いまさら聞けない ラインの太さの規格 号数 ポンドの基本

ラインのサイズを表す単位は号数、ポンド(以下lb)の表記があります。釣種や素材によって呼び方が違ったり、販売されているラインによっても表記は変わります。特に海釣りだと号数もlbもどちらも使うので、厄介ですよね。

今回はラインの基礎と計算方法の解説をしたいと思います。

まったくの別物

解説の前に知っていただきたいのは、号数とlbはまったくの別物だということです。

lb=重さ
号数=太さ(ラインの直径)

この相容れない表記ですが、lbを号数に、号数をlbに、今のところ、ナイロン、フロロカーボンについては、誤差の少ない計算が可能です。

その計算方法がこちら。

1号=約1.814㎏
1lb=約0.454kg

つまり、

1号=4lb

という計算になるわけです。ナイロン、フロロカーボンの場合は、メーカーごとの基本的な素材は同じで、大きな誤差が発生しないためこちらの計算になります。

とはいえ、あくまで参考値です。同じ号数ですらメーカーごと、さらに突き詰めれば商品の個体ごとに微妙な誤差があるのです。小数点単位の誤差は仕方のないことと割り切りましょう。

PEは計算するよりメーカーページを確認した方がよい

ではPEはどうでしょう?

そもそもPEは複数本のポリエチレンの糸(繊維)を編み込んで作られているラインです。商品の基本が同じなら計算方法も同じように見えますが、編み込み数や生産方法によっても誤差が出るため、製品ごとにバラバラです。実際に同じメーカーのPEでも、釣種やランクによって1号が何lbかけっこう違います。なので下手に平均値で計算するより素直にメーカーページなどを参考にする方がいいでしょう。

なお、PEは号数=ラインの太さというのも厳密にいえば違います。なぜならPEラインの場合は太さは繊維の密度や編み込み数によって数字が変わるので、明確な直径を出せないからです。

なのでPEラインについては主にデニール(d)という単位で管理されています。デニールとは長さ9000m当たりの質量を表わしたもので、200dなら9000mが200gということになります。

そして、日本釣用品工業会が定めたPEラインの基準規格は、1号=200dです。これを基準にPEラインの号数は決められています。

とはいえ、デニールは釣りでほとんど使わない単位ですから、号数でラインを管理した方が良さそうですね。

ナイロン・フロロカーボン 換算表

lb太さ(㎜)
0.25号0.454㎏1lb0.083㎜
0.3号0.544㎏1.2lb0.090㎜
0.4号0.726㎏1.6lb0.104㎜
0.6号1.089㎏2.4lb0.128㎜
0.8号1.361㎏3lb0.148㎜
1号1.814kg4lb0.165㎜
1.2号2.177㎏4.8lb0.185㎜
1.5号2.722㎏6lb0.205㎜
1.75号3.175㎏7lb0.220㎜
2号3.629㎏8lb0.235㎜
2.25号4.082㎏9lb0.248㎜
2.5号4.536㎏10lb0.260㎜
2.75号4.990㎏11lb0.274㎜
3号5.443㎏12lb0.285㎜
3.5号6.350㎏14lb0.310㎜
4号7.257㎏16lb0.330㎜
5号9.072㎏20lb0.370㎜
6号9.979㎏22lb0.405㎜
7号11.340㎏25lb0.435㎜
8号12.701㎏28lb0.470㎜
10号15.876㎏35lb0.520㎜
12号18.144㎏40lb0.570㎜
14号20.412㎏45lb0.620㎜
16号22.680㎏50lb0.660㎜
18号24.948㎏55lb0.700㎜
20号27.216㎏60lb0.740㎜
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