ハリのサイズに合わせたオキアミ装餌論

はるか昔はグレ用ツケエはサシアミやオキアミのSサイズが定番だったはずなのに、現在はそうではないらしい。そう考えて各社の商品を見てみると、Sサイズがあるものは一部のみとなっています。需要もあるでしょうが、捕獲基準などにも影響しているのかもしれません。

以前はハリに「合わせたサイズ」が一般的でしたが「状況に合わせて小バリ」を使う機会が増えたこともあるのでしょう。ツケエのバリエーションが重要とされる中、現場に持ち込むツケエの種類は増えています。だからツケエのサイズにハリの号数を合わせるのではなく、使用するハリの号数によってツケエをカットしたり付け方を工夫するのが現代流です。

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オキアミのサイズ

オキアミのサイズ選択には以下の理由があります。

◯ハリに付ける際、頭を取る(取らない)でサイズを決める。
◯オキアミの重量でサイズを決める(沈下速度など)。
◯エサ盗りの有無でサイズを決める(アピール度)。
◯マキエに使用するオキアミサイズに合わせる。

などです。

オキアミとハリ

自重の違うハリを数種類用意しておき、種類を変えることで沈下速度をコントロールする時代もありましたが、これだけツケエのバリエーションが増えると、ハリではなくツケエでコントロールした方が効率的です。それに、S、M、L、LLといったサイズを全て用意する人はほぼいないでしょう。

釣れる魚のサイズに合わせたハリ選びと、活性やエサ盗りに合わせたツケエ選びを基本として、釣れなければツケエをローテーションし、食いが悪ければツケエの硬さや大きさを変え、掛かりが悪ければハリのサイズを変更するという順序が最近の主流です。

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ハリのサイズ

オキアミとハリ

伊勢尼型のハリは古くから使用されており、多くの専用バリの元になった一つです。口が小さく吸い込むように捕食する魚に適した形状。グレバリの多くはこの形状で、特徴は軸径は太めで軸の長さが短いです。通常使用される号数は、口太狙いで3〜6号、尾長も視野に入れると8号まででしょう。1号や2号は店頭ではあまり見かけない号数です。逆に大きなサイズはマダイや青物狙いといったところ。磯だけではなく船釣りやルアー釣りでも使用されている号数です。

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オキアミサイズ

オキアミとハリ

釣りエサとして使用されるナンキョクオキアミの寿命は約6年。脱皮して大きく成長しますが、食料が少ないと脱皮して小さくなり難を逃れます。上記写真はよく使用される3サイズの比較。成形物ではないので、Mサイズといっても大小入り混じっていることはご存知の通り。平均的なものを選んでみました。人間のような個体差での大きさではなく、成長度合いによる大きさとなるため、LLサイズは一番大きく成長(約6㎝)した姿です。

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オキアミとハリのサイズ

ツケエとハリのマッチングとはいわれるものの、前述した通りハリよりも大きなツケエはカットして装餌すればなんとかなります。ただし切断面が身崩れしている場合はハリから外れやすくなるので注意しましょう。切断面にもこだわっている人がいて例えば……

◯ハサミできれいにカットすることにより、ハリに付けやすく外れにくくなる。
◯切断面をちぎるようにすることで、マキエのオキアミと同じような見た目になり食いが良くなる。

と、どちらも相反する意見ではありますが、両方共実績を上げているのだから試してみる価値はあります。

オキアミとハリ

上記はハリに刺した際のサイズ見本。現物だと個体差がでるのでイラストで紹介しています。想像していたよりもツケエとハリはどれもミスマッチしていないと感じないでしょうか。さすがにオキアミLLサイズと伊勢尼3号はハリが通っている部分の割合が少ないためハリ掛かりは悪そうではありますが、エサ盗りの層を突破して最後に残ったエサを食わせるという練りエサ的な使い方ができそうです。今までハリのサイズ=ツケエのサイズと考えてきた人にとっては参考になる組み合わせではないでしょうか。

オキアミの装餌法は、大半が尻尾を切って付けることを普通だと認識しているでしょう。「尻尾があると潮の流れでツケエがクルクル回る」というのが理由です。しかし、尻尾を切って装餌する際、尻尾の一つ前の節から切っている人が多いです。これはハリを刺しやすくするためと身にハリの耳を埋め込んで見えにくくするためです。逆に尻尾を切らない人もいて、ハリを埋め込む際に硬い部分があった方がハリが抜けにくいという理由です。尾羽根だけ切って硬い部分を残すと両方の効果が得られるので試してみるとよいでしょう。

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オキアミ
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