ロックショアを満喫する! 装備と注意事項

ロックショアの装備

ロックショアゲームを楽しみたいのなら、それなりの装備を準備する必要がある。

まずは磯靴、ライフジャケット、グローブ。これがロックショアゲーム3種の神器と言えるだろう。そしてこれらは全て、身の安全を確保するためのアイテムだ。

ロックショアの基本装備。

釣りは自然を相手にするレジャーであり、海と向き合うということは常に危険も付きまとうということが避けられないこと。人工的に作られた堤防と比べると、自然の産物である磯であればなおのことだ。ロックショアと楽しむ場合は、常に安全面に注意して釣りをしなければならない。磯場は岩がつるつるとしていたり苔が生えていたりと滑りやすくなっていることが多い。足場が悪いためちょっとした転倒が大怪我に繋がる可能性も高い。スニーカーでは役不足で、滑りやすいというだけでなく、すぐにボロボロになってしまう可能性も高いため、磯靴は必須アイテムといえる。

足場が悪く、滑りやすいところも多いので磯鬱は必須だ。

ライフジャケットも必ず装着しなければならない。特に沖磯の場合、ライフジャケットをしていないと渡船に乗せてもらえないので注意してほしい。膨張式でも悪くはないが、基本はゲームベストがよい。万が一転倒した場合にもベスト自体がクッションとなって体を守ってくれるが、膨張式だと破れて機能しなくなる可能性も高い。また、ルアーや小物などを全て身につけられるので、手に持つものが少なくなり便利だという面も大きい。地磯の場合、特にこの傾向が顕著となる。

グローブは転倒時などに手を守るためのもので、ノットやルアー交換などの細かい作業をしやすいように指先がカットされたものが使いやすい。3本カットタイプと5本カットタイプがある。また、ジギングなどの常時ロッドアクションを必要とするゲームでは、手に掛かる負担を小さくしてくれるという役割も果たす。

周りに明かりは一切ない。日中の釣行であってもライト類は必ず身につけておこう。

ヘッドライトなどの投光器類も必要となるだろう。市街地や堤防と異なり、磯にはまったく明かりがないため、暗くなると何も見えなくなってしまう。沖磯は暗い内に渡ることが多いし、地磯でも早朝や夕方以降は足元が確認できない場合も多い。日中に行ったのに釣りに夢中になって帰るときには暗くなってしまい、ルートが分からなくなる、ということも多い。手元や足元を照らすライトはなくてはならいアイテムの一つだと言える。

その他には偏光タイプのサングラスや帽子など、堤防で釣りをする場合も使用するアイテムはもちろん同様に着用していたい。

地磯釣行でなるべく荷物を減らすためにはクーラーボックスの代わりにドンゴロスを持っていくという手もある。ドンゴロスとは麻でできた袋で、濡らすことによって気化熱の原理で中のものを冷たい状態に保てるアイテムだ。気温が低い時期は重いクーラーボックスよりもこれで十分に釣った魚などを冷やしておくことが可能だ。

沖磯に行く場合に必要なアイテム。

沖磯の場合はルアーやリールなどを入れるタックルボックスや磯バック、ロッドケースなどが必要になる。

よく、リールを組んだロッドを裸で渡船に持ち込むルアーアングラーも見かけるが、これはマナー違反だ。荷物の積み下ろしは乗船者全員で行うことも多く、ロッドケースはどんどん重ねて置いていく。裸のタックルは扱いに困ってしまうからだ。

磯場での注意事項

磯場では足場がフラットなところはほぼない。常に足場の悪い場所で釣りや移動を行わなければならない。転倒には十分に注意を払いたい。また、行きに渡れた場所も潮位が変わると海に沈んで渡れなくなることもある。初めての場所ではルートや潮位の確認はしっかりと行わなければならない。不意の高波に拐われるケースも少なくない。常に海の状況を確認して、悪天候時の釣行は控えるようにしたい。

さらに、岩場が切り立っているような場所では落石もある。10㎝程度の石でも直撃すれば死に至ることもありうるのだ。まずは安全面に十分配慮する。これが第一だ。

マナーにも気を付けたい。これはどこで釣りをする場合でも同じことだが、ゴミを捨てない。出たゴミは必ず持ち帰らなければならない。自然を、釣り場を汚す人間に釣りをする資格はない。トイレがないため、排便にも配慮したい。大の場合、新聞紙の上にして、そのまま海へ流すのが礼儀だ。新聞紙は水に溶けるので環境破壊には繋がらない。

釣りをする上では、魚を取り込む場所を確認してから立ち位置を決めるというのが基本だ。魚が掛かった場合、慌てずにスムーズに取り込み場所に移動するようにしたい。

堤防より魚影は濃いが、必ず釣れるというわけではない。

いくら魚のストックが豊富な磯であっても、やはり何も釣れないことも多々ある。自然を相手にする釣りでは思い通りにならないことも多い。しかし、磯で1日過ごしただけで、堤防では感じない満足感が得られるはずだ。自然の中に身を置き、自然を満喫する。これこそがロックショアの魅力かも知れない。

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