ヤリイカをエギングで狙う方法

ヤリイカ釣りといえば、エサ巻きテーラーやエサ巻きスッテを使うウキ釣りが基本となりますが、エギングでも狙えます。

エギングはエサの準備が必要なく、タックルも仕掛けもシンプルです。ちょっとだけ狙ってみたいというときも手軽に楽しめるのがメリットだといえます。

またテーラー仕掛けのサブタックルとして準備するのもよいでしょう。もちろんエギングだけで狙ってもそれなりの釣果は得られます。

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普段のエギングタックルでOK

普段アオリイカ狙いで使っているタックルでヤリイカも狙えます。

ロッドやリール、ラインはアオリイカ狙いとまったく同じもので問題ありません。普段アオリイカを狙っているアングラーは、この時期だけヤリイカをターゲットにすることもあります。

群れで入ってきた生物はエサを奪い合う傾向にあります。また3月ごろのヤリイカは産卵期を控えて接岸してくるので荒食いの時期となっています。エギは目立つように大きめの3.5号をチョイスするとよいでしょう。

自然なフォールがキモ

ヤリイカ狙いのエギングでアオリイカとの違いは、あまり激しくシャクる必要がないということです。

群れが入ってこないと釣れる確率は低いので、入ってきたときにエギの存在に気付かせることさえできればよいのです。

基本の狙い方。フォールを長くとるイメージで誘っていきましょう。


誘い方は、ボトムタッチさせた後(ボトムタッチはしなくても構いませんが、させた方がエギがどのレンジにあるのかが分かりやすい)、ロッドを2〜3回煽りラインを張らず、緩めずの状態でゆっくりとエギをフォールさせていくことを繰り返します。

イカはほとんどフォールでアタってくるので、自然なフォールをいかに演出できるかがキモとなります。

ラインでアタリをとる

デイゲームでは、ラインの変化でアタリをとると分かりやすいです。

デイゲームの場合、アタリはロッドのティップよりもラインの動きで判断したほうがよいでしょう。そのために張らず緩めずの状態をキープしておくことが重要となります。

ラインが急に張ったり、緩んだときは迷わずアワセを入れます。

しかし、ナイトゲームで常夜灯などの光がないようなシチュエーションでは、ラインが見えないのでアタリを取るのが難しくなります。

そのような状況下ではラインにテンションを掛けてテンションフォールでアピールしていくとアタリが取りやすくなります。

水深がある場所の場合は、ボトム中心で探っていくのではなく、シャクリとフォールを繰り返しながら少しずつレンジを上げて幅広く探っていった方が効率が良いようです。

エサ乗せタイプのエギ。上面がフラットになっていて、身エサを乗せたら針金などで巻いて固定します。

エギは普通のものでももちろん釣れますが、鶏のササミなどの身エサを併用するエサ乗せタイプも実績が高く人気もあります。

ルアーフィッシングとしては邪道ともいえますが、アミノ酸効果で一度抱いたエギを離しにくくなるので釣果アップが期待できます。

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「S」とはSlow、Showの意味。ゆっくりフォールさせてエギをイカに見せつける。
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