これでわかる! スナップの選び方

ルアーフィッシングにおいてスナップは、なくてはならない存在になっています。スナップがなければ結び直しも大変ですし、何よりどんどんリーダーが短くなってくるのでもったいないです。

スナップといってもメーカーによる違いはもちろん、大きさ、形状、強度など多くの要素があり、どれを選べばいいかも迷ってしまいます。

そこで、スナップ選びの基本的なコツを解説します。

スポンサーリンク

スナップの利点

スナップの利点

ルアーフィッシングでスナップを使う理由は主に二つです。

①ルアーの交換を素早く行いたい。
②アイに遊びを設けることでルアーの動きを良くしたい。

バスフィッシングはもちろん、シーバス、フラットフィッシュ、ジギングとありとあらゆるルアーフィッシングでルアーは多様化しています。

そのため、状況にあわせたルアーチョイスは重要。ルアー交換中にもたもた結び直していて時合を逃したとなっては元も子もありません。

スナップの利点

また、大抵のルアーはアイとラインに遊びをもたせることで、より自由に動かすことができます。

アイに最初スプリットリングがついてることがあると思いますが、これはスナップを使う前提でルアーが作られているため。

スプリットリングに結ぶことでスナップにつなげたときと同じようなアクションを行うことができますが、やはり交換が面倒。

そんなに高い買い物でもないので早めにスナップに交換してしまったほうがよいでしょう。

フリーノット
スナップを忘れた場合フリーノットという結び方を使えばスナップをつけた場合糸同じ感覚でルアーをアクションさせることができます。

スナップの形状

スナップの形状はメーカーの細かい違いなどはありますが、大枠で分けるとクイックスナップ、クロスロックスナップ、ライトゲーム用スナップがあります。

クイックスナップ

クイックスナップ

1番ポピュラーなスナップの形状です。開閉も楽で重量も軽いため、ルアーの動きの妨げになりにくいのが利点。

数多くのルアーゲームで多用されており、スナップと聞くとまずこれを思い浮かべるアングラーも多いのでは無いでしょうか。

欠点はやや強度が劣る点。大抵のシチュエーションなら耐えれますが、予想外の大物とファイトしたときは、スナップが伸びてしまい、バレてしまうというトラブルもあります。

剛力スナップ
オーナー(OWNER)
¥231(2023/05/28 04:25時点)
ランカーシーバス・湾岸青物・世界の怪魚も想定。モンスタークラスにも対応。

クロスロックスナップ

クロスロックスナップ

クイックスナップより太軸でメーター級のシーバスやヒラマサ、ブリなどに対しても問題なくやり取りができる強度が特徴。

ただ、スナップの構造上、一部のルアーにはつけられない場合もあるので注意を。

SWスナップクロスロックフィンガーフィット
ダイワ(DAIWA)
¥308(2023/05/28 06:49時点)
開閉部分にクボミを付けたので、指先にしっかりハマって開閉しやすいクロスロックスナップ。

ライトゲーム用スナップ

ライトゲーム用のスナップ

アジングやメバリング用に作られたスナップ。小さなアイにもつけやすく、ある程度アタリ感度が失われにくい構造になっています。

欠点はアジやメバルを狙う前提なので強度が低いことです。

ラクリップ
ティクト(TICT)
¥777(2023/05/28 04:25時点)
小さめのフォルムで魚に違和感を与えない。ナイトゲームでも指先の感覚だけで着脱しやすく、釣り場状況の変化に応じて素早い交換が可能。

サイズの選び方

オーナー耐力スナップのサイズ表
オーナー「耐力スナップ」より引用

スナップのサイズはルアーサイズにあわせて選びます。おおよその目安は以下のとおりです。

12〜16㎝のルアー:#1〜#2のスナップ
10〜12㎝のルアー:#1のスナップ
8〜9㎝のルアー:#0〜#00のスナップ

メーカーによって若干の誤差もありますので、色々使ってみて好みのスナップをチョイスしてみましょう。

スナップを使わないパターンもある?

アジング

非常に便利なスナップというアイテムですが、使わないパターンもあります。

例えばアジングなどのアタリ感度が重視される釣りの場合。ジグヘッドとラインの間に物理的な要素が加わるので感度が落ちるのでは? という考えです。

この点に関してはライトゲーム専用のスナップを使えばある程度抑えられますが、心配なら直結びのほうがよいでしょう。また、ジグヘッドとスナップがこすれる音が気になるという意見もあります。

スプリットリング

さらにもう一つスナップを使わないパターンがあります。それはオフショアジギングでの大物狙い。

これは単純に強度が問題。そのためスナップを使うよりはそれより強度の高いスプリットリングを使うという考え方です。

明確な答えがあるわけではないので、利点と弱点をよく考えて選ぶとよいでしょう。

他にはこんな記事が読まれています
タイトルとURLをコピーしました