タイラバのシーズンは春から秋までと長く続きますが、時期によって狙う深さが違ってくるため、ヘッドの重さ選びが気になるところ。
2022年にダイソーからタイラバセットが330円で発売されましたが、100円にこだわっているセリア(Seria)からも無垢の鉛が発売されました。
セリア タイラバ用鉛ヘッド30g・40g

30gと40gがあり、100円で2個入りです。
・セリア タイラバ用鉛ヘッド30g JAN:4978446029908
サイズ/約15×18.5㎜穴径4㎜弱
・セリア タイラバ用鉛ヘッド40g JAN:4978446029915
サイズ/約15×20㎜穴径4㎜弱
・発売元:株式会社まるき



袋の中にさらに内袋が入った状態で梱包されていました。鋳造時のバリはニッパーでカットしたような状態になっています。
ヘッドの側面にはg数が刻印(片面)されているので、すぐに分かります。
精度は大丈夫?
重さを計ってみました。


いまどき大きく違うようなことはないでしょうが、重量はバッチリ。鉛でこの精度なので信頼して使えます。


ライン用の穴は、直径3㎜くらい。バリや角もあまりなく、そのままでも使えそうです。心配ならパイプなどを入れ、接着剤で固定して使うとよいでしょう。
実際にユニットを装着した様子は後ほど。
セリア タイラバ用偏光ミラーアイシール
同時に発売されたであろう、目玉シールてきなもの。


・セリア タイラバ用偏光ミラーアイシール JAN:4978446028703
・発売元:株式会社まるき
サイズと枚数は、10㎜/12枚と12㎜/10枚が1シート。
「耐水」と書いてあり、耐久性が期待できそうです。材質は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、アクリル(本体)となっており、のりはアクリル系粘着剤となっています。
使用方法は
①ハリたい部分の汚れやホコリをきれいに拭き取ってください。
②ゆっくり押さえながら貼り付けてください。
となっています。貼り付ける部分が汚れていたり、手の脂が付いていたりするとあまり良くありませんが、よく拭き取って貼れば大丈夫でしょう。心配なら、パーツクリーナーなどで脱脂してから貼るとよいです。
ヘッドにシールを貼ってみる

手で剥がすこともできますが、カッターナイフを使った方が失敗は少なくすぐに剥がすことができるし、ヘッドに貼る際にも簡単でおすすめです。


慎重に貼りましたが、少しはみ出すサイズのようです。どちらも10㎜を貼った方がしっくりきそうでした。でも、すぐに剥がれてしまうような様子ではないので、通常使用には大丈夫そうです。
不安なら、マニキュアなどでコーティングしてもよさそうですが、溶剤が強いと溶ける恐れがありますので注意。
サイズが気になるなら、ポンチでリサイズするとよいかも。
シールは偏光タイプ
シールの見た目は赤金に見えますが、傾けてみると不思議、色が変わります。




赤金、金、緑金に色が変わって見えます。見る角度と光の角度で色が変わって見えるようです。海中ではタイラバで揺れてキラキラしそうですね。
アシストラインを通してみる

アシストのみ通してみました。穴径が大きいため、スムーズな糸通りです。擦れて切れるというような不安はありませんでした。

これくらい余裕があります。
心配なら、パイプを通しておけば大丈夫です。

3㎜のパイプを通してみたら少し緩かったので瞬間接着剤で固定しました。これには試していませんが、多くのタイラバでは3.8㎜のパイプが合います。
硬質径パイプの代用なら、セリアのお菓子作りコーナーなどにある「ロリポップスティック」でも代用可能です。
ダイソーでも、よく釣れる!釣具シリーズにシリコーンチューブが売られていますが、外径5㎜と少し太いものです。
ユニット装着とカスタマイズ

いかがでしょうか。様になっていると思いますよ。
通常売られているタイラバのほとんどは、塗装されたカラフルなものが多いですが、無塗装(無垢)のまま使う人もいます。
ユニットはダイソーで購入してもよさそうですね。
無垢で使う場合、キラキラではなく鉛が少し酸化した光らないねずみ色になったものが良いらしいです。使っていればすぐにねずみ色になりますが。

問題は、40gと30gしかないこと。夏や秋などのシャローゲームではよいですが、春や冬のディープエリアでは重量が足りません。
なんとか写真のように連結して使えれば面白そうなんですが、まだ試していませんので、実釣できたらご紹介します。