数あるダイソー釣具の中でも人気の高い「ソルト用ジグヘッド」と「シャッドテールワーム」の組み合わせ。
コアマンのVJと似ていることから「ダイソーVJ」の愛称で親しまれているこの商品ですが、先日28gが追加で登場しました。
しかもどうやらこの新規追加のジグヘッド、ただの追加ではないようです。

かんたんにワームをセッティングできてズレない

使用方法は簡単で、別売りのワームのくぼみにジグヘッドの先端を差し込むだけ。このとき真っすぐ刺さるように意識しましょう。
フックが付いている側をよく見ながら刺すと、刺しやすいですよ。
これだけで、セッテング完了。ワームを刺すハリの凹凸と、ワーム底面がズレ防止のための縦ラインが入っているため、これだけでも全然ズレません。

この商品はバイブレーションタイプとなっており、水中に落として見ると小刻みに揺れながら本物さながらに泳いでくれます。
タダ巻きで十分釣れますが、ストップ&ゴーを利用したフォールアクションを織り交ぜるのもありでしょう。
リアフックを微調整で使用感アップ!


細かいところですが、違いはリアフックにあります。
写真を見ていただければ分かる通り、新型のほうがリアフックの付け根が曲がっていることがわかります。
「え! それだけ?」
という声が聞こえてきそうですが、結構これ大きなことなんです。
なぜなら、これは元々「ソルト用ジグヘッド」を使っていたアングラーが行っていた改造だからです。

リアフックが真っすぐになっていた場合、リアフックのスナップリングがワームに干渉し、ぎこちない動きになっていまっていました。
このままでも使えないことはないのですが、それを良しと思わなかったアングラーがペンチやプライヤーでリアフックの部分を折り曲げて使用していたそうです。
このことが販売元に届いていたかどうかは定かではありませんが、今回新規重量を追加するにあたってアップデートしてきた。ということです。
アングラーの意見を取り入れたにせよ、自身で欠点に気づき最適化したにせよ、釣具メーカーとしても素晴らしい行動です。

旧商品との違いは他にもあり、ジグヘッド下部に重量が記載されるようになりました。
これなら、ルアーをチョイスする際に重量が一発で分かるので便利ですね。
カスタマイズするなら


もし「ソルト用ジグヘッド」をカスタマイズするなら、まずはフック。
そのままでも十分使えるのですが、やはり200円となるとフックが錆びないかが心配なところ。実際にアングラーのレビューなどをチェックしたところ、錆びてしまっている人もいました。
刺さり事態はあまり悪くないのですが、こだわるならフックを交換してみましょう。
あとは、カラーカスタマイズ。
油性マジックなどで簡単に色のカスタマイズができますので、バリエーションとして用意しておくと良いでしょう。
ソルト用ジグヘッド


重量:16,22,28g
価格(税抜):200円