山口美咲の磯釣りに熱中!「ダメだと決めつけるのはダメ。やってみないと分からないのが釣り」

山口美咲

山口美咲
やまぐちみさき

トーナメントに励みながらも、プライベートでは大物釣りに夢中。シマノ、オーナーばり、マルキユー、釣研フィールドテスター。Zeque、ルミカフィールドスタッフ。

普段釣りをしていると、思い通りにいかないことがほとんどですよね!

なんといっても相手は自然、そして生き物。ポンポン釣れるときも楽しいですが、厳しい状況の中で手にする1尾は特別なものです。

まず磯に立った瞬間に感じるその日のイメージ。

例えば激流、濁り、逆に澄み潮。あ〜今日はダメかもしれない。そんなときでもやってみると素晴らしい釣果に恵まれることもあるんです!

赤潮は怖くない

ある日のこと、以前よく通っていた高知県の宿毛市にチヌを狙いに行きました。

湾内とはいえ、太平洋に面した宿毛湾、基本的には水もきれいで魚も豊富な海なのですが……その日は驚くほどの水の濁り。濁りというか赤潮! 海全体が赤茶色く酷い状況なのです。これはまずい! しかし、岡山から宿毛へ行くには4時間ほどの道のり。せっかく来たのに釣りをしないわけにもいかず、とりあえず竿を出してみることにしたのです。

最初のうちは気持ち的にもやられてしまい、「これは釣れんやろ〜」っと開始早々諦めモードでした。
フグがたまに釣れる程度でエサも残る状況に、やはりこれだけ酷い赤潮では魚も釣れないのかなぁと、ボーっと釣りをしていました。

一見、悪状況と思える中で、量型のチヌの引きを存分に楽しみました。

そんなとき、仕掛けを入れた途端に横走りするウキ。

ん? 掛かりはしませんでしたが、何かが確実にエサを引っ張りました。まさか? すぐに仕掛けを変更。深ダナを狙うための仕掛けを、1ヒロ半ほどのタナを狙える仕掛けにしました。そしてポチャンと仕掛けを入れるとすぐに、ラインまで走る強烈なアタリ! なんと50㎝に迫る良型のチヌだったのです。まさかの浅ダナでのヒットに驚きました。

どうやら赤潮は表層だけで、また赤潮で警戒心が薄れているのか、チヌがかなり浅いところまで浮いてきていたのです。その後も同じ浅いタナで仕掛けを入れる度にチヌが連発! 52㎝を筆頭に50㎝級のチヌばかりが釣れる釣れる! こんな贅沢な釣り、なかなかできるものではありません。

最終的にはこれまでに経験したことがないほどの、最高の釣果に恵まれ、忘れられない1日となりました。今では赤潮は怖くありません(笑)。

2号ハリスでの釣り

つい最近も釣研のチヌ釣り対決企画の撮影で私はハンデを強いられました。それは、ハリス2号より落としてはいけないというもの。

チヌ狙いで使用するハリスは普段から1.2号がメイン。また食いが渋いときには1号を使うことも多い中での2号縛り。横で細ハリスを使われると、さすがに敵わないだろうと不安な気持ちで始まった勝負だったのですが……。

なんとそのときのポイントは一面に広がる藻がめちゃくちゃ邪魔をするのです! チヌを掛けると100%藻に入られ、藻抜きをしないといけない状況。

釣研ムービーの人気コーナー「ザ・対決」をお楽しみに。

こんなときの太ハリスの安心感といったら、もう無敵状態です。そしてこの日は潮もほど良く流れており、ハリスが少々太くてもチヌはバリバリ釣れます。

もちろん、もし潮の動かないような海で、魚にハリスを見切られてしまうような状況であれば厳しかったかもしれません。しかし、良いコンディションであれば、少々太いハリスでも、安心してやり取りできるほうが絶対に有利ですよね!

細いハリスはもちろんですが、少し大きめの号数を持っておくことも大事だなぁと感じた釣りでした。
そんな勝負の行方は、釣研ムービー「ザ・対決」にて、ぜひご覧ください♪

4月の山口県周防大島でのチヌ釣りだったのですが、もうそれはそれは、めちゃくちゃ釣れて楽しい対決でした。

一見ダメと思える状況でも、やってみないとわからないことって、釣りをしているとたくさんあります。
最初から諦めるのではなく、少しのきっかけや発想の転換で、状況はどんどん変えられますよ! これも釣りの面白いところです。

一見ダメと思っていても釣れるかどうかは竿を出してみなきゃわからない。
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