ダイソールアー大集結! 9種類を一挙に公開

近年は手軽に楽しめるルアーフィッシングの人気が高いことをリサーチしてのことだと考えられますが、ダイソーの釣り具コーナーはルアーの品揃えが豊富です。

ルアーの種類としてはライトゲーム用のものが中心です。人気のアジング・メバリングに使える1〜5g程度のものから、シーバスやチヌ、ブラックバスに使える10〜20g程度のプラグ。

また波止のショアジギングにピッタリのサイズの比較的軽量なメタルジグ、さらにはタイラバなどもありました。

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ジグロック

ダイソールアージグロック

ショアジギングで使われるタイプのメタルジグは2種類あり一つは「メタルジグ」、もう一つは「ジグロック」という商品名で販売されています。どちらもサイズのラインアップは18、28、40g。

カラーは各サイズ3種類。サイズもカラーも人気で無難なところを押さえています。フックはテールにトレブルが装着されています。

どちらもいわゆるセンターバランスでジグロックはショアジギング用として最も人気が高いスタンダードなタイプ。ジグロックはショートでフラットなボディが特徴です。

このタイプは海中でヒラヒラとしたフォールが得られるのでアピール力が高いのがウリです。青物はもちろん、ロックフィッシュやフラットフィッシュ狙いなど万能に使いやすいタイプ。

キャストでの飛距離は合格ラインでした。引き抵抗も非常に軽く、誰が使っても扱いやすいでしょう。フォール時のヒラヒラ感もうまく出せています。

ロッドアクションを入れながら使うと効果が高いタイプです。

メタルジグ

ダイソールアー メタルジグ

メタルジグの商品名で販売されているものはセンターバランスとうたわれていますが、こちらはボディが肉厚なタイプ。

フォールでのアクションは控えめですが、ラインにテンションをかければ、水平フォールしやすいです。

初心者でも、ある程度のテクニックと知識を持ったアングラーでも使える仕上がりとなっています。

こちらは塗装がしっかりされていました。フォログラムシートのフラッシングも申し分ないし、塗膜が厚く、全体的にクオリティが高いです。とても100円とは思えない仕上がりです。

形状から想像できる通り、キャストでの飛距離は抜群です。引き抵抗は非常に軽いため、ワンピッチ・ワンジャークでは若干ジグの状態を把握しにくいです。

このタイプはタダ巻きで使うのが合っているでしょう。

ダイソールアー マイクロメタルジグ

もう一つ、メバル、アジなどに使いやすいマイクロメタルジグがありますが、そちらは実釣もふまえてレビューした記事がありますので、そちらを参考にしていただければと思います。

▼下の記事ではマイクロメタルジグが大活躍!▼

メタルバイブ

ダイソールアーメタルバイブ

人気のメタルバイブレーション。いわゆる鉄板バイブと呼ばれるものです。ラインアップは重量7、10、14、20、26gと豊富で自分のタックルやターゲットに合わせたサイズを選びやすいです。

フォルムはスタンダードですが、シルエットは重量に対して若干大きめに思えます。とはいっても極端に違うわけではなく、気のせいだと言われれば納得するレベル。

カラーはメッキのシルバーのみ。カラーバリエーションが少ないのは残念ですが、メタルバイブの特性を考えると、これでもよいとも思えます。むしろフラッシング効果によるアピール力は高そうです。

また、全体がメッキで覆われているため、塗装のように簡単に剥げることもないでしょう。

ダイソールアーメタルバイブ

スナップが装着されており、背中に開けられた三つの穴の取り付け位置を変えることにより、異なる特性が得られるようになっている、抜かりのない設計。

後ろに付けるほど、スイム姿勢が立つようになり、小刻みな振動を発生するようになっています。

これも100円には思えない仕上がりです。ボトム周辺を探る場合はどうしても根掛かりのリスクが付きまといますが、これならロストを気にせずギリギリのラインを攻めることができるでしょう。

使用感は引き抵抗が非常に軽く、メタルバイブレーションの中でも扱いやすい部類に入ります。

キャストの飛距離も十分に出せます。ただ、フロントのフックがボディに掛かりやすいようで、キャストには少し注意を払う必要があるでしょう。

タイラバ

ダイソールアータイラバ

60と80gの2種類があります。カラーはゴールドベースでオレンジとグリーンの2色。

300円の商品ですが、そのクオリティは非常に高いです。メーカー品と一緒に置いてあっても、これが100円ショップのアイテムだと気づく人はほぼいないのでは? と思える仕上がりです。

見る限りではきれいにフォログラムシートが貼られており、塗装のクオリティも申し分ありません。

ラインを通すところにもプラスチック製ながら、パイプが設置されており、ラインの摩耗を軽減する仕様です。ネクタイはやや短めで、1本仕様となります。

ダイソールアータイラバ

フックユニットを束ねるスライドパーツは金属製で真鍮が使われています。ほとんどの場合、ここはプラスチック製のパーツが使われていますが、思わぬところにコストがかけられています。

ヘッドが過剰に動くタイプではなくスイムアクションは控えめ。ヘッドの向きによって多少動きは変わりますが、どちら向きに付けても問題ないです。

スイム姿勢も安定しており、万能に使いやすいタイプ。これが300円で買えるとは良い時代になったものです。

▼もっと詳しく知りたい人はコチラのリンクを!▼

シンキングペンシル

ダイソールアーシンキングペンシル

全長80㎜・12g、60㎜・5.5g、45㎜・4gの3種類で、それぞれにカラーバリエーションはイワシカラーとコットンキャンディの2色。

中にシンカーが入っているようだが、キャスト時に重心が移動するタイプではなさそうです。

塗装のクオリティなどはメーカー品と比べるとやや質の低さを感じてしまいますが、決して粗悪というわけではありません。複数の色できちんと塗り分けられており、違和感はありません。

値段のことを考えると、これ以上のクオリティを求めるのは酷というものです。フォルムはごくスタンダードなもので、オールランドに使えそうです。

キャストでの飛距離はまずまず。沈下速度は30㎝/秒くらいで、やや速めに沈むタイプです。沈めて使うのに適しており、表層を引く場合はやや速めのリトリーブが必要になります。

スイム姿勢はテールが少し下がった状態で、ヨレヨレとアクションします。

ポッパー

ダイソールアーポッパー

全長65㎜で重量は6g。カラーはブルーと金黒の2種類。

塗装はかなりしっかりとされていて、全体的なクオリティは高いといえます。

ターゲットはチヌ、シーバス、バス、ナマズとなっていますが、チニングなどで使われるポッパーに近い。重量も6gなので比較的ライトなタックルによいでしょう。

中に小型のラトルが入っているとのことですが、あまりにぎやか音ではありませんでした。

浮き姿勢は水平に近いです。そのため、ドッグウォークは少しやりづらいですが、軽い力でチョンチョンとロッドを煽りながら、ラインを巻き取っていくとうまくアクションします。

難しいテクニックよりタダ巻きでも使いやすい仕様となっているようです。

ちなみにポッパーはこの種類の他に、ハードルアー「ポッパー」という種類があります。

カラーは4色でラトル入り。重量は10.2gでサイズは75㎜の商品です。こちらはどちらかといえばバス釣りを主軸においたルアーのようです。

バイブレーション

ダイソールアーバイブレーション

全長60㎜で重量は15g。ボディサイズの割には少し軽め。パッケージにも「バスフィッシングに!」とあり、バスフィッシングを意識した仕様となっています。

カラーはブルーと黒金の2種類で、使いやすいスタンダードなものが揃えられています。

ごく一般的な樹脂製バイブレーションのフォルムで、シチュエーションを選ばず使えるでしょう。腹部はアールで構成されており、ややマイルドな波動を発するタイプだといえます。

中にラトルが入っており、振動プラス音でターゲットにアピールします。

スイム姿勢とフラットにカットされたヘッド部分の影響により、速引きしても浮き上がりにくいです。引き抵抗も軽く、非常に優秀なスイムアクションが得られます。

ただし、このスイム姿勢を優先したウエイトバランスとなっているため、キャストで姿勢が安定しません。遠投向きではなく、やはり内水面や港湾内で使うのに適しているでしょう。

クランクベイト

ダイソールアークランクベイト

リップを含まないボディ全長は50㎜。リップを含むと62㎜、重量は10g。カラーはブルーとチャートグリーンの2色。塗装のクオリティも満足できるも仕上がりです。

ラトル入りで潜行レンジはパッケージに記載されている情報によれば1〜1.5m。

バス釣りはもちろんソルトではハゼクランクとして使うのにピッタリです。例え根掛かりでロストしたとしても、懐へのダメージは最小限で済みます。

ハゼクランクなら、できればフックをシングルに交換したいところですが、どうせなら余分なコストは掛けたくないので、このままでよいでしょう。

ハゼを狙うポイントの地質は砂泥質なので、あまり根掛かりはないと思いますが、それでも多発するときは、装着されているトレブルフックの下向きのフックを2本カットするとよいでしょう。

ダイソールアークランクベイト

スイムアクションは素晴らしいです。リトリーブすると急潜行、深いレンジまで潜っていき、小刻みにテールを振ります。

そしてストップするとすぐに浮き上がるというクランクベイトの基本をきっちりと押さえています。これはかなり使えるのではないでしょうか。

プラグ類はサイズや重量などから考えると、オープンエリアの広い範囲を探る用ではなさそうです。

内水での限られた範囲を攻めていくのに適しているので、やはりパッケージ通りバス釣りを主体に考えた設計のようです。

海でも十分に使えますが、重量は10g前後と比較的軽め。

ソルトで使う場合は、波止の外向きで広範囲を探るというよりも港湾部内面や狭い河川でストラクチャーをタイトに狙うような使い方がマッチします。

ライトなエギングタックルを使ってチヌやシーバス狙うとよいでしょう。

ソルト用ジグヘッド&シャッドテールワーム

ダイソールアーソルト用ジグヘッド&シャッドテール

ヒラメやシーバス狙いで人気のトレブルフックを装着するタイプです。ジグヘッドは22gと16gの2サイズ展開しています。

カラーはメッキシルバーのみ。重量的にシーバス用やフラットフィッシュ用、エギング用のタックルとベストマッチします。

セットするワームは2.83in(72㎜)のシャッドテール。カラーはブルーとピンクがあり、どちらもラメ仕様となっています。

ワームは2個で1パック100円ですが、購入したものはダイソー50周年記念で50%増量となっており、3個封入されたものがまだ残っていたのでこちらを購入。

皆さんの近くのダイソーにもまだ在庫があれば、いつまでこの商品が出るかわからないものなので、購入を検討されてみては?

サイズは16gのジグヘッドにジャストフィットするように思える。22gの方では、3in以上あるものが欲しいところです。材質は塩化ビニル製。

いわゆるPVCと呼ばれているもので、多くのメーカーでワームに使われている素材です。

ちなみにジグヘッドは200円商品。ワームとセットで300円必要ということになります。

キャストでの飛距離も問題なく、スイムアクションもシャッドテールの特徴である尾をプルプルと振るような動きをきちんと実現しており安定しています。

ただ、フロントのフックがラインに絡みやすいようです。キャスト時には多少気を配りたいです。

ダイソールアー
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