さまざまな釣具を扱いだしたダイソーから、今度は100m巻のPEラインが発売されました。消耗品だけに、あったらよいなぁと思っていたのは私だけではないはず。大衆市民に嬉しい価格で330円(税込)で登場、期待を裏切らない価格は拍手ものです。しかも安価なのにラインカラーは10m毎に5色チェンジするマルチカラー仕様。
みんな気になるその特徴をチェックしてみましょう。


材質
JAN : 4550480201085
材質:糸/ポリエチレン
スプール/ポリスチレン
号数ラインアップ
号数は0.6、0.8、1、1.5号の4種類。ルアーではライトゲーム〜オフショアライト系、エサ釣りでは陸からは全般、船からでは浅場の釣りまでと幅広く使えそうです。
号数 | おすすめリーダー(lb) | おすすめリーダー(号数) | 用途 |
0.6 | 3〜4 | 0.8〜1 | アジング・メバリング・エギング(秋)・一つテンヤなど |
0.8 | 6〜8 | 1.5〜2 | エギング・シーバス・タイラバ・SLJ・SLS・ティップラン・船キス&カレイ・カワハギ・船の五目釣り・船のアジ釣りなど |
1 | 10〜20 | 3〜5 | シーバス・SLS・ライトショアジギング・オフショアライト系・投げ釣り・船の胴突き釣りなど |
1.5 | 22〜30 | 6〜8 | シーバス・ライトショアジギング・オフショアライト系・投げ釣り・船の胴突き釣り・泳がせ釣りなど |
ラインの太さ
太さ(号) | 直径(㎜) | 強度(lb/㎏) |
0.6 | 0.148 | 12/5.4 |
0.8 | 0.165 | 15/6.8 |
1 | 0.181 | 18/8.8 |
1.5 | 0.234 | 22/10 |
商品の見た目



購入してきたのは0.6号と1.5号。
触った感想は、想像よりもコシがあって品質が良く、通常使用であれば全く問題なさそうです。
最近のスタンダードとなっている素材「イザナス(ダイニーマ)」と触り比べてみても、細いラインでは違いがよく分からないほどでした。
滑り心地や細部のコシなどは編み込み方でも少し違うようなので、触っただけでは品質の判断は難しいでしょうが、引っ張っても切れなかったためそれなりの質は保たれているようです。
マルチカラーライン

カラーは10m毎に5色がローテーションされており、オレンジ、青、黄、緑、紫となっています。飛距離や水深を知りたいときに便利で、何かと助かるポイントです。もちろん視認性も抜群です。
スタンダードの4本編み

PEラインは編み込みの本数によって4本編み、8本編み、12本編みなどの商品があります。ダイソーPEラインの場合は4本編みタイプです。
リーダーもある

2022年9月ごろにリーダーラインも発売されています。素材はナイロンで5号、7号というラインアップ。ライトゲームの場合は太すぎますが、ショアジギングやライトショアのルアー釣り、エサ釣りでは青物狙いをはじめ多くの仕掛けに使えそうです。
ナイロン素材なので好みは分かれそうですが、平行巻きのため、ナイロンライン特有の糸潰れなどは抑えられているようです。
PEラインとリーダーの太さの関係はこちら
さらにドラグ設定もしっかりやりたい人はこちら
総評

100mという巻数のため、ショアではあまり問題にはなりませんが、オフショアでは物足りないシーンが多くなります。号数も1.5号までなので、ショアジギングでは最低ラインの太さとなるので、ルアー重量が60gくらいまでのゲームに向いていると思います。
感想としては、十分に使えるコスパ最強のPEラインです。
PEライン初心者は、なにかとトラブルが多くラインを無駄に消費してしまいがちなので、おすすめの商品といえそうです。ただし、毛羽立ってきたり、ささくれが散見されるようになったら早めの交換をおすすめします。そんなときに大物が掛かる、あるある経験者からの助言です。