シーバスをバラしてしまう 五つの原因と対策

せっかくヒットした魚も、ランディングまでいかなければ意味がありません。特にシーバスはバラしやすい魚としても有名です。掛けた魚を確実に取り込むためにも、バラしてしまう原因と対策を考えてみましょう。

フッキングが悪い

フッキングをしっかり入れたつもりでも、力がうまく伝わらず、フックが口を貫通していないケースがあります。

その原因は、まずはロッドが軟らい可能性があります。軟らかすぎると、ロッドが力を吸収してしまい、フックまでうまく力が伝わらず、しっかり刺さらない可能性が生まれます。

そして、糸フケが余分に出ていることが考えられます。糸フケが多いとロッドを立ててもラインが魚と一直線になるまでに距離があるため、タイミングがズレたりうまく力が伝わらないためフッキングが成功しないことがあります。特に、シーバスのメインラインとして多く使われているPEラインは比重が小さく、アングラーが思っている以上に糸フケが出ていることがあるので、フッキングの動作に移る前に、余分なラインを巻き取り力強くアワせてみましょう。

ちょっとフッキング甘かったかな? と思ったらもう一度入れてみよう。ただし、やりすぎには注意。

ハリ掛かりに不安があるなら、ファイト中にもう一度ロッドを強く引く「追いアワセ」をするとよいでしょう。ただし、必要以上に追いアワセをすると、口切れの原因にもなるので多くても2~3回程度に抑えましょう。

エラ洗いを防ぐには

シーバス特有の豪快なエラ洗い。写真ではド迫力なのですが、釣ってる本人はヒヤヒヤさせられます。

シーバスの場合、バラす要因で筆頭ともいえるのがエラ洗い。水面に飛び出し、口とエラブタを大きく開いて大きく首を振る、迫力あるシーンではあるのですが、非常にバラす確率が高くなる行動です。

水中でもシーバスは首を振っているのですが、水の抵抗があるため、そこまでのスピードはなく、バレるまでには至りません。しかし空中になると水抵抗がなくなりショックを吸収できず、その結果フックアウトとなってしまいます。

エラ洗いの最も有効な対策は、ロッドを寝かし、水面に近づけることでジャンプをさせないようにすることです。

ロッドを立てた状態だと、魚は水面に引っ張られているわけです。この状態に加えシーバスの泳ぐ力も加わるので高くジャンプできてしまい、シーバスにとっては、よりエラ洗いしやすい状況になってしまいます。

ロッドを寝かした場合、上にかかる力は弱まるので、ジャンプしづらくなります。

ストラクチャー対策

ストラクチャーに回り込まれるのも厄介です。最悪ラインブレイクとなり、ルアーもろとも釣果を失ってしまいます。ファイト中は相手の思う通りに泳がせないことが大切です。

特に年を重ねた魚ほど危険回避能力が高くなります。相手の思い通りにさせないために、魚の進行方向とは逆にロッドを倒し、相手の動きを制限することが基本となります。

リーダーの長さや太さにも注目しましょう。短いとPEがストラクチャーなどで擦れ、ラインブレイクの可能性を高めます。牡蠣殻など特に鋭利な障害物が多いところではフロロカーボンリーダーでも切れることもあるので、号数を太くして対応しましょう。

ラインテンションを一定にする

ラインテンションは強すぎても弱すぎてもダメです。

やり取り中にラインテンションが緩んでしまうと、シーバスが抵抗するにつれてフックが動いてしまい、外れやすくなってしまいます。そもそも魚に主導権を握らせる結果になり、エラ洗いやストラクチャーに回り込まれるなど、良いことなしです。

では強すぎる場合はなぜダメなのでしょうか。これは強引すぎるファイトにより、魚の口を裂いてしまう「口切れ」が発生してしまうからです。それに、ラインブレイクの可能性を上げてしまうことになります。PEラインは強いとはいえ、気づかないうちに摩耗していたというケースもあるので、油断は禁物です。

やり取りの際のロッドの角度や、ドラグの調整に気を付けラインテンションをある一定で保つように心がけましょう。

またやり取りが長くなると、フックの穴が広がり、抜けやすくなることがあります。これを防ぐためにも、やり取り中のラインテンションは一定に保つように心がけましょう。

ロッドが条件に合っていない

代用ロッドでも釣れるシーバスですが、釣果を伸ばしたいならやっぱり専用ロッドを用意したいですね。

ロッドの硬さや長さがフィールドに合っておらず、それが原因でシーバスを逃しているのかもしれません。

ロッドが硬すぎる場合は、シーバスの動きに追従しづらくなりテンションが抜けやすく、アタリも弾きやすいです。軟らかすぎる場合は、基本的にはバラしにくくなるのですが、フッキングが甘くなる可能性があり、相手が大物だとパワー負けして主導権を握られてしまいます。フィールドや釣れるサイズに合っているのか、もう一度確認してみましょう。

せっかく掛けた大物、逃さないようにバッチリ対策をしてみましょう!

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