トリプルエイトノットは、結束強度こそFGノットと比べて落ちるものの、手早く、慣れれば簡単にリーダーとメインラインを結べるお手軽ノットです。
基本的にはライトゲームで活躍する結び方ですが、簡単に組めるので時合を逃したくないタイミングなど他の釣りでも活躍します。ぜひ結び方を覚えましょう。
トリプルエイトノットのやり方

手順1:リーダーとメインラインをそれぞれ写真のように重ねます。

手順2:上の写真のように輪っかを作り、輪の中に人差し指を入れます。反対の手は糸が重なっているところをつまんでおきましょう。

手順3:輪っかをクルクルクルと3回ねじります。

手順4:人差し指を入れた輪に親指を入れて広げます。そしてメインラインの本線側とリーダーの端糸を小指で持ちます。

手順5:リーダーの本線側と、メインラインの端糸を、人差し指と親指でつまみます。

手順6:そのまま輪を潜らせて抜き出します。

手順7:形を整えながらゆっくり締め上げます。このとき、結び目を唾液で湿らせておくと、摩擦熱でラインが弱らず、より切れにくい結び目になります。

しっかりと引き締めて完成。あとは本線とリーダーの端糸をラインカッターで少しだけ残して切りましょう。
失敗例

よくある失敗が、上の写真のように団子状になること。これは形を整えず、両方のラインをギュッと結びつけようとするとこの形になってしまいます。
ラインをゆっくり締め込んでいけば、きれいな結び目になるはずです。
慣れてくれば10秒程度で結べる非常にお手軽な結束方法です。ぜひ覚えてみましょう。
仕掛けづくりに欠かせないラインカッター
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