目指せロックショアデビュー! 渡船利用の手順

沖磯でロックショアを楽しむためには渡船を利用する必要があります。

しかし、はじめてのときは右も左も分からず緊張するものです。スムーズに渡船を利用するために、基本の流れと注意事項を知っておきましょう。

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まずは予約をしよう

まずは利用する渡船を決めましょう。ネットで検索するなら「渡船」や「瀬渡し」、さらにエリアを入力すれば、行きたい場所の渡船が出てくるはずです。

また、地方の釣り雑誌などにも情報が掲載されているので参考にするとよいでしょう。

利用する船が決まったら、電話で予約を入れましょう。

利用する日、人数、ルアーであることを伝えるとよいでしょう。そして出船前日に出船の有無と出船時間の確認をすることを忘れずに。

ちなみに船長の朝は早いので午後7時以降の電話は避けるようにししましょう。

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当日に現地へ行く

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当日は最低でも出船時間の1時間前には現地入りしておきましょう。港湾部は奥深いところもあって見つけにくく、地図やナビでも迷うこともあります。

また天候や客の状況によっては出船時間が変わることもあるので認識しておきましょう。

渡船の出船時間は地域や船宿によってさまざまですが、午前3〜夜明け出船というところが多いです。暗い内に磯へ渡ることができれば朝まづめのチャンスタイムを存分に楽しめるます。

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乗船名簿に必要事項を必ず記載しましょう。

ほとんどの場合、船に乗るには乗船名簿の記載が必要となります。

これは船に乗った人が間違いなく全員港へ戻ったかということや、万が一不明者が出た場合にはその身元を確認するためのものなので必ず記載しましょう。

乗船名簿は船の中で記入する場合もありますが、船宿で済ませておくこともあります。必要事項を記入して、ルアーであることを追記しておきましょう。

出船準備

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皆で協力してリレー形式で荷物を積み込む場合が多いです。

出船時間がきたら荷物を船に積み込みますが、乗船者全員でリレー形式に積み込むことが多いです。他の人がどうしているか、よく観察してそれに習うとよいでしょう。

荷物を積み込むときに注意点があります。それは「ロッドは必ずロッドケースに入れる」ということです。裸のタックルを持ち込んでいるルアーマンも見掛けますが、これはマナー違反にあたります。

前記したように荷物は全員で積み渡しすることが多く、乗船者が多い場合は荷物は積み重ねていきます。裸のタックルは扱いに困るのです。

タックルを自分で持って船室内へ入るのも他の人の邪魔になってしまいます。「ルアーマン=マナーが悪い」と思われないようにここは気を付けたいところです。

また、タックルボックスやタックルバックの蓋は必ずきちんと閉めておきましょう。

ファスナーが併用されているものは必ず閉めて持ち手を束ねられるものは束ねておきます。荷物の受け渡し時に中身がこぼれ落ちる、などということがないようにしなければなりません。

磯へ渡る

出船後、船は順々に釣り人を磯へと下ろしていいきます。名前が呼ばれたら自分たちの番です。荷物を船首に集めスタンバイしておきましょう。

ライトが点灯して船が瀬に着けられる「瀬着け」の際にはキャビンで操船している船長の視界を遮らないようにしなければなりません。船の先頭では左側に寄ってしゃがんで待機しましょう。

船長の合図があるまでむやみに立ったり動いてはいけません。また、瀬着けの際には衝撃が発生する場合もあるので、手すりなどをしっかりと掴んでおきましょう。

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ホースヘッドが磯にしっかりと付けられた状態。このときに船から磯へと渡ります。

船長の合図があったら磯に渡ります(合図はない場合もある。このときはホースヘッドがしっかりと瀬に着けられ船が動いていないことを確認して渡る)。

注意事項は「磯と船を渡るときは基本的に荷物を持たない」ということです。

1人が素早く磯へ渡り、もう1人が船から荷物を渡すというふうにします。また、他の乗船者が手伝ってくれることも多いので、周りの指示に従うとよいでしょう。

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船にいる人と磯に渡る人に分かれて荷物を受け渡しします。

そしてこのとき「磯と船をまたいだ状態で立たない」ことが重要です。波の影響などで船が離れることもあります。

そのようなときに落水したり船と瀬に挟まれたりする原因となってしまうのでくれぐれも注意しましょう。

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船と磯をまたいで立つのは非常に危険なので、絶対にやめましょう。

磯へ渡ったら、「荷物はすぐに高い場所へ移動」しましょう。波を被って持って行かれることもあるし、潮位が上がったら、今いる場所が沈むこともあります。

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荷物はなるべく高いところへと運びます。

そこまで済んだらとりあえず一息ついて大丈夫です。ゆっくりとタックルの準備をしましょう。

釣りを楽しむ

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海に背を向けて作業をするのは危険です。

磯の上では基本的に海に背を向けないようにします。常に海の方を向いて、海の状態を確認しながら全てを進めます。

万が一高波などが発生しても、事前に分かっていれば、それなりに対応が可能となるからです。

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準備が済んだら思い切り釣りを楽しみましょう。

周りが明るくなってきたら釣りを開始。存分に磯の雰囲気を味わいましょう。

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途中で渡船が見回りにくるところもあります。

陽が上り、しばらくすると船が見回りにやってくることがあります。このときに他の磯へ替われる「瀬替わり」の制度を採用しているところもあります。

船長から瀬替わりするか聞かれたらそのときの状況を見極めて決めましょう。瀬替わりのときはタックルは裸のままで問題ありません。

回収してもらい帰港

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回収時には荷物は最初に船を着けたところにまとめておきます。

回収の時間が迫ってきたら30分前には荷物を船を着けた場所にまとめておきましょう。船は他の客を順番に回収してくるので、時間は前後することもあります。

磯と言わずどこでも当たり前のことですが、出したゴミなどは必ず自分たちで持ち帰ることを徹底しましょう。いつまでも釣りが楽しめるように自然に敬意を払い、決して汚さないようにしましょう。

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港についたら積み込みと同じ要領で、荷物を積み下ろしていいきます。

船が到着したら荷物を積む要領は行きと同じです。港に着いたら同じように荷物を降ろしてから料金を支払えば終了。このときにおやつや食事を出してくれるところもあります。

他のアングラーと情報交換しながら釣り話に花を咲かせるのもよいでしょう。楽しい時間を過ごしたら後は安全運転で帰路に着くだけです。

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