タチウオ狙いに欠かせない! ワインド釣法

タチウオ狙いのルアーゲームで、もはや欠かせない戦術となっているワインド釣法。専用のワームやジグヘッドがあり、この釣りを覚えればタチウオの釣果は確実にアップします。ワインド釣法のコツを解説していきましょう。

スポンサーリンク

通常のアクションとワインド釣法

この釣法を使う一番のメリットは、アピール力の高さ。ルアーを左右に振って寄せていくダートアクションは、タチウオだけでなく、根魚やシーバス、青物などのフィッシュイーターをはじめ、アジやメバルなどライト系攻略にも取り入れられるなど、多くの魚に有効とされています。

タチウオはフィッシュイーターなので、逃げ惑うベイトの動きに好反応し、ダートするルアーを競うように追いかけるため、群れ全体の活性も上がります。

タチウオは夕方〜夜にかけて岸近くに寄ってくる。基本的にはベイトが寄りやすい常夜灯周りがポイントですが、群れで頻繁に移動するので、居場所は一定ではありません。

ワインド釣法の仕方

単調に見えるダートアクションも、水中から見ると複雑になる。

ワインド釣法はリズムが大切。基本的には1秒に2回程度のテンポでロッドをシャクり、左右にアクションさせます。その2回をワンセットとして、リールハンドルを約1回転巻き取ります。

上から見るとダートアクションは左右水平にだけ動いているように見えますが、実際にはフォールも加わった複雑な動きとなっています。水中から見上げる魚たちはその複雑な動きを見ているので、逃げ惑うベイトフィッシュに見えるわけです。

最初からうまくできる人はまずいないので、動きを覚えるため、ルアーをよく確認できる距離だけキャストして、リズミカルにアクションできているかチェックしてみましょう。

ワインド釣法の強弱

ある程度基本を覚えたら、ルアーの動きに変化を付けてみましょう。ダートさせるテンポを調整していくと、ダート幅を調整できるようになります。

ダート幅が狭ければアピール力が弱くなり、広ければアピール力は強力になります。「では、ダート幅をとにかく広くすればよいのか」といわれれば、答えはNOです。なぜなら動きが激しくなった結果、魚のミスバイトが増えるからです。

アクションの強弱をつけられると、釣りづらい時間帯も釣果を期待できます。

タチウオの場合、低活性なデイゲームなどはアピール力を高めの広いダートがよいでしょう。まずは捕食スイッチを入れさせるのが大事です。ミスバイトも増えますが、食い損ねたタチウオは、今度こそ食べようとして、さらにスイッチが入ります。その様子に群れも反応するので釣果が期待できるのです。

まづめ時などの高活性時は、ミスバイトを極力減らすためにダート幅を短く攻めましょう。アピール力は低くなりますが、そもそも活性が高いなら問題ありません。

まづめ時やナイトゲームは、ルアー自体の視認性を確保した方がよいので、ケミホタルなどの発光体を使いましょう。タチウオはこの光に好反応するので、大きな釣果が期待できます。

タイトルとURLをコピーしました