免許不要で自由を手に入る! 2馬力エンジンボート

もっと手軽にオフショアの釣りを楽しみたいというアングラーから人気を集めているのが、マイボートを利用したゲームです。

マイボートの中で免許や資格など必要とせず、誰でも気軽に楽しめるのが2馬力エンジンを搭載するボートや自力で進むカヤック、またサーフボードのようなものを使ったSUP(スタンドアップ・パドル)フィッシングなどです。

一番手軽なのはSUPですが、手軽ゆえに機動力や装備などの面で他の2つよりも劣ってしまいます。それなりにガッツリと釣りを楽しみたいというのなら、2馬力ボートかカヤックが適しているでしょう。

通常、エンジンの付いた船を操縦するには免許が必要です。しかし、船体の全長が3m(登録長)以下で推進機関の出力が1.5kw(2.039馬力)以下、さらに必要な安全装置が備わっている場合は免許を必要としません。※登録長とは実際の長さ×0.9となります。

つまり全長が3m以下のボートに2馬力エンジンを搭載したものなら免許が不要ということです。

エンジンの機動力で自由に移動して釣りが楽しめます。小さな船は他船から見えにくいので、存在を知らせるフラッグを必ず立てます。また万が一エンジンが止まっても移動するための手漕ぎオールなど安全装備は必ず必要になります。

エンジンボートのメリットはやはりなんと言っても、その機動力です。アクセルを回すだけで、自らボートが進んでいきます。

3m以下というボートサイズは軽自動車よりも少し小さい、という程度なので大人が1〜2人乗るには十分な大きさです。そして2馬力というパワーもこの船艇の動力としては必要にして十分なものとなっています。

しかし、あくまでも免許不要の範囲であり、流れの速い場所などでは、思うように前に進めないということもあるので、過信は禁物です。あまりに沖へ出過ぎることは避けなければなりません。

船艇はさまざまなタイプがラインアップされていますが、樹脂製の箱型のものとインフレータブルと呼ばれる、空気を入れて膨らます、いわゆるゴムボートタイプが主流となっています。

箱型のメリットは一度組み立ててしまえば、現場ではそのまま使えることと、直進安定性に優れているということでしょう。一方、デメリットは保管場所や運搬方法。車に積載するのにはキャリアなどが必要となってきます。

インフレータブルタイプの必要なもの一式。ボート本体はコンパクトに折り畳めるので、収納場所は小さくても問題ありません。普通車のSUVに載せるとこれだけ余裕があります。軽自動車でも十分に運べます。

インフレータブルのメリットは、なんと言っても空気を抜いて折り畳めばコンパクトになる、ということです。保管場所や運搬に困ることがほぼありません。またゴムボートですから、フロアに直接座っても、クッション性が良く非常に快適です。デメリットは毎回の空気の入れ・抜きが面倒だということですが、慣れてしまえば30分程度の作業です。

足踏み式のエアポンプで船艇を膨らませても、それほど労力は必要としません。車の電源を使った電気式のポンプも販売されていますが、早朝の使用では音の大きさが気になるところです。

インフレータブルは穴が開いたらしぼんでしまうのでは? と心配な人もいるかもしれませんが、気室はいくつかに分けられていて、一つや二つしぼんだからといって、いきなり沈んでしまうことはないのでご心配なく。もちろんライフジャケットの着用は義務付けられています。

船外機にガソリンを給油します。ガソリンは携行缶を利用して運搬することが法律で決められています。

エンジンボートは当然、エンジンを取り付けるため、その準備やメンテナンスが必要になります。ガソリンとオイルの補充が基本となりますが、ガソリンは携行缶に入れて持ち運びます。ちなみにセルフのガソリンスタンドでは携行缶にガソリンを入れることは法律で禁じられているので、必ずスタッフのいるスタンドで入れてもらうようにしましょう。

出船前にはガソリンを満タンにすることは基本ですが、予備のガソリンも小さな携行缶に入れて必ず装備しておきましょう。

オプションで魚探などを装備することが可能です。また、使用後は持ち帰る前に海水を洗い流しましょう。ポリタンクに水を入れて用意しておくと便利です。

船の操作は極めて簡単です。船外機は舵とアクセルが一緒になっており、アクセルはスクーターのそれと変わりません。アクセルを回しながら、舵を行きたい方向へ向けるだけで、自由気ままに海上を移動することが可能です。

箱型でも、インフレータブルでも船艇は小型のため、波があるときや、船のスピードを上げるとかなり水しぶきが掛かります。また、出船・帰船時には水に入る必要があるため、基本的に濡れてもよい格好をする必要があります。そのまま水に浸かっても問題ない服装が好ましいでしょう。このあたりは通常のボートと同じ感覚ではないことを念頭に置いておきましょう。そのため、冬期には使う気になれないかもしれません。

ボートを海に入れる、海から上げるときはある程度水に浸かる必要があります。

密を気にすることなく自由気ままに楽しめる2馬力エンジンボート。高い機動力があなたの釣りを変えてくれることでしょう。

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