今や釣り人に欠かせないコスパ最強のショップ「ダイソー」。
今まで数多くの釣り具用品を世に出しては良くも悪くも業界をざわつかせてきましたが、そんな中でも古くからラインアップされている人気商品のエギスパートシリーズ。
エギスパートⅣとして販売されたシリーズでは、カラーバリエーションも7種類と増え、人気を博していましたが、残念ながらこちらのシリーズは生産終了してしまいました。
今現在でも販売されているエギスパートシリーズは、カラーバリエーションは3色ですがサイズが2.5号~3.5号と春にも秋にも対応できるようになっています。
細かな造りについては別の記事を参考にしていただくとして、現在ラインアップされているカラーに焦点を当てて解説していきましょう。

必釣! カラーの使い分け
オレンジ・ゴールド

エギスパートシリーズの中で最も定番の人気カラー。下地が金テープ、背中のカラーがオレンジというエギングではオーソドックスな組み合わせです。
明暗に敏感なイカに対して少量の光でアピールできる金テープにより、日中・夜間両方に使え、オレンジのカラーが加わることで濁り潮のときにより高い効果を発揮します。
視認性が高いカラーなので、新子のイカが浮きやすい秋の季節にサイトエギングで使うのもよいでしょう。果敢にエギにアタックしてくるさまは見ていて興奮しますよ!
ブラック・シルバー

銀の下地にグレーのラインが入ったブラックの布が巻いてあるカラー。
見た目は地味ですが、イカからすれば白黒はっきりしたシルエットでアピールが高いカラーといえるでしょう。シルバーの下地によるフラッシングで日中でも遠くにいるイカにアピールできます。
満月が出ている月明かりの夜や常夜灯まわりでもこのカラーの出番です。濁り潮よりも澄んでいる透明度の高い潮のときに使うようにしましょう。
パープル・パープル

下地も背中のカラーもパープルで統一されているカラー。
光量が少ない夜間で使用するとシルエットが出やすく最も効果を発揮します。
濁っていても澄んでいてもどちらでも使えるというのがこのカラーの強み。
日中で使用するならば晴れた日よりも太陽が出ていない曇天や雨が降っているときに使うとよいでしょう。
アピールが強すぎると感じた場合のローテーションにこのカラーを組み込むとスレたイカが反応してくることがあります。
初めての釣り場でまずはエギスパートを!

物価の高騰による影響もあって、エギ一つで1,000円を超す時代となってしまいました。
エサ釣りと違ってお金がかからなくて良いよね、そんなことを言われた経験があるエギンガーもいるのではないでしょうか?
ストラクチャーをついつい攻めすぎてしまったり、高切れによる事故でロストすることなんてざらにあります。そのたびに高いお金を払って新しいものを買っていると、お金がいくらあっても足りません。
もちろん、なくさないに越したことはありません!スキルを磨き、タックルメンテナンスを常日ごろからやってそういう事故をなくす努力をしましょう。
それでもやはりロストはつきものです。特に初めて行く釣り場では海底の地形がどうなっているのか、潮流がどのように流れているのか、投げてみないとわかりません。
まずはダイソーのエギスパートで手広くサーチしてみましょう。
もしものときにお財布に優しいダイソーの釣り具。クオリティはご愛敬なところもありますが、上手に活用していきましょう。