ハードルアーの超定番 ミノーの種類とテクニック

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

シーバス、青物、ヒラメ、ブラックバス、メバルなど釣れる魚が多岐にわたるハードルアーの代表、ミノー。

特別なアクションを覚えなくてもかんたんに使うことができるのに、テクニック次第で活性の低い魚にも食わせることができるプラグ。そんなミノーの魅力に注目してみましょう。

スポンサーリンク

ミノーとは

ミノーにヒットしたヒラスズキ

ミノー(Minnow)とは元々小魚の意味です。その起源は1936年、現在のフィンランド(ラパラ)にまでさかのぼり、現在に至るまでルアーフィッシングの第一線を戦っています。

その名前の通り、小魚にイミテートしたルアーで、細長くて捕食しやすいため、フィッシュイーターであれば大抵の魚がターゲットになるルアーです。

フィールドを問わず、海や河川はもちろん、湖、管理釣り場まであらゆるジャンルの釣りで活躍します。

ミノーの種類

ミノー

ミノーを大きく分けると、まずはシンキングミノーとフローティングミノー、サスペンドミノーに分類できます。

シンキングミノーは、巻かなくても沈むタイプのミノー。フローティングミノーは、巻かない場合は浮き上がってくるタイプです。

サスペンドミノーは水に近い比重となっており、止めると浮くわけでも沈むわけでもなく、そのレンジに留まる特徴があります。

全く同じ形のルアーでも中のウエイト次第でシンキングかフローティングかが変わるので、パッケージで判断する必要があります。

ルアー本体に分かりやすいように「F(フローティング)」、「S(シンキング)」「SP(サスペンド)」と書かれているものもありますので、それで区別しても良いでしょう。

それぞれの使い分け

フローティングとシンキングの違い

ミノーの使い分けは、まず釣りたい魚がどの層にいるか、どの層を泳がせれば反応してくれるかを予測するところから始まります。

フローティングミノー

フローティングミノーが活躍するのはシャローエリア。遠浅な場所や藻場、ストラクチャーの上を通すときに役立ちます。

理由は根掛かりのしにくさにあります。シンキングだと上記のような場所だと根掛かりしやすくなってしまいます。

また仮に根掛かりをしても自身の浮力があるためシンキングよりも外しやすいです。浮力があるためアクションのキレが良く、とても扱いやすいルアーです。

難点はシンキングルアーより軽いため、キャスト時の飛距離がどうしても出にくくなります。

リップの大きさや角度で潜る深さも変わってきます。表層狙いのタイプが多いフローティングミノーですが、底まで潜るタイプもあります(ディープダイバー)。

シンキングミノー

ミノーで釣ったシーバス

フローティングだと、狙いのタナにたどり着くまでにある程度巻かなければならないですが、シンキングミノーならラインを止めている間も沈んでくれるので、着水から狙いのレンジまで沈めることができます。

レンジキープ能力に優れており、ある程度の深さならボトムでも攻略できます。

フォールアクションを入れることも可能で、フローティングよりも重いのでキャストの飛距離が出やすいのも利点です。

ただし、根掛かりのリスクはどうしてもフローティングより上がります。カケアガリで急に浅くなる場所などは注意しておかなければいけません。

サスペンドミノー

サスペンドはフローティング、シンキングの中間的な立ち位置になり、レンジキープ力が非常に高いルアーです。

ルアーを止めたときは、水と同じ比重なので浮きも沈みもせずその場に留まり、サスペンドにしかできないアピールをすることができます。

フローティング、シンキングと比べると種類が少ないルアーですが、低活性時にルアーをじっくり見せたいときに役立ちます。

リップレスミノーとは

リップレスミノー
リップレスミノー

リップレスと書かれてある通りリップがないミノー。

ボディ(頭)にリップの機能を持たせており、空気抵抗が少なく、飛距離が出やすい利点があり、低活性にも強いのが特徴です。

ミノーの動かし方

タダ巻きがメインになります。フローティングなら着水後から巻き、シンキングなら着水後カウントをして狙いのレンジまで沈ませてから巻きます。

その名の通りただ巻くだけで単純なアクションですが、実は奥深いところがあり、巻くスピード、ロッドの構え方などで泳ぎ方を変化させることができます。

早巻きで強烈にアピールしたり、逆に遅くして相手にゆっくりとルアーを見せたり、ターゲットやその時の状況によってリトリーブスピードを調整してあげる必要があります。

リトリーブ時のロッドの高さでレンジを調整することもできます。浮き上がらせたいときはロッドを上げ、沈ませたいときはロッドを下げます。

ときには、ルアーを止めて魚に食わせるタイミングを作ってみましょう。このテクニックを「ストップ&ゴー」といいます。

リアクションバイト

リトリーブしながら、ロッドを軽く振り(トゥイッチ)ルアーの動きに変化をつけるのも良いでしょう。細かく動かし続けるのも有効です。

ときにはロッドを大きく煽り(ジャーク)ルアーに大きな変化をつけると「慌てて逃げる小魚」に見せることができます。

トゥイッチやジャークなどのロッドアクションを使いこなせば、ターゲットの食欲に関係なく食わせることができます。これをリアクションバイトといいます。

注目のミノープラグ
ショアラインシャイナーZ セットアッパー
ダイワ(DAIWA)
¥2,095(2023/12/10 04:50時点)
沼正弥完全監修。誰もが苦手にしている堤防、磯等における中層と足元を攻められるぶっ飛びサーチシンキングダイバーキャスタビリティ・レンジキープ性能を追求したスローシンキング設定ながら、多用するスロー~ミディアムでのレスポンスを徹底追求。
カウントダウンエリート9.5cm
ラパラ(Rapala)
¥1,782(2023/12/09 19:04時点)
待望の9.5cm新登場! ・飛距離約20%up(対CD比較)・水平フォール姿勢でドリフトに対応・タングステンコアウエイト採用。
他にはこんな記事が読まれています
タイトルとURLをコピーしました