
沖ノ瀬は、昔イシダイの飼い付け漁をしていた所で「一般の釣り人は釣り禁止」の看板があった。沖ノ瀬西岸の看板下は、その名ごりで付けられた名前で、イシダイは下げ潮を狙う。
看板下は海底がカケアガリになっているため、竿2〜3本投げてかけ落ちの所を狙う。水深は20m以上あり、底根が荒いせいか根掛かりが多い。5〜7月は4〜5kg級の大型が出る。
デベソは下げ潮が本命で、上げ潮の反転流が入って来るときもチャンス。足場が狭いのが難点だが、イシダイの実績は多い。
スベリは足場が高く、足下はかなりの角度で急斜面となっている。このため上物の取り込みにはヘルプが必要。イシダイは上げ潮のみで竿2本位投げて海溝を釣る。6〜7月は、朝まづめに日陰ができるのでしのぎやすい。2〜4kg級がコンスタントに上がる釣り場。イサキは初夏、マダイは春先と晩秋に数、型が狙える。