チタンソリッドティップがもたらす最高の「もたれ感」

語り手:P!NKO

福岡県の博多湾を中心にアジングを楽しんでんでいるP!NKOさん。

オリムピックフィールドテスターP!NKOさんに、新作コルトについてインプレしていただきました!

2018年に登場した「18コルト」がリニューアルを遂げ、新作アジングロッド「21コルト」として生まれ変わった。注目の「21コルト」を使った感想などを紹介していただいた。

価格はほぼ据え置きで高品質の日本製。コストパフォーマンスを保ちつつ、全体的に軽量化を達成しています。

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Graphiteleader 21 CORTO(グラファイトリーダー 21コルト)
21GCORS-572UL-TSの実釣インプレ

ご紹介する機種は「21コルト」の中でも最も短く、先径0.6㎜の極細チタンソリッドティップを採用した「21GCORS-572UL-TS」です。

今回「21GCORS-572UL-TS」を使用してみた結論は「港湾部で軽量ジグヘッドを使ったスローな釣り方に向いているな」ということ。ロッドをサビくスタイルでアタリが拾いやすく、タダ巻きでも柔らかいティップの恩恵で乗せやすくなっています。

スローな展開になることが多い私のホームグラウンドでは、とても頼りになるロッドです。

感心したのは「1g前後の軽量ジグヘッドを使ったときのバツグンの操作性」です。軽量ジグヘッドを使う釣りでは、ジグヘッドの重さを感じられるティップの「もたれ感」を感じられることが重要ですが、チタンソリッドティップが表現してくれる「もたれ感」は別格です。

感度バツグンで、0.8~1.2gぐらいの軽量ジグヘッドにマッチします。

チタンソリッドティップはソリッドティップやチューブラーティップとは違った感覚が楽しめて、アジが食ってくるとティップがグッと入るのでアタリは鮮明。新しいグリップはカーボン製で反響感度が向上しています。

しなやかで高感度なチタンソリッドティップ

一般的なアジングロッドはソリッドティップかチューブラーティップを採用しています。柔らかいソリッドティップ乗せ調子、張りがあるチューブラーティップは掛け調子というイメージが一般的ですが、新しいカーボン素材が登場したことによって、一昔前のイメージが当てはまらなくなっています。

アジングロッドではパッツン系と呼ばれるソリッドとマイルド系と呼ばれる若干柔らかいソリッドなどがあり、私もホームにしているフィールドが軽量ジグヘッドを使うケースが多いので、どうしてもソリッドを使う頻度が高くなります。

ちなみに私の印象では、軽量ジグヘッドのコントロールしやすさではソリッドに分があり、適正なジグヘッドの重さであることを前提にいえば感度についてはチューブラーに分があるような気がします。

私の理想は、マイルドなティップに最高の感度を搭載したロッドなのですが、この理想に近づけてくれるのが、今回「21GCORS-572UL-TS」に採用されたチタンティップです。

バット部には不意の大物に対応できる強さがあるが、ベリーからティップは適度に軟らかい。

チタンティップのメリットは、柔らかくしなやかでありながら手元にコンっと響くアタリが非常に分かりやすいこと。折れにくいという点も特筆できます。あえてデメリットを挙げるなら、チタンに自重があるため、先重りしがちという点。アジングロッドを選ぶ際は、自分の用途に合ったティップを選んでみてくださいね!

21GCORS-572UL-TSは0.8gのジグヘッドを使ったスローな釣りにピッタリ。

Graphiteleader 21 CORTO(グラファイトリーダー 21コルト)
21GCORS-572UL-TS スペック

Length
(m)
PowerActionWeight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Lure
(g)
Line
(lb)
Price
(JP\)
1.70ULEX-F(45)87.70.6MAX2.5MAX227,000

オリムピック公式「21コルト」詳細ページはこちら

Graphiteleader 21 CORTO(グラファイトリーダー 21コルト)

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