多種多様のエギングタックル、どれを選ぶべきかを指南

エギといっても、現在では膨大な種類があります。2022年10月末現在、Amazonで「釣り用エギ・スッテ」のジャンルで登録されている商品を調べてみると、なんと3000件以上。オフショア用のものを含めているとはいえ、ここから入門者が選ぶのは大変です。さらにタックル選びとなるとロッド、リール、ラインと多くの要素が重なってきます。

どんなタックルを選べばよいのか、基準はないものでしょうか?

スポンサーリンク

釣果を左右するエギの選び方

号数は?

エギのサイズは季節によって合わせるのが主流です。メインシーズンである秋と春。それぞれアオリイカのサイズが違うからです。秋なら3号以下の小さいサイズで2号や2.5号あたりが活躍します。春なら3.5号以上がおすすめです。

あまり多くのエギを選べない方のために、あえて基準を選択するなら3.5号です。このあたりが初心者でも底取りがしやすく、キャストもしやすい。基準となる大きさだからです。

エギのアクションも大切

動きについては大きく分けると3タイプに分けられます。

ダート系

左右方向のダートアクションを重視したタイプ。上下しづらい分平面的な攻め方が得意でボトムが開けている場所や繁茂した藻の上面を攻めるのが得意です。

上下アクション系

上下方向への動きが特徴のタイプ。立ち上がる海藻の周りを根掛かりを避けながら攻めることができるので高低差がある場所では使いやすいです。

万能タイプ

どんなアクションもそつなくこなす万能タイプ。

上下アクション系は上下の動きが大きく、根掛かりポイントを回避しやすくフォールを大きく取れる。一方のダート系は平面を広く動けるのが利点。状況で使い分けてみましょう。

また、どんなアクションのエギでも、フォールスピードが変わることがあります。さまざまなタイプのエギを使いこなすのがエギングの面白さで奥深さでもあるのですが、最初のうちはあまり色々なエギに手を出すのではなく、一つのモデルを使い続けることをおすすめします。

選んだエギが、どのくらいのスピードで沈み、どういう動きをするかわかっているエギをさまざまなシチュエーションで使い込んでいくことで、自分の中のデータが蓄積されやすく、より早く上達できるからです。

おすすめ定番エギ紹介

おすすめの定番エギを下記にチョイスしましたので、参考にしてみてください。

ヤマシタ/エギ エギ王 K ベーシック

変わり続けるフィールドに対応するために生まれた、低活性のイカまでも釣るためのエギ。今まで諦めていたイカを獲る。

Bitly

DUEL/アオリーQ フィンエース

安定フォール・安定した動きでスレイカに効く!

Bitly

シマノ/セフィアクリンチ フラッシュブースト

エギが動かなくてもイカを誘い続ける!!

Bitly

カラー

色もおびただしい種類があって迷ってしまいますが、オレンジやピンクといった派手な色はイカの活性が高いときの定番で、エギの位置や動きを把握しやすいのでおすすめです。

とはいえ安定した釣果を得るためには青や緑といった地味な色も用意しておきたいところです。

エギは下地の色も重要です。金テープ、銀テープ、赤テープ、マーブルテープなどがあって、潮が澄んできたら金テープ、濁り潮などは地味な赤テープを使うと良いでしょう。

カラーについては下記の記事も参考にしてみましょう。

ファーストロッド選びのコツ

ひと昔前だとエギングはシーバスロッドを流用するのが普通でしたが、現在は多くのメーカーからエギング専用ロッドが発売されています。番手の違いも当然発生するのでどれを選べばよいか悩んでしまうところでしょう。

そもそもなぜこんなにロッドの種類が多いのでしょうか? エントリークラス、ハイエンドやメーカーの特徴などを一旦置いておくと、季節によって求められるものの違いが挙げられます。

例えば大型が狙える春は、パワーのあるロッドがほしいし、秋の新子の数釣りには軽いエギが使いやすく、イカを乗せやすい軟らかめのロッドが向いています。

さらに遠投が必要なサーフや足場の高い磯で使うなら長いロッドが必要ですし、逆に漁港などでは短いロッドの方が取り回しが良いです。

もちろん、フィールドや季節ごとにロッドを使い分ける方がいいのは当たり前なのですが、ファーストロッドとして購入したほうが良いのはどのあたりになるのでしょうか?

季節を問わずに汎用性を求めるなら8.6ft前後のロッドが良いでしょう。このあたりが一番オールマイティに使えます。パワーはM〜MLが良いでしょう。

基本的には長いロッドが春向きのモンスター狙いで、短いと秋向きになる傾向が強いのですが、近年はあえてショートレングスにしたモンスター狙いのエギングロッドも存在します。

オリムピック/カラマレッティーUX

本気のエントリーモデル

Amazon.co.jp

メジャークラフト/2代目ソルパラ X エギング SPX

気軽に本格的なスペックを体感できる、それがソルパラ!!

Bitly

ダイワ/エメラルダス MX

ハイコストパフォーマンスのベーシックエギングロッド

Bitly

リールは2500番〜3000番

どの釣りでも言えることですが、リールを選ぶときに大切になってくるのが、ロッドとのバランスです。エギングロッドは8ftクラスになりますので、2500番、重くても3000番となります。2000番でも使えないことはないのですが、スプール径が小さいということはヨリが掛かりやすく、ライントラブルが起きやすいです。かといって3000番以上のリールを選ぶもの問題です。エギングはシャクり続ける釣りなのであまり重たいリールは不利になってしまいます。それらの理由で2500番〜3000番ということになります。

ハンドルはダブルハンドルがおすすめ、エギングはシャクって糸フケを取るのが基本のため、ハンドルの回転が安定していて、糸フケをとる動作がしやすいためです。

ダイワ/エメラルダスLT

LTコンセプトリール

https://amzn.to/3EKhtYm

シマノ/セフィア XR

あらゆるイカ釣りを楽しみ尽くす。充実のラインナップからお気に入りの1本を。

Bitly

エギングはPEライン&カーボンリーダーが断然おすすめ!

ナイロンでは絶対エギングができないというわけではないのですが、シャクったときのショックをラインが吸収してしまうのが難点。やっぱりエギングはPEラインとフロロカーボンの相性がぴったりです。

PEラインは、ナイロンやフロロに比べて伸びが非常に少ないです。エギングではロッドをシャクってエギを動かしますが、ラインの伸びが大きいとロッドの動きをラインが吸収してしまいエギがあまり動かなくなってしまいます(遠投する場合は特に)。その点、PEラインはロッドの操作がほぼダイレクトにエギへと伝わります。

PEは引っ張り強度も強く、同じ強度なら、ナイロンやフロロより細くできます。エギング専用なら0.8〜0.6号などでよく、細いラインはキャスト時の飛距離も出やすいです。また比重が軽いのでエギのフォールをさらにゆっくり沈める効果もあります。

なお、エギを結ぶリーダーは、断然フロロカーボンがおすすめ。感度に優れ、耐摩耗性で根ズレにも強くPEとの相性も抜群です。号数は2~3号、lb表示は8~12で長さは2m前後を標準に考えましょう。

DUEL/Tx8 エギング

強さ長持ち!“タフ8”エギング専用カラー

Bitly

バリバス/アバニ エギング マックスパワーPE X8

安定の超高強度フラッグシップモデル!

VARIVAS(バリバス) ライン アバニ エギング マックスパワーPE X8 150m
強度の安定性に優れた『高耐破断性工法』により原糸1本1本を超緻密に編込むことでムラの無い安定した超高強度を保持し、ライン表面はシルクの様な極上のなめらかさと超低伸度を実現。さらにスーパーフッ素の膜を纏わせることでガイドとの摩擦が大幅に低減され、キャスティングの飛距離性能と耐久性を向上させ、エギをシャクり続ける過酷な使用...

DUEL/HARDCORE エギング LEADER

スレに強い!! フロロカーボン100% エギング専用ショックリーダー

Amazon.co.jp

バリバス/アバニ エギング プレミアム フロロカーボン

ワンランク上の強度を実現したエキスパート待望の進化形エギングリーダー

Bitly
タイトルとURLをコピーしました