海底に忍ぶヒラメを見つけ出す方法

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まるで忍者のように海底に擬態し、エサを捕食するヒラメ。砂泥底であれば堤防や磯にも潜んでいる可能性もあり、割と身近にいる高級魚です。

そんなヒラメがどこにいるのか。ヒラメの生態から順番に見ていきましょう。

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ヒラメの生態

堤防のヒラメ
底が砂泥なら湾内にも現れるヒラメ。

ヒラメはカレイ目ヒラメ科ヒラメ属の魚の総称で、俗に「左ヒラメ、右カレイ」というように、左側に向けたときに目が上に付いています。

カレイに比べて口と歯が大きく、側偏型で楕円形の魚です。

ヒラメが陸から釣れ始めるのはおよそ4月頃。いわゆる花見ビラメのシーズンから秋の終わりまでショアから狙えます。

特に春から初夏は繁殖期となります。適水温は12〜25℃で、ベストシーズンは春と秋です。

冬のヒラメは地域差がありますが、陸からではまず釣果が望めない季節となります。それは水深100m程度の水温変化が少ない沖合に移動するからとされています。

なお、船や一部地域を含めれば冬でも釣れて、この時期は脂が乗って美味しいです。

離岸流

ヒラメは直径1㎜前後の卵から生まれ、この段階では普通の魚と同じく左右対称の目をしており、成長するに連れてだんだん我々の知るヒラメに変化していきます。

あまり群れで回遊するタイプではなく、まばらに生息します。回遊する回数も少ないのでラン&ガンで広く探る必要があります。

1年間でおよそ30㎝程度まで成長するとされています。いわゆるソゲサイズですね。まだまだ若いためルアーへ積極的にアタックしてきます。

それから3年で40〜50㎝、5年も経てば60〜70㎝。最終的には1mクラスの立派な座布団へと成長します。メスはオスより成長が早く、大型になります。

夜行性の肉食魚とされており、どちらかといえば夜間のほうが積極的に捕食活動をおこなうことが判明しています。ただ昼間も釣れるため完全な夜行性とはいえません。

サーフ

砂泥底が生息域ということはサーフがメインフィールドになることは必然です。

しかしサーフといっても釣り場は広大。立木や飛び出した岩、ゴミ、堤防の角などの分かりやすいポイントが少ないです。

じゃあ片っ端からサーフにルアーを投げ込むしかないのかといえば、それも日が暮れそうです。投げ釣りなら待ち時間もあるからなお辛い。せめてヒントがほしいものです。

ヒラメがテリトリーを築きやすいエリアを探す

ヒラメ

ヒラメはエサを待ち構えて捕食する魚です。ベイトを追いかけるために泳ぐことはあっても、青物のように追い回すことはない省エネな魚です。

またヒラメは縄張りを持つ魚であることが研究でわかっています。ただ、回遊はするようで、回遊してはテリトリーを作ることを繰り返しています。

つまりテリトリーを探すことが重要で、そのためにはテリトリーをより作りやすい場所を知ることが大切となります。

その定番となるのが離岸流。これは同じサーフでも沖に向かって潮が流れる場所のことを指します。

サーフが熱い

離岸流の見つけ方ですが、まずは砂を見てみましょう。離岸流は砂を巻き込みながら沖に流れるため、他の所よりも砂の量が少なく、足元から水深が深くなります。

他にもゴミが溜まりやすいポイントも離岸流がある可能性が高いです。また、沖に流れる潮ということは、その分白波が立ちにくいのも特徴です。

サーフが熱い

河口もまた、ヒラメの定番スポットです。川から流れ出したプランクトンが多くのベイトフィッシュを集め、そんな魚をヒラメが待ち構えているのです。

ヒラメはカケアガリ付近に潜み、ベイトを捕食することが多いので、カケアガリを見つけることが非常に重要になります。

波が立つ場所にはカケアガリ、もしくは岩などの障害物がありますのでヒラメがいる可能性が高いです。積極的に狙いましょう。

カケアガリ周辺で仕掛けを止めたり、ラインを送り出すのも効果的でしょう。

底潮が動いているところを探す

ヒラメは底潮をチェックすべし

ほとんどの魚に言えることですが、潮が動いている方が暮らしやすく、ヒラメも例外ではありません。

理由はさまざまですが、エラ呼吸がしやすい、食物連鎖が起きやすかったりするためです。

ヒラメも同じと前述しましたが、実はここが騙されやすいポイント。

我々の目に見える潮通しはあくまで表層から見たものでしかなく、他の魚からすれば暮らしやすくても底の潮は全く動いておらず、いい環境ではないことは多々あります。

サーフが熱い

これは離岸流でも同じこと。離岸流を見つけても上潮だけが動いていて底潮が動いていないということはありえます。

実際にルアーを通して見ないと底潮の状況はわからないので、ルアーの引き抵抗に注意しながら探ることが大切です。

もし、底潮の判断がつけづらいなら河口付近を攻めるとよいでしょう。河口なら常に川から水が流れてくるので底潮も動いているケースが多いです。

ついでに、ビギナーは底潮が動いている状態の引き抵抗の違いがイメージしやすいため、そういう意味でもおすすめです。

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