五島列島ポイント解説/宇久島 ヘタの瀬

一等席は、上物、底物共に両潮狙える最高の釣り場。

イシダイは、宇久島の中でも最も早くシーズンインし、4月にイシダイの3㎏級が出た後、5月に5㎏が集中するのが例年のバターン。6〜7月は2〜3㎏級が主体だが数釣りが楽しめる。

上げ潮は馬の瀬向きの先端部より竿を出し、下け潮は潮流が速くなると 釣り辛いので、やや内側に移動する。下げ潮の大きな反転流が生じるときは 東岸中央部での実績が高い。

また西岸のワレがある釣り座からは、下げ潮、もしくは上げ潮の反転流を狙い、足元から沖へ延びる海溝を攻める。ここでは、上げ潮の反転流が下げ潮と同じ動きを見せるときにキロオーバーのグレが期待できる。

南岸一帯は、ゴロタ石の浅場でグレ、ヒラスズキが多い。グレは2〜4月にかけて800g級を主体にキロオーバー交じりで数釣りが可能。

ヒラスズキは3〜5月までがベストシースンで5〜8㎏級の大型が出る。サラシのある日がチャンス。

マダイ、イサキは潮流が速いのでウキ下を深めにし、潮のヨドミでマキエを効かせて釣るのがコツ。

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