エギングQ&A 初心者のお悩みお答えします

エギの選び方や釣り場でのトラブル、初めたばかりで右も左もわからない。そんなエギングビギナーが抱える10の疑問にお答えします。エギングの基礎と呼べる要素を集めましたので、必ず釣果に反映されるはず。脱・初心者を目指して頑張りましょう!

Q① 一投目に使うのはどんなエギですか?

A使い慣れたエギが一番!

1投目というのは、何も分からない状態で、はじめて海の状況を知るためのものになります。そういうときは、状況を調べやすいエギを選ぶことが大切です。付け加えるなら、まだ釣りなれていない状態なので、イカが飛びついてくる可能性も高くなります。そんなときは自信を持って使えるものが望ましいでしょう。

まだそんなエギがないエギンガーは3.5号を基準として、視認性の高いオレンジやピンクなどのアピール系を選んでおけば、初心者でも、エギの位置やアクションを確認しやすいです。実際に、こういったカラーをパイロットルアーとして位置付けるアングラーも多いです。

自分のお気に入りのエギでアオリイカを釣ればテンションも高まる!

Q② 一つのエギを使いつづけていればいいの?

A同じエギでもカラーチェンジはこまめに行いましょう

最初の質問の答えの通り、一つのエギを基準にできるほど使い倒せば上達の近道になります。しかし、それはあくまで「同じサイズの同じモデル」というだけです。カラーについてはこまめに変えましょう。

金テープにオレンジやピンクといった定番色でいつも釣れてくれればよいのですが、反応しない日も当然あります。釣れるまではどんどん色を変えていきましょう。

仮にヒットカラーを見つけたとしても、いずれスレて反応しなくなります。そんなときに、色変更したら、再び釣れ始めるということもあります。

カラーローテーションをしやすいようにある程度近い色をまとめておくとよいでしょう。また、自分なりのカラーローテーション順を決めておくと迷わずにすみます。この写真で例えるなら、オレンジ系、ゴールド系、ピンク系、虹色系と、ローテーションすれば、定番カラーから順番に試せるのでおすすめです。明確な正解はないので、自分なりに考えてローテーションを組んでみましょう。

Q③ エギのカラーはどう使い分けるの?

Aカラーは光量や潮色で決める

エギのカラーは大きく上布と、その下に貼られた下地の2種類で構成されています。このうち下地の色は光量によって選ぶのが基本です。明るければゴールド、シルバー系、暗いなら赤、曇りや判断が難しいときはマーブルなどが一般的です。

上布のカラーはその時の潮で見やすい色をセレクトします。日中、澄んだ潮で低水温なら青系、水温が安定しているならピンク系、濁った潮のときはオレンジやチャートカラーなどで、光量が少ない時間帯はシルエットがはっきりするダークカラーがおすすめです。

エギのベースカラー
エギのベースカラー

もちろんセオリー=正解というわけではないので、反応が悪かったら数投ごとにカラーチェンジをしてみましょう。どのカラーが正解か判断しづらいときは、アピール力の高い方から順番に選ぶこともよいでしょう。

もっと詳しく知りたい場合はこちらの記事にも書いていますのでご参考にされてください。

Q④ エギのサイズはどう考えればいいの?

Aシーズンによりますが基本は3.5号

最初はこの大きさを基準にして問題ないでしょう。

しかし、秋の場合、どうしてもイカが小型で中層、表層付近にいることが多く、アオリイカのサイズも小さいので2.5号や3号が活躍します。最近はもっと小さいエギも発売されているので、秋イカを中心に狙う場合は、小さめの号数を集め、春イカでモンスターを狙ったりする場合は4.5号などを選んでみましょう。

イカに合わせてサイズを調整しましょう。

Q⑤ エギの着底が分からない

A ラインと海面の接点に注目! まずは重めのエギで慣れよう

着底の瞬間をとらえるためには、ラインと海面の接点をよく観察することです。フォールしているうちは、ある程度ラインが張っている状態で、ラインが沈んでいる接点にV字の波紋が浮かびます。着底すると、ラインが一瞬だけたるんで波紋が消えます。これが着底の合図です。

このとき、ラインが出ていきすぎないように注意。PEラインは風に流されやすいので、スプールを手で押さえてラインの出る量を調整し、ラインテンションを掛けすぎないように調整しながらエギを落としましょう。

着底したかどうか確認するには、ロッドを手前に引いてみること。すると水圧とは違う、地面の上を引く抵抗感があるので、これが着底したという証拠になります。水面のV字は遠投した場合、まず見えないので、このように着底を確認するとよいでしょう。初めての人はエギのサイズをアップすると、着底がよりはっきりとわかるようになります。

最悪、何をやっても着底が分からないときは、無理にボトムをとらず、上のタナを狙うという手もあります。浅い場所で5カウント、深い場所で10カウントを目安に沈めてシャクります。シャローでも抱いてくるアオリイカはいますので、まずはそこから始めてもよいでしょう。

Q⑥ 遠投しないとアオリイカは釣れないのですか?

確かに遠投できないよりはできる方がよいですが、足元も忘れずに

遠投力は大きな武器です。人より遠くへ飛ばせるということは、スレてないイカへアクセスできるわけですし、アピールする時間も長いのでより高い確率でアオリイカが釣れます。

ですが、遠投がすべてよいというわけではありません。もしかしたら足元にアオリイカがいるかも知れません。どうしても遠投が難しいなら足元を丁寧に、細かく狙ってみるのも手です。

時期やフィールドによっては遠くに飛ばすよりもピンポイントに狙った方がよいときもあります。たとえば秋に小さな漁港内を攻めるときは、近くのストラクチャーをタイトに攻める方がよいでしょう。

遠投が全てじゃない。足元を探るだけで釣れることもあります。

Q⑦ なんとかして遠投したいのですが……

できるだけ重たいエギを使い、ペンデュラムキャストを正しく行う

最も簡単な遠投方法はできる限り重たいエギを使うこと。もちろんそのシーズンで有効なエギの号数があるわけですから、単純にサイズを上げてしまうと本末転倒なので注意。ちなみに号数を変えずに重くしたいなら、エギ用チューニングシンカーもありますので、参考にしてみましょう。

投げ方はオーバーヘッドでもよいのですが、遠投を意識するならペンデュラムキャストが適しています。

遠投するならロングレングスのロッドが有利になります。キャスト時にエンドグリップを引き付けて強く振り抜けば、それだけでも十分距離は稼げます。力まず8割程度の力で投げるのがコツです。

ラインを細くすることでも飛距離を伸ばすことができます。あとは練習あるのみ!

どうしても遠くへ飛ばしたいなら、やっぱり練習あるのみ。正しいキャストを覚えれば必ず飛ばせるようになります。

Q⑧ 根掛かりばかりしてしまう……

底取りがうまくできていないからです

よく根掛かりしてしまう人は、着底の感覚がつかめていない証拠です。着底に気付かずエギを放っておくと、無用に沈みこんだり、潮に流されて根掛かりします。

とはいえ底をとることは初心者にとっては最初の大きな壁。ある程度慣れた人でも簡単にはいかないものです。できる限りエギはロストしたくないもの。なので最初のうちはやはり無理に底をとらずカウントダウンで上層から徐々にボトムを狙う方がよいでしょう。特に秋は上層でアタることも多いので狙ってみましょう。

もし根掛かりしても慌てず、ドラグを締めて、ロッドに負担がかからないようにラインをまっすぐにしてゆっくりとテンションを掛けます。こうすると海藻が切れ、高い確率で回収できます。

岩場なら、立ち位置を変えてシェイクするだけで外れることもあるので、試してみましょう。

Q⑨ リールのドラグはどのくらいに調整しておけばいいの?

ドラグテンションは1㎏が目安

エギングの場合のドラグ設定は、泳ぎのパワーに対抗するというよりは、しっかりフッキングさせつつ身切れを防止するためという理由が大きいです。その目安が1㎏。だいたい500mlのペットボトル2本をぶら下げてラインがじわじわと出てくるくらいです。

大型エギを使ったり、水深が深い場合は締め気味に、小型エギや秋の小さな個体を狙うときは少し弱めに調整するとよいでしょう。

Q⑩ ネットでアオリイカをすくうのが難しい

イカの頭側からすくってみよう

イカは吸い込んだ水を噴射して進むので、後方(頭側)にしか移動できません。なのでラインを張りつつ、後ろからすくい上げればうまくランディングできます。

ネットに入ったあとは、平行に持ち上げようとしないこと。ひどいときはシャフトが折れてしまいます。足元からたぐるように引き上げれば、安全に取り込めます。

ギャフを使う場合は、伸ばしたギャフの上にイカを乗せるようなイメージで胴体の頂点にかけましょう。うまく掛かれば中の水が抜けるので楽に引き上げられます。持ち上げる際はネットと同じく足元から引き上げましょう。

ギャフを使うときは胴体の頂点をすくうように掛けると身切れしにくいですよ。
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