基本のオーバーヘッドキャストはコレだ!

オーバーヘッドキャストとは文字通り、ルアーの軌道が頭の上を通っていく投げ方で、ちょうど剣道で竹刀を振る姿に似ている。比較的軽めのルアーを正確にキャストするのに向いており、ラインのタラシを短め(30〜50㎝)にしてロッドの反発力を利用してキャストする。全体の流れとしては以下のようになる。

 ①正面を向いて、ロッドを45度程度の角度で構える。

 ②ルアーを頭上で後方へ放り出すイメージで振り被る。

 ③軽くロッドを前方へ振り出す。

 ④ラインに掛けた指を離し、ルアーを放出する。

タオルの端を持って叩くようなイメージだ。コツは力を入れないこと。あくまでもロッドのしなりと反発力を利用してキャストすることが重要だ。最初は20m程度の距離を飛ばしてみて、慣れたら少しずつ飛距離を伸ばしていくとよい。

このキャスト法はテイクバックをあまり大きく取らないため、比較的背後が狭い場所でも投げられるというメリットもある。

※キャスト時は、周りに人がいないかや障害物などがないかを必ず確認すること。特に後方は何度も確認する。
慣れてきたらタラシの長さは自分でいろいろと試してみるとよいが、まずは30〜50㎝くらいから始めるとよい。
リールフットを挟んで3本の指でしっかりと握り込み、人差し指と親指は軽く添えるようにしておく。キャストするときにはリールのベイルを開き、このように人差し指にラインを掛ける。

正面を向いて、ロッドを45度程度の角度で構える

ロッドの先を狙いたい方向へ向け、左手はグリップエンドを軽く握る。

ロッドを頭上へと上げていく

そのまま刀を振り上げるようにロッドを頭上へと上げていく。力を入れる必要もないし、速く行う必要もない。必ず後方確認をしてから行うこと。

頭上を通して、ルアーを後方へと送る

ロッドを振りかぶり、ルアーを後方へと送ってテイクバックするのだが、このあたりからスムーズな動作が求められる。カウント1でテイクバック、2でキャストというイメージだ。

ロッドを前方へと振り出す直前

ロッドが最後方へ行った状態。ここから前方へと降り出す動作へと移るのだが、このときにルアーの重量がしっかりとロッドに乗って、ロッドが少ししなった感覚をつかむことが重要。スムーズな動作が必要と書いたが、急ぐ必要はない。

ロッドのしなりを感じながら前方へ振り出す

ルアーの重量がロッドに乗っていることを感じながら、そのまま前方へ振り出す。速さや力強さは必要なく、あくまでも軽くを心描けることが重要。

ルアーの重みをしっかりとロッドに乗せる

ロッドはそのまま前方へと振り抜いていくのだが、この段階ではロッドを振るというより、ルアーの重みでロッドを曲げるという感覚が重要だ。ロッドが曲がれば、その反発力でルアーは飛んで行くからだ。

狙いたい方向へとしっかり振り抜く

ロッドが曲がっている感覚をつかんだら、そのまま目標へと軽く振り抜く。あまり速く振ろうとすると、ロッドに負担が掛かるので注意が必要。あくまでも、ロッドの反発力を利用して軽く振る、ということが大事。

ロッドの先を狙いたい方向へ向けて静止

ロッドを振り抜いたら、そのままの状態でルアーが着水するまでピタッと静止しよう。ティップが斜め上を向いている状態が好ましい。テイップを下げたり、上げたりしないこと。

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