではイベントも多く開催されます。
季節的にはサビキ釣りをはじめ、シーズンインする魚が多く、簡単に釣れてしまう魚がたくさんいます。中でも人気のあるターゲットをご紹介しましょう。
※あくまでも一般論であり、地域やフィールドによって誤差が生じる可能性があります。あらかじめご了承ください。
アジ

基本的に一年を通して狙うことができるアジですが、西日本では1~5月、東日本では4~7月が産卵時期となります。
産卵前には荒食いとなり浅場へと寄ってくるため良型が近くでも釣れていましたが、産卵が終了するとナーバスな個体が増えてきて、良型は釣りにくくなります。
この時期はベイトにアミを食べていることも多いため、サビキ釣りがベスト。アジングで狙う場合は、アミを意識したゆっくりとしたアプローチを心がけましょう。
イワシ・サバ


サビキ釣りといえば欠かせないターゲットがサバやイワシ。堤防から簡単に狙えて非常に美味な魚です。
回遊も春ごろからスタートしており、ファミリーフィッシングのターゲットにはベストな釣り魚です。
キス

5月ともなれば大半の魚が岸から狙えるようになっており、チョイ投げでも釣ることができます。
産卵により活性が上がるのが6月前後なので、ベストシーズンを逃さないよう地域の釣果情報をしっかりチェックしておきたいですね。
マダイ

地域差があり、多少誤差はありますが、乗っ込みシーズンでマダイが浅場に寄ってくる季節です。
タイラバやタイジギング、ディープ一つテンヤなどで大型の個体が比較的簡単に狙えるベストシーズンといえます。
岸からのキャスティングタイラバもおすすめです。
イサキ

産卵期が5〜8月ごろに控えているため荒食いが始まり、数も型も狙いやすいシーズンに突入します。
このシーズンは脂も乗って栄養も積極的に取るため非常に美味です。産卵前ということもあり、卵や白子も入っている可能性が高いです。
カゴ釣りやウキ釣り、ルアーならジギング、SLJなどで狙えます。
カサゴ

年中釣れる魚で人気も高い釣り魚のカサゴ。ミャク釣りや穴釣りでコツコツと狙えます。
そろそろ接岸してくるシーズンなので、テトラや穴釣りで新しい大きな個体が狙えるでしょう。
シーバス

アミ、バチパターンから次第にイワシなどのベイトフィッシュパターンへと移り変わっていく変わり目のシーズン。
地域によって稚アユパターン、イナッコパターンなど変わってくるので情報収集は念入りに行いましょう。
マゴチ

水温上昇にともない次第に活性が上がってくるマゴチ。早い場所では5月あたりからヒラメと交代するように浅場に現れてベストシーズンに突入します。
この時期はヒラメがまだ浅場にいることがあり、エリアによっては両方狙うこともできます。
テナガエビ

GWを過ぎたころ、河川の水温上昇とともに活性化します。梅雨になると本格的に行動開始です。
日中でも釣れますが、テナガエビは夜行性です。夜はさらにエサに対して反応が良いのでおすすめです。
グレ

梅雨グレ準備期間といったところで、釣れ始めるのは5月下旬から。
5月前半に情報収集し、釣りに最適なタイミングとエサの選択を済ませておくとよいでしょう。
ラストスパート! まだまだ釣れる魚

アオリイカ

春アオリシーズンが3〜5月ごろ。ラストスパートです。自己ベストを狙って、積極的に狙っていきましょう!
チヌ

乗っ込み終了目前。次第に河川のチヌへと切り替わってきます。大型を狙うなら今月までがチャンス!
メバル

5月は最盛期とも呼べるくらい活性化し、プラグでもワームでも狂ったように食いついてきます。しかし、水温上昇とともに岸から離れてしまいます。