
潮流が明確で、ラクダ、馬の瀬、ロープ下は潮切れが良く、イシダイ、グレ、マダイなどの好釣り場。ゾウの鼻のイシダイは、上げ潮を狙い、足元で7m前後の水深。6〜7月は小、中型の数釣りができる。
ロープ下は足場が良く、イシダイは両潮共に反転流を狙う。足元から15m以上の水深があり、竿2本ほど投げて仕掛けを着底させ、2m程度を切った宙釣りとする。5〜7月は2〜3㎏級の数釣りができ、4〜5㎏級の大型も出る。
馬の瀬は両潮を狙えるが、下げ潮が本命。ヘタの瀬向きの先端部より地磯側の内側が釣りやすい。4〜5㎏級の大型実績が多く、1.5〜3㎏級は数が出る。
下げ潮が強い時はラクダとのワンド内に反転流が生じるので、ここでもイシダイが狙える。ラクダは両潮狙えるが本命はゾウの鼻向きの下げ潮によって生じる反転流。竿2本程投げて、底釣りで待つ。
ここも4㎏級の実績がかなりある。グレは、10月中旬頃より500〜800g級、冬から春先にかけては2㎏クラスも出る。
マダイ、イサキはカゴ仕掛けで潮目を流す。マダイは10〜11月に数、型とも期待できる。
なお8〜11月にかけては3〜7㎏級のヒラス、ブリが回遊。アジゴの泳がせ釣りが高確率。ルアーでも狙える。