釣れたアジを美味しく食べる方法

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鮮度を保つ

スーパーなどで生鮮食品を購入する場合、鮮度を気にするはず。お店に並ぶものは、収穫→選別→卸→配送という手順を踏むため、現地直送というのはなかな難しいものです。

釣った魚をすぐに持ち帰って鮮度の高い状態で食べることができるのは、釣り人の特権です。

それはスーパーでは並ばない、高級料理店で取り扱われる食材や部位も含まれます。

しかし、釣れてから持ち帰るまでの処理が適切でないと、スーパーに並ぶものよりも鮮度が悪く劣化した状態になってしまうから注意が必要です。

持ち帰り基本手順

堤防

釣れてから持ち帰るまでの基本手順はこれです。

①釣り上げる。
②水くみバケツなどで活かしておく(数を釣るため、1尾ずつ処理をしていると釣れる時間帯を逃してしまうため、一時的に保管しておく)。
③水くみバケツ内に魚が混み合ってきたら、アジの首を折って絞め、冷えたクーラーボックスに移す。10㎝未満のアジは絞めずにそのままクーラーボックスに入れても大丈夫。

釣れたサイズが大きいものや、刺し身など生で食べたいものほど鮮度を要するから、釣れた後の処理が大切になります。

釣れたアジは一時保管

ライブウェル

1尾釣れたら次々と釣れるのがアジ釣りの楽しさ。アジは群れで回遊するから、多くのアジを続けて釣ることができます。

釣れているときに1尾ずつ処理をしていては時間がもったいないので、水くみバケツなどに海水を入れて一時的に生かしておくとよいでしょう。魚を生かしておく専用のライブウェルもあります。

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アジの絞め方

アジのサバ折り

魚には多くの絞め方があるが、アジやサバは「首折り(サバ折り)」という絞め方が一般的です。

頭とエラの付け根付近の上下を持ち、頭側へ一気に折り曲げ骨が折れる音がしたら完了。血を抜きたい場合は、エラの一部を切って、海水を入れたバケツなどで10分ほど入れておくと抜けます。

また、アジは人気の釣り魚な分、絞めるための専用の道具なども販売されているので、そういった道具を使うのも良いでしょう。

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クーラーボックスのサイズ

小アジ釣りなら一番小さなサイズで事足りるが、飲み物や食べ物を入れるとなると、それなりのサイズが必要になります。

それも、釣りに行く人数が多いほど容量が必要になります。アジを入れるだけなら5L前後、2、3人なら10L前後、それ以上なら20Lクラスがおすすめです。

大きくなればそれなりに重量も増すので、釣り場まで遠いなら荷物は小さくまとめましょう。

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クーラーボックスの保冷

クーラーボックスにもいろいろな種類があり、レジャー用、釣り用、イベント用など用途に分けて売られています。おすすめは釣り用で、通常のものよりも保冷力が高い有名メーカー品です。

保冷力に比例して価格も高くなりますが、夏以外の半日の釣りなら、どのクーラーボックスを利用しても保冷力は大丈夫でしょう。

ただし、中に入れる氷などの保冷剤には気を使いたいです。もちろん、クーラーボックスに対して氷が大きければ保冷時間は持続しますが、魚を入れるスペースがなくなってしまいます。

氷も小さなものよりも板氷など大きな塊の方が解けにくいです。

理想は、大きな氷を入れておき、魚の量に対して大きすぎればアイスピックやナイフなどを使って割り、量を調整してやるとよいです。

しかし、氷もそれなりの重量があるし、飲み物や食べ物をクーラーボックスに入れておきたいから、通常は1/3くらいの氷の量を入れておきます。

保冷剤選び

保冷剤

一般的には冷凍庫で作れる氷で十分。製氷皿で作る角氷でも大丈夫です。ビニールに入れて水分がクーラーボックスに溜まらないようにしておくことが大切。

魚が直接氷に当たるのもあまり良くないですが(焼けるため)、水に長時間浸かるとアジの身が水っぽくなってしまいます。

釣りに慣れた釣り人や、よく行く人は、水を入れたペットボトルを凍らせて入れたり、釣れたときのみ帰りにコンビニなどで氷を買って入れる人もいます。

ー16度の保冷剤でもOK。タオルに巻いて入れておけばさらに保冷力が持続します。レンジパネルなどのアルミ材で保冷剤を巻いておけば、魚が凍るほ保冷剤選びど効果が出せるものもあります。

クーラーボックス

アジの処理

初夏になるとスーパーでも小アジを見かけるようになります。10㎝未満の小さなものであるが、秋ごろにはフライもできるサイズになります。

特にサビキ釣りのメインシーズンである初夏〜晩秋は、小さなサイズがメインとなり、それなりに数も釣れます。夢中になって釣った後は、大量のアジを捌くのに苦労します。

小アジを捌くには要領があり、10㎝以下なら内臓とエラを取ってしまうだけでよいでしょう。それよりも大きくなるとゼンゴが硬くなるので、包丁で削ぎ落としましょう。

アジの処理の手順

アジの処理

①エラを根本からつまんで頭側のくっついている部分を取ります。

アジの処理

②胸ビレと一緒にちぎるように、お腹に指を入れてお腹側へ引きます。

アジの処理

③内臓も一緒に取ることができます。削除後は血合を洗い流します。

アジの処理

④大きいサイズはゼンゴを包丁で切り取りましょう。

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