マダコシーズンに知っておきたい タコエギ使いの基本と釣り方 必要なタックル

食べて美味しいマダコは、お土産としても非常に喜ばれるターゲット。身近な場所で狙うことができるので、近年は人気が急上昇している。

マダコの好期は初夏から盛夏で、シーズン後半に釣れる方が型が良い。産卵を意識したこの時期のマダコは活発にエサを取り、ルアーへの反応も良好。

釣れる確率が高い時間帯は朝夕のまづめ時だが、日中でも夜でもアタリはある。

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タコの狙い方とタックル

タコエギ

タコエギやタコジグ、タコテンヤを使ったゲームはオクトパッシングと呼ばれ、ルアー感覚で手軽に楽しむことができる。中でも1番人気はタコエギ。

アオリイカ狙いのエギとタコエギは形こそ似ているが、シャクリやフォールで誘うアオリイカ用のエギとは違い、タコエギは海底付近を重点的に攻めるため、カンナが上向きにセットされている。

タコエギならではの使い方は、20~30号程度のオモリと組み合わせて足元に沈めるパターン。

タコエギ

狙うのは堤防の壁際から基礎石周りで、操作方法はいわゆるリフト&フォール。ロッドの先端を優しく上下させることで海底を叩くように誘うと、その周辺に潜んでいるタコがタコエギを抱きにくる。

違和感を覚えたら竿先で聞き、生命反応があれば一気にリールをゴリ巻きして海底からタコを引き剥がす。このようにオクトパッシングはパワー勝負の釣りで、使用するリールは堅牢で、ドラグの性能が高いベイトリールが有利。

足元狙いのオクトパッシングは初心者にも決して難しくない釣りだが、同じ場所を叩き続けてもアタリは得られないので、ロッドを上下させながら堤防を歩いて回る。歩いた距離だけ釣果が上がる。

取り込みは小型なら抜き上げ、1㎏を超えるような良型はタモで掬って確実にキャッチしよう。

タコエギが根掛かりしたときの対処法

タコエギ

敷石周りを狙うと根掛かりが頻発する。もし外れなかったら、立ち位置を変えて引っ張る方向を変えてみよう。これだけでも高い確率で回収できる。

ある程度引っ張ってみても取れそうにない場合は。力ずくで回収するしかなくなる。

ガッチリと根掛かってしまいラインを切らざるを得ない場合に備えて、イシダイ釣りなどに用いられるラインブレイカー(ラインを巻きつける樹脂製のリング)を準備しておきたい。

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アピール度アップの工夫をしよう

タコエギ

マダコは基本的にアピール度の高いルアーを好み、タコエギをダブルでセットした仕掛けにも果敢にアタックしてくる。

タコエギのチューンアップには、キラキラと輝くティンセルや金属製のブレードなどが用いられる。

漁業権に注意しよう

オクトパッシングにおいて注意しなければならないのは、日本全国の広範囲にわたるエリアに漁業権が設定されているということ。

禁止されている場所でタコを捕獲すると罰則が適用されるので、この釣りに挑戦する前に地域の事情に精通した釣具店で情報を得るようにしよう。

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