これで納得! リーダーの号数と材質の選び方

PEラインに対するリーダーの号数の決め方

通常、リーダーはメインラインであるPEと引っ張り強度が同等か、少し強いものを組み合わせるのが基本となります。商品によって異なってくるものの、PEはリーダーとなるナイロンやフロロカーボンと比べて引っ張り強度が3〜4倍以上強いものが多い。そこでリーダーはPEの号数の4倍以上のものを組み合わせるのがスタンダードです。

例えばPE1号であれば、リーダーは4〜5号、PE2号だとリーダーは8〜10号と行った具合です。リーダーはlbで表示されているものも多い。大まかになるが1号=4lbで計算すればほぼ問題ない。もしPE3号であれば、4倍して12号、これをlb換算すると12×4=48‌lbということになります。

ヒラマサなどパワーがあり根に突っ込む習性を持っている魚を狙う場合は、かなり太めのリーダーをセットするのが基本です。

これを基本として狙うターゲットやフィールドの状況によって、もう少し太いリーダーをチョイスすることになってきます。例えば沖磯でヒラマサを狙う場合、メインラインをPE4号とすると4倍で考えた場合は16号で64‌lbとなりますが、根に突っ込んでいく魚の性質やパワー、根の荒いフィールドを考慮して5倍程度の20号80‌lbを組み合わせるという具合です。

メインラインより強いリーダーを使った場合は、根掛かりなどでラインを引っ張って切るときには大抵PEのほうが切れてしまいます。ほとんどの場合、一番強度が落ちている結び目で切れますが、たまに高切れする場合もあるので注意してください。

リーダーの材質

リーダーにはナイロンかフロロカーボンが使われていますが、擦れに対して強いという理由でフロロカーボンを選んでいるアングラーが多いです。フロロカーボンは、ナイロンに比べ硬質な素材のために単純に表面の擦れに対しては強いです。しかし引っ張り強度に関してはナイロンのほうが上です。

フロロカーボンは比重が大きく海水に沈むため、特に軽量なルアーを沈めるような釣りではメインラインとしてよく使われます。また、海水や紫外線などに対して強く劣化しづらいというメリットもありますが、価格が高いのが難点です。

一方、ナイロンは海水や紫外線で劣化してしまいますが、引っ張り強度が強く、伸びることによる粘り強さというものを備えています。なにより価格が安いというメリットがあります。

ロックフィッシュのようにボトム周辺を探る釣りでは、リーダーは長めに取っておいた方がラインブレイクを低減できます。

パワーのある魚がターゲットとなる場合、ナイロン・フロロカーボンのどちらを選ぶかは好みの問題となっている場合が多い。一般的にロックフィッシュのような根に擦れやすいターゲットの場合はフロロカーボンが好まれますが、ブリなど根ズレの心配が少なくパワーのあるターゲットの場合は、ナイロンのほうが好ましいということになります。ターゲットに合わせて選ぶのがよいでしょう。ただし、リーダーをラインに付けっ放しにして切れるまで何度も同じものを使っているようなアングラーは、劣化を考慮してフロロカーボンを選んだほうがよいでしょう。釣りをするたびに毎回リーダーを変える人はナイロンで十分かもしれません。

リーダーの長さ

ルアーフィッシングにおけるリーダーの長さは、ターゲットとなる魚の全長よりも長くするというのが基本です。PEラインは擦れに対して極端に弱いので、魚がヒットした場合に、魚のヒレやエラで擦れてラインブレイクしないように、というのが基本の考え方なのです。

プラグなどを使って表層〜中層を探るような釣りではこの通りで問題ないですが、ジギングの場合はボトムを探ることが多い。メタルジグをボトムタッチさせたときはラインも海底に触れることとなるし、ボトム周辺でヒットして魚が走った場合などは、ラインはどこにどう触れるか分かりません。それゆえショアジギングではプラグを多用するシーバスフィッシングなどと比べて、リーダーを長めに取るアングラーが多いです。

人によっても異なりますが、ノットをスプールに巻き込むか、巻き込まないかくらいの長さになります。

必要なリーダーの長さというのもフィールドによって異なってきます。根ズレの心配がほとんどない堤防などでは1ヒロほどでも問題ありません。しかし、沈み瀬などがどこにあるか分からないような沖磯では3ヒロ程度取るのが普通です。

この3ヒロという長さ、もちろんその人の体格によって異なってきますが、おおむね10‌ftのロッドでキャストの垂らしを取ったときにノットの結び目がリールに巻き込むか巻き込まないかという長さになります。リーダーに指を掛けてキャストしたいアングラーは少し長めに、リールに巻き込みたくアングラーは少し短めにすればよいでしょう。

根掛かりなどでラインを切りたいときは?

ラインを切るときに考えたいのが、ラインのどこで切るか? です。間違っても高切れは避けたいし、できればリーダーが残ってくるとありがたいもの。そのためにはリーダーの先、プレスリングやスナップの接続部分から切れてくれることが好ましいです。

矢印のカ所がシングルクリンチのノットでは1本、ダブルクリンチノットでは2本掛かるようになります。当然シングルの方が切れやすいです。

この部分をダブルクリンチノットで結束しているアングラーが多数派です。しかし、そうした場合、ほとんどFGノットの結束部で切れてしまいリーダーが残ってきません。この部分の結束をシングルクリンチノットにすると、リーダーが残ってくる確率がかなり高くなるので一度試してもらいたいです。ただし、切れやすくなるということは、魚が掛かった場合も当然同じことだということを忘れないでほしいものです。

タイトルとURLをコピーしました