ブッコミ釣り<川池>

ウナギ狙いのブッコミ釣りとは

近年の漁獲量の減少に伴い、ウナギの価格は、まさにうなぎ上りに上昇を続けている。鮮魚店で販売されている養殖物でも数千円することもあり、天然物となるとお目にかかるのが難しいほどだ。そんな貴重な天然ウナギを簡単な仕掛けで狙うことができるのだから、挑戦しない手はないだろう。たくさん釣って美味しいうな丼に舌鼓を打とう。

ウナギのポイント

ウナギは河川の汽水域から中流域で狙うことができる。潮の干満の影響を受ける範囲がおすすめだ。満潮時に釣れることが多い。テトラやゴロタ石、河川敷などウナギが隠れることができる障害物がある場所は好ポイントとなる。また、ウナギ釣りは「にごり」がキーワードである。雨の後に水が濁ったときは絶好のチャンスだ。

ウナギ狙いの仕掛け

ウナギ仕掛け

竿はオモリの重さに対応していればルアーロッドでも万能竿でも何でもよい。アタリが取りやすいように竿先が軟らかいものがおすすめだ。
3号の道糸に5号前後の中通しオモリを通したらサルカンを結び、これにハリス付きのウナギバリを結べば完成だ。ウナギ釣りは根掛かりが多いので、慣れてきたらハリ結びにも挑戦しよう。その方が経済的だ。

エサ

ドバミミズはフトミミズとも呼ばれる。いずれも正式名称ではなく、数種類生息しているフトミミズ類の俗称である。

ウナギの特効エサとして知られているのが「ドバミミズ」である。通常サイズの2倍以上もある大型のミミズで竹やぶや森林の土中に生息する。熊手やスコップを使って採取しよう。手に入らないときは釣具店で販売されているミミズやゴカイでもよい。ウナギは肉食で魚の切り身やイカの短冊などさまざまなものがエサとなる。

ウナギの釣り方

ポイントを定めて、そこにうまくエサが到達するように投げる。思い通りのポイントへエサが入ったらラインが張るまでリールを巻こう。あとは竿先にアタリが訪れるのを待つだけである。
ウナギのアタリは、小さくわかりにくいものから、ゴンゴンと竿を引き込まんばかりのものまで、サイズによって大きく異なる。いずれも、アタリがあっても慌てず、じっくりエサを飲み込ませてから軽く竿を立てる。そのとき手ごたえがあったら一気にリールを巻いてブリ上げよう。

コイのブッコミ(吸い込み)釣り

観光地などでパンやペレットのエサに乱舞する色とりどりの錦ゴイを見かける。釣りの対象となる野ゴイも、警戒心は強いものの基本的に雑食性で何にでも興味を持つため、釣りやすい魚だ。
繁殖力が高く、北海道から沖縄まで日本全国どこでも狙えるのも魅力である。近場の川で1mを超える巨大魚と対決するのも決して夢ではない。
釣り方は、歴史の古いウキ釣りや吸い込み釣りにはじまり熱心なファンによって研鑽が進み、新しい釣法も積極的に取り入れられている。近年ではカープベイツという小さなボール状のエサを使うヨーロピアンスタイルカープフィッシングが人気を集めている。

吸い込み仕掛け

コイはエサに食いつくのではなく、吸い込むようにして食べる。その習性を利用し、エサと一緒にハリを吸い込ませるのが「吸い込み仕掛け」である。
通常、竿とリールを3セットほど用意し、仕掛けの投入後はじっとアタリを待つ。中には5本以上竿を出す強者もいるが、ビギナーには管理が間に合わず、逆に時間をロスしてしまうのでおすすめしない。

仕掛け
エサの付け方

釣り方の基本

狙うポイント

湖や池、沼、河川など、あらゆる淡水域に生息する。いずれも杭や水草などの障害物周りや川の流れ込み、カケアガリなど、地形や水の流れに変化のあるポイントが狙い目だ。
あまり移動することはないので釣り座は慎重に決めること。特に初めての釣り場ともなると、水中の状況も分かりにくいので、道具をすべてセッティングする前に試しに数投してみるのも有効だ。コイが近くにいる場合、着水音で寄せる効果もある。
釣り座と狙うポイントを決めたらいよいよ実釣開始である。エサを付け、仕掛けを投入する。竿を複数本使うと探れる範囲が広がるため釣れる確率が高くなる。
仕掛けを投げたら竿先が少し曲がるくらいまで道糸を巻き取り、竿先に鈴をセット。あとはアタリを待つだけだ。腰を据えてじっくり待とう。

アタリの取り方

ブッコミ釣りのアタリは鈴が教えてくれる。
最初にチリンと小さくなるが、ここで焦ってはいけない。じっくり食うのを待つと、2回、3回と大きく竿を引き込むようなアタリを見せる。そこで初めてグッと大きく竿を引いてアワせよう。
竿に重みを感じたらハリ掛かりした証拠。決して道糸を緩めずにリールを巻き魚を手前に寄せる。

最後まで気を抜けない

相手が大物のときは無理に取り込まず、体力を奪うことから始めよう。8の字を描くように魚を誘導し、突然反転するようなときは魚の進行方向に向けて竿を倒して対処する。
魚が暴れなくなったら魚の口が水面に出るまで浮かせよう。ここで観念することが多いのでタモを使って取り込む。

ヨーロピアンカープフィッシング

バスフィッシングなどと比べると地味な印象のコイ釣りだが、ヨーロッパ仕様の“カープフィッシング”は「カープベイツ(ボイリー)というカラフルな加工エサを用いスマートなタックルをロッドポッド(竿立て)にセットしてアラームでアタリを察知する」というハイテクでスタイリッシュな釣りである。
そんな新しいスタイルのコイ釣りが日本にも上陸し、ジワリジワリと人気が高まっている。吸い込み釣りを極めたら挑戦してみよう。

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