ルアーで狙う! 陸っぱりタチウオ

秋の気配を感じるようになったころから陸っぱりでも姿を見せるようになってくる銀色に輝く人気者、タチウオ。日中は深場にいるタチウオですが、日が暮れると浅場へきて捕食活動を行います。そのため、陸っぱりではナイトゲームが主流となりますが、朝・夕のまづめ時にも狙うことができます。

夏の終わりごろはサイズ的にはまだ指2本、少し型が良くて3本といったところですが、これから気温と水温が下がってくると、指4本クラスが上がるようになります。ちなみに指3本と4本では全長を含めた魚の大きさは大幅に異なってきます。そしてその引きも別物のように強烈になります。

ルアーで狙う

タチウオは捕食に貪欲なため、さまざまなルアーで狙うことができます。

タチウオのルアーフィッシングというと、メタルジグを使ったジギングやワームを使ったワインドがポピュラーですが、捕食に貪欲なタチウオはミノーやペンシル、バイブレーションなどさまざまなルアーにアタックしてきます。
神出鬼没と言われるタチウオはアタるレンジもコロコロと変わることで知られていますが、陸っぱりのルアーゲームの場合、そこまで細かくレンジを刻んでいく必要はないでしょう。基本的な考え方として、日中は下の方、夜は上の層を探っていくとよいでしょう。

デイゲーム

日中は深場に戻る習性があるタチウオ。そのため、真昼間に陸っぱりで釣れる確率は低いです。デイゲームと言ってもまづめに掛かる時間がメインとなってきます。
日があるうちは広く探った方が釣果に結びつきやすいです。メタルジグやバイブレーションなど飛距離の出せるルアーが有効になってきます。

シーバスロッドやエギングロッドなどライトなタックルで十分に狙えます。メタルジグやミノー、シンキングペンシルを使う場合は8〜9ft、ワインドは6〜7ftくらいの長さが扱いやすいでしょう。

ジギング

メタルジグは数あるルアーの中でもキャストでの飛距離が圧倒的に出せる上、ボトム〜ミドル〜トップとオールレンジを探れる万能ルアーです。さまざまなフィッシュイーターを狙うことができ、もちろんタチウオがターゲットの場合もよく使われます。

メタルジグで探る場合、基本となるのはワンピッチ・ワンジャークとなりますが、タチウオの場合、このシャクリが効く! という特効技がありません。いろいろなパターンを試してみて、その日、そのときのヒットパターンを見付けるしかないでしょう。

ただ、タチウオは捕食があまり上手くないようで、激しいシャクリではルアーを捕らえきれずにラインにアタックしてしまい、あの鋭い歯でスッパリと切られてしまうことも多いです。食わせのためのシャクリはアクション控えめで、フォールを重視したものがよいでしょう。

シャクリのパターンとしては、メタルジグがボトムタッチした後、まず激しく速くシャクります。これは「ここに何かいるぞ!」とアピールするためのアクションで、食わせるためのものではありません。その後、チョンチョンと軽くシャクりながらレンジを刻んでいき、ときどき大きなフォールを入れる、などといくつかのアクションを組み合わせるとよいでしょう。タダ引きを織り交ぜるのも効果的です。

タチウオ狙いの場合は、フックはトレブルフックが有効です。アシストフックはラインが切られる可能性もあるので、テールにトレブルフックが装着されているメタルジグをチョイスしましょう。フロントアシストフックのみのメタルジグにはテールにトレブルフックを追加するとよいです。

ワインド

ワインド用のジグヘッドとワームのセット例。

専用のジグヘッド+ワームをアクションさせてターゲットを誘うワインド。タチウオに非常に効果的だと一時話題に上った釣法です。

ルアーを左右にダートさせることで、活性の低いターゲットにも思わず口を使わせるという釣り方で、ジグヘッドもワームもダートしやすい水切りの良い形状となっています。

ジギングと似たようなロッドアクションでルアーをダートさせていきますが、操作は少し異なります。
ワインドではロッドを2回アオったら1〜2回リールのハンドルを回す、を繰り返します。ロッドをアオってルアーを左右にダートさせた後にラインスラックを巻き取るという動作になります。ダートの幅に大小差を付けて、誘えるように練習しましょう。

小さくダートさせるときには、軽くロッドを2回煽ってリールのハンドルを1回転させてラインスラックを取ります。大きくダートさせたい場合は、大きく素早くロッドを2回煽り、ラインスラックを取るためにはリールのハンドルを2回転くらいさせる必要があります。ジギング同様、テンポ良く行うことが重要です。ボトムタッチはさせた方がルアーがどのレンジにあるか分かりやすいですが、トレブルフックが装着されているので、根掛かりには注意しましょう。 

ナイトゲーム

タチウオを陸っぱりで狙うなら、ナイトゲームが有利です。

タチウオはナイトゲームのほうが断然釣りやすいです。狙うべきポイントはズバリ常夜灯周辺になります。

常夜灯周辺にはベイトとなる小魚が集まりやすいため、さまざまなフィッシュイーターがそれらを捕食しようと集まってくるのです。

特に湾内に入ってきたタチウオは一時周辺に留まるようで、1尾釣れると立て続けにヒットすることもよくあります。

ナイトゲームではミノーやシンキングペンシルが使いやすいでしょう。上の方のレンジをキープできるし、狙ったラインをトレースしやすいというのが理由です。

ルアーのトレースの仕方は光が海面に当たっている明暗に対して

・暗い方から明るい方へ

・明るい方から暗い方へ

・明暗の境目を通す

の3種類を試すとよいでしょう。

アタリはコツコツとルアーが何かに当たっているような小さなものもあります。違和感を抱いたら、迷わずアワせるようにしましょう。

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