本気で挑むオフショアのマグロキャスティング

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オフショアフィッシング最高峰の一つであるマグロ。アングラーなら誰でも憧れる究極のターゲットともいえる。

成長したその魚体は100㎏を超えるものも珍しくはない。その巨体と遊泳力ならではの圧倒的なパワーが人々を魅了し続ける。

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マグロの種類

マグロ

マグロはサバ科マグロ属に分類される魚の総称で全世界の熱帯・温帯海域に広く生息する。

マグロ属はクロマグロ、タイセイヨウクロマグロ、タイセイヨウマグロ、キハダ、コシナガ、ビンナガ、ミナミマグロ、メバチの8種に分類され、種類によって生息域が異なっている。

全長は60㎝〜3mほどになる大型の肉食回遊魚だ。最大種はタイセイヨウクロマグロとなっておりその全長は4.5m、体重は680㎏を超えるものもおり、これはサバ科の中でも最大となっている。

口を開けて泳ぐことによってエラを通る海水から酸素を供給して呼吸するので休むことなく常に泳ぎ続けている。

マグロ

マグロと名の付くフィッシングターゲットとして人気が高いのはクロマグロ、キハダマグロ、イソマグロ、カジキマグロといったものが挙げられる。

しかしイソマグロはスズキ目・サバ科、イソマグロ属という単種で、カジキマグロはスズキ目カジキ亜目となっている。和名としてはマグロが付いているが、どちらも学術的な分類上はマグロではない。

これらの中でキャストしてスタンディングで狙う一般的なオフショアルアーフィッシングのターゲットとして人気が高いのがクロマグロとキハダマグロだ。

日本人の食文化とマグロの関係

マグロ

日本人の食文化と深く関わっているマグロ。古くは縄文時代の貝塚から骨が発見されている。

傷みが早いため、かつては猫も食わない魚とされ、最下層の庶民の食べ物でしかなかったマグロだが、江戸時代に醤油が普及するようになると「づけ」による保存法が確立され寿司ネタとして提供されるようになった。

しかし戦前までは大衆魚として扱われ決して人気のある魚ではなかった。

冷蔵・冷凍技術の進んだ近代以降は生食での需要が高まっていき、かつては見向きもされなかった脂身部分の「トロ」が珍重されるようになった。

現在では食用としていくつかの種類のマグロが流通しているが、価値が高いのはやはりクロマグロで主に生食用として人気を誇っている。

我々が一般的にマグロと呼んでいるものはこのクロマグロのことを指しているが、海のダイヤと呼ばれるように、もともとの個体数が少ない上に乱獲による減少で価格は急騰しているのは周知の通りだ。

さらに近年はアメリカや中国の日本食ブームによって海外での消費も増えており、需要増加・価格高騰に拍車を掛けている。

一方、ツナ缶などのオイル漬け加工食品の材料として使われているのは主にキハダマグロとなり、比較的生息数が多いのが特徴となっている。

漁獲問題

マグロ
30kg未満のサイズは採捕禁止。釣れてしまったらすぐリリースしよう。

世界中でマグロが乱獲されるようになると国際的な資源保護が叫ばれるようになった。

マグロ属8種の内5種が絶滅の危惧があるともされておりマグロに関する国際条約が締結されると日本もその対応が迫られるようになった。

クロマグロは国の政策により30㎏以下の未成魚については漁獲量削減が行われていたが、成魚についても自主規制で漁を制限しているエリアもある。

九州の玄界灘、七里ケ曽根はクロマグロの漁場として人気が高いが、壱岐の漁師の呼び掛けにより、産卵期となる6月1日から7月31日の2カ月間を自主規制による禁漁期間と定めている。

他にも自主規制しているエリアがあるので今後はより一層の注意が必要とされる。産卵期の成魚の捕獲を制限して資源保護に繋げようようとする苦渋の決断だった。

そして2018年、新たに各都道府県ごとに漁獲枠を定める新規制が始まった。

詳しくは水産庁ホームページをチェック!

これらの問題はなにも漁師だけのものではない。我々釣り人にも当然同じように関わってくることなのだ。

今後、ことクロマグロについてはフィッシングにおいて非常にデリケートな問題となってくるのは避けられないだろう。

本気で狙うマグロフィッシング(キャスティング)

トンジギ

ルアー船でもマグロ狙いで出船した場合はその雰囲気、船内の空気というのが他のターゲットの場合と明らかに違う。

張り詰めた緊張感が漂っているのだ。マグロ狙いの場合、基本はキャスティングによるナブラ打ちとなる。船は鳥山を目安にナブラを探しながら海域での移動を続ける。

ナブラの下に付いているのはマグロだけではない。ブリの幼魚やカツオなどの可能性もある。ナブラを見つけた場合、その下に何が付いているかは船長の判断に委ねられる。

経験とカン、そして仲間の船からの情報が頼りとなる。

お目当てのナブラを見つけたら猛ダッシュでそれに向かっていくのだが、同じ海域で遊漁船・漁船入り混じった何十隻もの船が同じ群れを追っているのだ。

少しでも早くナブラに辿り着けた船にチャンスが巡ってくる確率が高いため、まさに争奪戦という言葉が相応しい状況が繰り広げられている。

ナブラの沸いた場所に着いても、すでにナブラは沈んでしまっていることも多い。

トンジギ

モグラ叩きのように、あちらでナブラが湧けばあちらにダッシュ、向こうで湧けば向こうにダッシュ、ということを繰り返す。

運良く湧いているところへ向かえればすぐにキャストを開始するが、沈んでしまった場合は安易にキャストはしない。まずは海の様子をじっと観察する。もしかしたら再度湧きだすかもしれない。

そのドンビシャのタイミングで投げられるように決して不用意なキャストはしないのだ。集まった多くの船がひととき、にらめっこのような時間を過ごす。

そしてもうナブラが湧かないだろうと判断したら、念のためルアーを投げて確認してみるという感じだ。マグロ狙いの場合、他の釣りに比べて竿を出している時間が極端に短いことが多い。

ポイントとなる海域では長い時間をナブラ探しに費やす。

その間にジギングなど他の釣りをすることが可能な場合もあるが、いざナブラを見付けたときにルアーの回収などをしているとスタートが遅れてしまうため、本気でマグロを狙うのであれば他の釣りをしないのが流儀だ。

トンジギ

一日中ナブラを探し続けて見付からなければ全く竿を出さない、ということも珍しくない。5日間連続で船を出して結局一度も竿を出さなかったという話も聞いたことがあるくらいだ。

それでも全然問題ない。一瞬のチャンスに賭けてとにかくマグロを狙いたいというアングラーたちがこの釣りを楽しんでいるのだ。

彼らはその緊張感を楽しみ、来るべき瞬間のために万全の体制で望んでいる。

せっかくお金を出して船に乗ったのだからとにかく釣りがしたい、他の魚でもいいから何か釣りたい! という段階にある人はまだマグロにチャレンジするべきではないと言えるかもしれない。

トンジギ リール

タックルもそれなりのものが必要になってくる。マグロは遊泳力が非常に高く、その最高スピードは時速80㎞に到達する。

一度走られればラインはすぐに100m程度は出されてしまうためPE6号を最低300m巻けるリールが必要となってくる。

そういったリールというのは各メーカーのフラッグシップモデルとなっているし、本気で狙うならロッドも100㎏の個体の引きに耐えられ寄せられる上級モデルが欲しいところだ。

マグロ

このような意味からもマグロは上級者向けのターゲットと言ってよいだろう。

このように書くとマグロは果てしなく敷居が高いターゲットと感じてしまうが、もっと普通に釣りが楽しめるパターンもある。

ヒラマサ&マグロ・カツオ狙いで出船する場合だ。このようなパターンではマグロがいれば当然それを狙うが、気配が無ければジギングなどでヒラマサやカツオを狙う。

ただ、この場合もナブラ探しはするため、通常の青物狙いのジギング・キャスティングで出船した場合より竿を出す時間は短くなる。

また、ジギングをしている最中もナブラを発見したらそれを追うので、すぐに船がスタートできるようにラインを出し過ぎないようにすることが必要となってくる。

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