「さぁ! 釣りに出かけよう!」と意気込んだは良いものの「釣り具以外でどんな道具を揃えたらよいのかわからない」という人。用意した方がよいグッズや、ウエアなどの選び方をお伝えします。
ルアー入門者はもちろん、忘れ物防止のためのチェックリストとして使うのもよいでしょう。

キャップ
直射日光から頭部を守るのはもちろん、フックが刺さったり不意にルアーが飛んできたり、釣りには危険が伴うので頭部のガードは重要です。野外は蚊やブユもいるので必ず被っておきましょう。
偏光グラス
釣りをもっと安全・有利にしてくれるアイテムです。直射日光や照り返しから目を守ってくれるだけでなく、水面の乱反射を抑え、海の中を見やすくしてくれます。ベイトの種類や動きなどが分かると情報戦で有利になりますよ。
ライフジャケット
自分が海に落ちたときに溺れないようにするための救命具。命を守る釣り人の必須アイテムです。写真は肩掛け式ですがウエストポーチ型などの腰巻きタイプもあります。
時計
時間を知るだけでなく、コンパス機能付きで方位が分かるものを身につけておきたいです。最近では電話機能付きや潮見表機能の付いた時計もあります。もちろん防水仕様だと心強いです。
パンツ
ジーンズや作業ズボンでも問題ないのですが、動きやすいものが良いでしょう。サイズやデザインだけでなく、季節に合わせて保温性、通気性、速乾性など機能的で体に合ったものを選びましょう。
シャツ
虫刺され防止、日焼け予防に夏でも長袖シャツがおすすめです。また肌に潮風が直接当たると体力を奪われやすいから肌の露出はできるだけ避けたいです。
アンダーウエア
夏は汗を多くかくため通気性や速乾性が高く、熱中症対策にも有効なコンプレッションウエアをアンダーとして着用するとよいでしょう。冬の防寒対策として重要なのもアンダーウエアで、ルアー釣りでは常時適度な動きをしているため発熱素材のウエアを着用すると常時暖かく釣りができます。
バッグ
動きを妨げない程度の大きさで、整理整頓しやすく、すぐに取り出しやすい機能性が高いものが望ましいです。ウエストバッグやリュックタイプは釣りの邪魔にならないのでおすすめです。必要最低限の荷物のみ入れて軽量化にも工夫しましょう。金属ファスナーは潮を噛みやすいので、できるだけ避けましょう。
シューズ

釣りに夢中になると足元がぬかるんでいることに気づかなかったりします。堤防でも滑る可能性はあるので、靴底が滑りにくいシューズがおすすめです。特に磯場へ行く場合は磯用のものを履くようにしましょう。
ルアーケース


タイプごとに別のルアーケースに収納しておくことで釣りやすさが向上し、整理整頓は次のルアーを選びやすくします。面倒さを省くことは手返しの良さに繋がり、釣果にも影響するのでルアーケース選びも大切な要素です。
小物ケース

仕掛けに少し手を加えるだけで魚の反応が良くなることもあります。小さなアイテムほど行方不明になりがちですので、収納スペースが多くある小型の小物ケースを活用しましょう。防水タイプを選ぶとサビ予防にもなります。
ラインカッター

ルアーの交換時やライン結束部の余分なラインをカットするのに必要なアイテムです。使う頻度は高いです。爪切りタイプのラインカッターはコンパクトで携帯性に優れています。ピンオンリールを付けるとバッグやライフジャケットなどに装着できるので便利です。ハサミタイプはワームを切るなどライン以外にも使えます。
フィッシュグリップ

魚体を挟むものと口に引っ掛けるタイプがあり、魚の大きさにより使い分けます。重量測り機能が付いたものもあります。
水温計

釣行を重ね、魚について勉強していくと水温を測れば魚の活性の高さはある程度、察しがつくようになります。前日の水温やその日の水温の推移などをチェックしておくことで最適なポイントチョイスが可能となります。
タオル・ウエットティッシュ

汚れた手を拭くだけではなく、タックル類の汚れを拭き取るのにも使います。ウエットティッシュを持っていればもっと奇麗に拭き取ることができ、塩分も除去できるのでとても重宝します。
ランディングネット・ギャフ



機動力を極力なくさないため、ランディングネットの柄は短くなる小継タイプが使いやすいです。先端にはネット・ギャフのどちらも取り付け可能なのでターゲットに合わせたセッティングができます。柄の長さは釣り場に合わせたものが必要で一般的には5mほどが使い勝手が良いです。ネットの大きさはシーバスや青物を狙う場合は50㎝以上の大型が必要となります。
ビニール袋

釣れた魚を入れたり、ゴミを入れたりするのにビニール袋は必需品。ジッパー付きのものは水分が外部に漏れないのでバッグの中身を汚しません。魚を入れた場合はできるだけ早めにクーラーへ入れよう。
ナイフ・絞め具


魚はナイフで絞めてから血抜きを行って持ち帰ることで、生臭さを抑え食味を良くすることができます。サビに強いステンレス製を使いましょう。イカ用には専用の絞め具もあります。