専門メーカーではないにも関わらず、圧倒的なコスパで支持を得ている100円ショップの釣り具シリーズ。
ロッドやルアー、ハリやスナップなどの釣り小物はよく知られていますが、カスタマイズするためのアイテムもいくつか販売されています。その中でもいろいろな用途に使えるダイソーのチューンアップウエイトシール(TUNE-UP WEIGHT SEAL)。その使い道を紹介していきます。

チューンアップウエイトシール(重りシール)

まずは製品内容ですが、裏面がシールになっているウエイトシートと30マス描かれている目安シールが入っていました。
対象魚は、バス・シーバス・チヌ、ライトゲームターゲット全般と書かれています。ルアー釣りを想定しているようですが、釣り全般に使うことができそうです。
ウエイトシートの材質は鉛です。重量約30gと包装に記載されているため、一応量ってみたところ29.7gとほぼ表記通りでした。
ちなみに長辺×短辺のサイズは90×60mm、厚みは1mmくらいなので、ハサミで簡単に切ることができます。

お値段はもちろん100円(税抜)です!
目安シールはウエイトシートと同じサイズの90×60mmで、1マス1gの計算になっているため、必要なウエイトにカットするときに用いると誤差なく使うことができて便利です。
マスの中にボールペンで文字が書けるので、貼ったあとにメモを残せるのもGOODですね。
ルアーの浮力調整に
例えばフローティングミノーにこのウエイトシールを貼ることで、自分好みにサスペンドさせたりシンキングさせたりとカスタマイズすることができます。切って貼るだけですので、レンジを少し下げないと食わない状況だったり、水中でサスペンドさせて食わせの間をもたせたいときにその場で対応できるのがよいですね。

バランス調整にも
姿勢が前下がりで平行にフォールしないときにルアーの後方に貼って調整する、といった用途にも使えます。ただしルアーアクションが変わる可能性もあるので注意しましょう。
泳ぎを安定させる
流れが速い所に軽量なルアーや表面積が大きなルアーを通すとき、流れに負けてアクションが安定しないことがあります。そういうときにウエイトシールを貼って泳ぎを安定させることも可能です。
エギにも使える
エギングをしていて流れが速く底がとれないときや、水深がある場所でフォールスピードを上げて効率よく釣りがしたい、そういうシチュエーションってありますよね。
エギに貼ってフォールスピードの調整にももちろん使えます。貼るときはフォール姿勢に影響がでにくいよう均等に貼るのがコツです。
もちろんウキにも使える!
ルアーだけではなくウキの浮力調整にも使えます。
フカセ釣りで浮力を微調整したい、少し沈めて風の影響を受けないようにしたい、そういう微調整が必要なときにこれを貼りましょう。自分で好みの大きさにカットできるので自在に調整が可能です。

意外と用途が多くて便利なウエイトシール。自分好みに切って貼る、お手軽簡単でしかもコスパ最強!
自分好みにルアーやエギをカスタマイズする、ちょっと上級者になった気分も味わえちゃいますね。
アイデア次第でもっとすごい使い道があるかもしれません。一つ持っておくだけでより多くの状況に対応できるようになりますよ!