これだけはやっておきたい タックルボックス「ドカット」の基本カスタム

ドカットの定番カスタムを紹介。ちょっと手を加えるだけでさらに便利に、自分好みに進化してくれ、より楽しいフィッシングライフをサポートしてくれます。

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使用したカスタム部品と工具

リングスター ドカット

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アイネックス ケース用ゴム足 丸型 PA-021A

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タカ産業 ドカッ取手

Bitly

使用した電動ドライバー

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その他、ダイソーで以下の道具を準備しました。

  • お風呂用ボールチェーン
  • 超強力マグネット
  • 瞬間接着剤
  • 自転車用傘立て

ボルト、ナット、ネジなどの連結部品は別途用意しています。

フタに取手を付ける

最初にドカットのフタは少し開けづらいので取手をつけて開けやすくします。

タカ産業ドカッ取手(ネジ付)を取り付け。
使用例と同じ場所に取り付けます。

まず、取手を付ける予定の場所に印を付けます。取り付け位置に取手をあてがい、ペンでマークを付けておきましょう。

電動ドライバーにドリル刃をセットし、印の中心からズレないように注意して穴をあけます。穴は一気にあけるのではなく、小さいものから大きくと順を追ってドリルのサイズを変えながら行った方が心配が少なくなります。穴のサイズは、ネジと同じか少し小さめにします。

穴を開けたあとはバリが出ますので、カッターで取り除きます。

裏側からネジ止めをして、完成です。ネジやボルト、ナットの素材は海で使用するので、ステンレス素材のものを選びましょう。

取手は2個入りなので両サイドに取り付けることも可能なのですが、片開きで使用したいので、今回は片方のみを取り付けました。両開きにしたい人は、両側に取り付けましょう。

チェーンカスタムでフタ全開防止

ドカットのフタはパカッと全開になるのですが釣行時は場所をとり、何かと不便です。なので定番カスタムのチェーンを取り付けて全開を防止します。

今回はダイソーのお風呂用ボールチェーンを使用します。ボールチェーンに元々ついているカップリングはそのまま使用。ダブルリングはこのカスタムでは使いませんが、別のカスタムに使用するので保管しておきましょう。

カップリングの内径が3㎜なのでM3のボルトとナットを使用します。ボルトの長さは8㎜がちょうどよいです。

フタの中心に3㎜の穴をあけます。取手を付けたときと同じようにバリを取るのを忘れずに。

カップリングにボルトをセットしたものを取り付け、反対側からナットで止めます。

ボールチェーンをニッパーやペンチなどで必要な長さに切ります。

切ったボールチェーンからカップリングを取り外し、使う方のボールチェーンに付け直します。

チェーンを取り付ける予定の場所に穴をあけ、バリを取ります。本体のちょうど中心が良いでしょう。


金具にボルトをセットしたものを取り付け、反対側からナットで止めたら完成です。

本体側の取り付け位置がポイントです。中に取り付けてしまうと中皿を置くときにチェーンに干渉してしまうので注意しましょう。

逆に上すぎると、フタが閉まりにくくなるので注意。穴をあける前に、チェーンが邪魔にならないか確認する方がよいでしょう。

代用品でロッドスタンド

ドカット専用の竿立てはあるのですが、多くの人が行っている、ダイソーの自転車用傘ホルダーを代用します。

今回は本体の横側両サイドに取り付けようと思います。取り付ける場所は、本体の取手がロッドに干渉しないように気をつけて位置決めしましょう。

取り付ける場所が決まったら、印を付けて穴をあけバリを取ります。

穴が開いたらボルトを通し傘ホルダーをナットで取り付けて完成です。

高さが合っていないのでカッコ悪くなりましたが、使えるので良しとします。皆さんはちゃんと測ってから取り付けてくださいネ。

フタを磁石化マグネットカスタム

スプリットリングやフックがピタッと張り付く便利なフタに変身させます。ダイソーの超強力マグネットを瞬間接着剤でフタの裏から貼るだけ。お手軽で便利な改造です。

普通の瞬間接着剤では外れるか不安な人は、二液性エポキシ接着剤がおすすめです。

接着剤をフタに塗り、マグネットを置いて、固まるまで放置。簡単ですね。

こうやってフタの表側から金属を置いてもズレ落ちにくくなります。船の上でスプリットリングやフックの交換をするとき、揺れや風でポロっと落としてイライラすることもなくなります。

小物収納

こちらもマグネットカスタム同様プチカスタム。デットスペースを利用して小物を収納します。チェーンカスタムで使用しなかったダブルリングを使います。

フタの裏側のこの部分に穴を開けます。手前側に開けたほうがダブルリングを通しやすいです。

ダブルリングを付けて、カラビナをセットしたら完成。フックやラインカッターなど収納できるようになります。

滑り止め

付属の滑り止めが付いているのですが、水に濡れても取れないようにカスタムします。

シールを剥がして貼り付けます。ただシールだけでは水に濡れると剥がれるのでボルトで留めましょう。

写真では通常のボルト、ナットを使っていますが、ステンレスの皿ネジを使って、内側から留めれば、内側の突起が少しで済みますので、突起が気になる方は試してみましょう。

本体裏の凹んでいるところにセットするので、滑り止めを購入する際は厚みに注意してください。

最後に

いかがでしたでしょうか? 比較的簡単にタックルボックスをカスタムすることができました。女性でも簡単にできるので、興味がある人はやってみてはいかがでしょう。

ただしタックルボックスに穴を開けると水が浸入することもありますので、気になる方は内側からグルーボンドや二液性エポキシ接着剤でコーティングするとよいでしょう。

さらにオリジナリティをもたせるために、ステッカーを貼るのも良いでしょう。釣ファンストアでドカット向けのステッカーを販売中ですので、ぜひご購入を検討してみてはいかがでしょうか?

その他にも市販品では、ドカットレールシステム、つりピタ/レールシステム、つりピタ/ビス固定タイプ、BMOフィッシングギア/ツールボックス用などもあります。

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