ルアーの飛距離を延ばす利点とルアーを遠くへ飛ばすワザ

自分が投じるルアーの飛距離に満足していますか? 少しでも飛距離を延ばしたいのなら見直すべきポイントがあるはず。基本的なことと、最後に上級者向けの小技も解説します。

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飛距離を延ばすと得られる利点

ルアー釣りにおいて飛距離を求めるアングラーは多いです。ものすごく基本的なことではありますが、少しおさらいしてみましょう。

手前に落とした方が釣れるというパターンもありますし、下記の記事では飛距離がない方がむしろ釣れるパターンもあると解説しています。

ただ、ルアーが遠くへ飛んだほうが有利なのは間違いありません。基本的に遠くへ飛ぶほど釣れると考えて大丈夫です。遠くにいる魚へルアーを届けられるし、遠くへ飛ばすことで長くアピールしている時間が増え、釣れる確率が上がるからです。

基本的に遠くへ飛ぶすほど釣れる。だからみんな飛距離を追い求める。

キャストが完璧にできているかを必ずチェック

飛距離が出ない大半の理由はキャスティングが間違っているパターンです。特に、キャスト中ルアーが回転してしまっている人は、正しいキャストを覚えることが先決です。

正しいキャストのコツは、力を入れすぎないこと。遠くに遠投しようと力んでしまうと、どうしても筋肉が縮こまってしまい、ルアーが綺麗に飛ばず、ルアーに余分な回転運動を与えてしまい、さらには空気抵抗も増やし、飛距離が落ちてしまいます。それからロッドが持つ弾力を最大限に活かすことです。

力を入れず、正しい姿勢で、ロッドの胴から曲げるようスムーズに投げることを意識しましょう。もちろん、目線はルアーが着地しそうなところです。

ペンデュラムキャスト4

上の写真はペンデュラムキャストのテイクバック時のものですが、このときルアーの位置がしっかり後ろに来ているのがわかるでしょうか? 飛ばないといっている人は、ルアーが真下を向いていることが多いです。こうなると力が飛ぶ方向ではなく余計な方向に掛かってしまい、力が分散され飛距離が出ません。このくらいの角度か、ロッド、ライン、ルアーが一直線になったタイミングでインパクトすると、まっすぐ飛びます。もちろん、上空から見ても一直線になるのが理想です。

「自分はできているよ」という方もこの機会に改めてチェックしましょう。スマホで自分のキャストフォームを撮影して、上級者と見比べてみるのもよいかもしれませんね。

それでも延びないときの小技

「ルアーが重ければ飛距離がでる」と思ってルアーばかりに目が行っていませんか?

ここで注目したいのがフックサイズです。単純な話、フックサイズを大きくすれば重くなるので飛距離が延びやすくなります。ただし単純に「フックを大きくして重量を稼げば飛距離がでる」という問題でもありません。例えばルアー自体が重たいメタルバイブなどでは多少の重量変化では、ほとんど変わりません。

フックサイズには意味がある。ただし改造するときはあくまで自己責任で。

そこであえて「フックサイズを小さくすることで、空気抵抗を少しでも減らす」という方法もあります。

ただし、このやり方は何度かテストキャストをして試す必要性があります。基本的にルアーを購入した際についているフックは、メーカー側が用意した最適な重量バランスで構成されているため、取り換えた結果、かえって飛距離が落ちたり、アクションがめちゃくちゃになる可能性もあります。そのため、初〜中級者の方には、このやり方はおすすめしません。

フックバランスに気を付けながら、たくさん投げて実験してみてください。

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