海の女王 キスを狙うチョイ投げ釣り

その可憐な見た目から「海の女王」とも呼ばれるキス。ファミリーフィッシングなどの簡単と言われる釣りだとサビキを思い浮かべますが、同じく人気なのが、このキスを狙うチョイ投げ釣り。

投げ釣りほど遠投の必要もなく、サーフだけでなく堤防でも狙える人気のチョイ投げ。天ぷらにするとおいしいので、ぜひ狙ってみませんか?

釣れる時期

メインとなる釣り場は堤防やサーフなど。オカッパリで狙えるという前提でいけば、おおよそ6~9月頃。早いところでは3月など春先から釣れだします。それ以外の季節は沖の深場に潜ってしまい釣りづらいため、オフシーズンと言われています。ちなみに船なら年中狙うことも可能ではありますが、ここでは言及しません。

なお浅場に寄ってくる理由は産卵のためです。そのため、おおよそ6月頃に活発に捕食するようになり、夏になるにつれ浅瀬に向かうようになります。群れも大きくなるので、爆釣することもあります。

仕掛け

キスのチョイ投げ仕掛け

ロッドはルアーロッドやコンパクトロッドで十分。リールは2500~3000番が理想。どちらも流用で十分ですし、釣具店に置いてある激安の「チョイ投げセット」のタックルでも問題ありません。道糸はナイロンの3号で100m以上巻いておけば十分。

そして投げ釣りの特徴的な仕掛けである天秤は三種類あり「固定式」、「遊動式」、「半遊動式(ジェットテンビン)」とありますが、最初は固定式が使いやすいです。

仕掛けは、市販のキス釣り用セットがあるのでこれを用意しておきましょう。ハリは2~5本ついていますが、初心者だと2本が扱いやすいですよ。サイズは基本的には7号。大型が出そうなところでは8~9号程度が良いでしょう。

エサ

キスのエサといえば虫エサが定番。アオケブやコケブが主流。どちらも大抵の釣具店に常備されています。

ただ虫に触れない人もいらっしゃいますので、そういった人は虫エサつかみを使うと良いでしょう。

それでも無理っ! という人は、ちょっと難易度が高くなりますがマルキユーの「ハイパーミニイソメ」などの人工のエサがおすすめです。

エサの付け方

上図のようにエサは口からハリを通し、ハリ先だけ少し出せば完成です。ただムシエサはそのままだと長すぎて、食いついてもハリにかからないので、5㎜から1㎝程度残して切ります。少し食いが悪いなと思ったらもう少し長く残して切りましょう。

いざ実釣!

ポイントは堤防の場合は先端や角がおすすめ。サーフは基本的にどこでも大丈夫です。

ただ、サーフ釣りは魚がいるポイントまで遠投するのが前提ですので、遠投に自信がないうちは堤防で釣りましょう。堤防の横に砂浜がある場所だと、なお良いです。

準備が出来たら仕掛けを投入。このとき必ず周囲の人の確認を忘れずに行いましょう。また投げるときは、隣の釣り人と仕掛けが交差しないよう、よく注意して投げましょう。

着水と同時にリールハンドルを少し巻いて、道糸のたるみを取ります。そして、道糸がフワッと緩むと底に着いた合図。あとはアタリを待つだけ。

アタリはプルプルという感覚が手元に伝わってきます。もし、全然アタリがないときは竿を横に引いて仕掛けをズルズルと引っ張り、そのまま竿をまっすぐに戻して、また糸のゆるみを張りなおします。こうやって少しずつ仕掛けをズラしながらヒットするゾーンを探ってアタリを待ちます。

釣果を上げるには?

釣果を上げるコツは、まずカケアガリを探す事。竿を引っ張っていると、少しだけ重くなる部分があります。これは平地から坂に入ったということで、この坂をカケアガリといいます。

このカケアガリは潮によってプランクトンが流されることによって、キスのエサがたくさんいますので、キス釣りの激アツポイントです。ここでは長めに待ってみましょう。

そして、アタリがあっても急いで巻く必要はありません。一定のスピードでゆっくり巻きましょう。すると2尾、3尾とヒットしてくることもあります。これを「追い食い」といいます。ここもチョイ投げの楽しいポイントですね。

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