コルトプロトタイプ NEWモデル22GCORPS-782ML-HSを解説

アジンガー期待のオリムピック コルト・プロトタイプの新型「22GCORPS-782ML-HS」が満を持して登場。遠投主体のアジングにおいて強力な武器になること間違いなし。その特徴と使いこなし術を紹介します。

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コルト・プロトタイプとは?

コルトプロトタイプは、実績の高いアジングロッド「21コルト」の上位機種にあたるシリーズで、非常に感度が高く、最新テクノロジーを余すところなく詰め込んだハイグレードロッドです。

ブランクスには「トレカ®T1100G」を採用しています。次世代航空宇宙向けに開発された最高強度33tの炭素繊維で作成されており、強度、弾性率ともに非常に高いスペックを持っています。さらに「ナノアロイ®テクノロジー」を採用し、弾性率と破壊靭性を革新的技術で両立させています。

さらにその素材にオリムピック独自の技術を盛り込んでます。「スーパークワトログラファイトクロスLV」という最軽量4軸組布で、0°90°45°繊維の運動エネルギー効果を損なうことなく、23%という驚異的な軽量化に成功。強度を保ちながら軽くて使いやすいロッドに仕上げました。

そのほか、感度を数値化する「O.S.S.」というシステムを採用し、厳格な検査に合格したもののみを出荷しています。せっかく良いロッドを手にするのですから個体差にばらつきが出にくいのはありがたいですね。

遠投リグモデル 22GCORPS-782ML-HSの特徴

そんな高い能力を秘めたロッド「コルト・プロトタイプ」に遠投リグモデルが登場しました。

それが「22GCORPS-782ML-HS」です。

対応ルアーの重量はこれまで「21コルト・プロトタイプ」の最大が5gに対して、このモデルは最大20gと、重量級リグを使いこなすための仕様にグレードアップ。

パワーも同シリーズ最大の「ML」を採用。遠投性能はもちろん、尺アジを引き寄せる強力なロッドに仕上がりました。

Lenght
(m)
PowerActionWeight
(g)
Close
(㎝)
Top Dia
(㎜)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
PE(号)
価格(税抜)
2.34MLFast70119.70.82MAX20MAX0.645,000円

その他にも魅力がたくさん

全モデルに軽量なチタンフレームトルザイトリングガイドを採用。はATガイド+Kガイド仕様です。

オリジナルDPSダウンロック式グリップを採用。軽量化を実現し、繊細なリグの操作を可能にします。

セパレートグリップながら、リアグリップ部は最小限に留めることにより軽量化を実現し、繊細なリグの操作を可能にします。

ジョイントは高精度なスピゴットフェルール(印籠継)を採用し、スムースなベンディングカーブを実現。

使いこなしポイントは「遠投リグの特徴を把握すること」

このモデルを使いこなすポイントを一言でいえば、ジグ単以外でのゲーム展開を考えること。つまりキャロライナリグ、スプリットリグ、フロートリグといった遠投リグの特徴を把握し、実戦に活かさなければなりません。

なお、各リグについては以下の記事も参考にするとよいでしょう。

遠投リグを使いこなすポイントを簡単にまとめると、このようになります。

ジグ単以外の釣りを極めるのも、上級者への大切な道のり。

スプリットリグ

  • 専用シンカーやガン玉で、ジグ単から簡単に切り替え可能。
  • 結び直し不要なので、シンカーの重さを調節しやすい。
  • 使いやすさも抜群に良く、ナチュラルに動かせる

ジグヘッドをノーシンカーにするのもOK。仕掛けの作成難易度も低く、潮目を見たら、すぐにセッティングして投げるといったチャンスを活かす釣りができます。

ただし後述するリグより軽いので、距離がキャロ、フロートに比べると物足りなくなる可能性があります。

キャロライナリグ

  • 最大級の飛距離。
  • フリーフォール気味にテンションを抜くと、バックスライドし、変則的な動きで誘うこともできる。
  • 重さの割に沈み速度は遅い。

中通し式の重りで、とにかく飛距離がほしい場面で大活躍します。単純な重りではなく、浮力調整できるので、重量の割には沈みがゆっくり。

ただし、糸絡みには注意。利点であるバックスライドが原因で仕掛けが絡んでしまうということもあります。

フロートリグ

  • スプリット、キャロでは攻略不可な中層、表層が狙える。
  • リグの種類が豊富で状況に合わせやすい。
  • 潮に流して広範囲に探るといった釣りも可能。

スプリットやキャロではどうしても沈むためボトムメインの釣りになりがちですが、フロートは表層から中層付近を中心に狙います。浮力調整のために、フロート付近にガン玉を付けて、ゆっくり沈ませるという手もありです。リグも豊富で、ジグ単のあとから付けられるタイプもあります。

また、沈まない分、わざと潮に流して広範囲を漂わせながら釣るという戦略もあり、さまざまなシーンで活躍します。

フロートは沖場攻略にも役に立ちます。ジグヘッドが着底しないので根掛かりリスクを最小限に押さえてくれます。

遠投リグを使いこなせば使いこなすほど「22GCORPS-782ML-HS」は実力を発揮します。冬のアジングでも遠投リグを投入するケースは多いので、寒くなってからの活躍も期待できる注目のロッドです。

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問い合わせ/オリムピック ℡ 06-6533-8988 

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