
フィールドレポーター
shin
ライトソルトゲームを中心に仕事終わりには海へ向かうことが日課のミドルシニア。
腕の腱鞘炎を押して今日も釣りに行く。
アジのサイズアップを期待
選択したポイントは常夜灯の効いている漁港で、到着して上げ3分といったところからスタートします。さて、どうなることやら。
海を見てみるとすこし濁りがあり、ベイトも特には確認できません。まあ、潮位も上がってくることだしとりあえず投げてみましょう。
秋になりアジのサイズも少し良くなってきているので、ラインはエステル0.3号、リーダー0.8号を選択します。リールはシマノのスピニングリール1000番、ロッドがエバーグリーン/スペリオル SPRS-63SL-S。ジグヘッドはodz/レンジクロスヘッドとラッシュヘッド、ワームは34/キメラベイト、reins/アジリンガーProを状況で使い分けていきます。

まずはレンジクロスヘッド1.5gで様子を見ていきましょう。1投目キャストしてテンションフォールでアジを探してみます。ボトムに着くまで反応はありません。
次に、キャストして今度はフリーでボトムまで沈めてみます。このときにラインの出ていくスピードを注視しておきます。しかし何事もなくボトムに到着。そこから2、3巻きしてレンジキープして探っていきます。
通常は海水面からカウントダウンして探りたいレンジをキープして釣りを始めるのですが、目視の感じで上の層よりもボトム付近の方が有力な気がしたので海中を二分割してまずは下半分を探ります。
アタリはあるがノーキャッチ

立ち位置から3m先でコツコツとアタリが出ますがフッキングまでは至りません。もう一度チャレンジ。またもアタリは出ますがハリ掛かりしません。
アジの吸い込みが弱い感じがします。しかし、そこにアジが居ることが分かったので、少しジグヘッドを軽くしてみます。レンジクロスヘッドを1.3gに落として同じアプローチをしてみます。 うーん、アタリはあるが釣れてくれません。
少し離れたところの竿は曲がっているのに、僕の立ち位置では釣れない。
潮の流れ方が違うのか? 沖からの流れ込みによってアジの着き場が違うのだろうと考え、移動も考慮しつつ潮の流れ方を確認していきます。さて、どうするか。
ジグヘッドを2gに変更して沖めにキャストし、釣れるであろうポイントにリグを投入… 沈黙。
今の立ち位置からは沖の流れにリグが到達しないようです。
どうやら、ここはアジが少ないことも分かったので移動を決意します。
やはり潮。変化や重さを意識して居場所を探る
車で数分移動して、常夜灯のないポイントへ。ここは手前がカケアガリになっていて、沖にはシモリが点在するポイント。ここでダメなら大きく移動することも考慮しながらスタート。カケアガリ周辺の地形変化に対応するためラッシュヘッド1.3gに変更します。
キャストして中層付近を探っていきます。「コツっ」というアタリとともに、まあまあの引き。良かった、アジはいました。潮がちょっと変化しているところに着いているようです。少し体高のあるアジでした。
すかさず、もう1投したもののアタリなし。あれ、アジどこいった?
数m離れた友人のところではアジが釣れている。友人いわく、潮は効いているとのこと。
僕の前はそんなに効いていない。断りを入れて友人のキャスト方向にリグをキャストすると、明らかに潮の重さが違う。緩やかな流れが、地形によって海の中でアジの着く場所を形成しているようです。
広角にキャストして潮目を探していきます。時間とともに潮の流れに変化があるので楽しいのですが、疲れもします。
表層を攻めて良型確保!
満潮近くになり、アタリが減ってきました。今まで潮位が低く、見向きもしなかった所にも水が入ってきています。試しにシャローエリアもチェック。リグが浮き上がるのを少し抑えるためにラッシュヘッド1.5gに変更して表層をリトリーブで攻めてみると、「ガッ」というアタリがあり一瞬シーバスかと思ったがエラ洗いもないので、アジ確定。

良いサイズが居てくれました。数尾釣って、確認もできたので終了。

今回は1尾目を見つけるのに時間はかかりましたが、秋も深まってくると良い群れも入ってくると思われるので今後に期待しつつ帰路につきます。気が付けば6時間釣りっぱなしでした。
アジングに限らず、釣行は安全に気をつけて釣行エリアの環境美化、騒音等に注意して楽しんでいきましょう。
