猛暑日が多い日本の夏では、熱中症対策は必須です。健康面でもそうですが、集中力を乱す要因はできるだけ排除したいものです。
そして、もう一つの問題「蚊」の対策と共に、本格的な夏に突入する前の準備をしておきましょう。
暑さ&日焼け対策
冷却スプレー

手軽に暑さ対策をするなら冷却スプレーで対策をとりましょう。コンビニや100円ショップでも簡単に手に入ります。
冷感成分のメントールを配合しており、シュッとひと吹きするだけで大きな効果が期待できます。また、中には消臭成分が含まれているものもあるので、釣行後も便利です。
帽子、偏光グラス、フェイスカバーなどのグッズ

直射日光を遮ってくれる帽子は、夏に限らず釣りの必須アイテムともいえるでしょう。ただ、帽子の中には夏にはあまり向かない冬向けもあります。ハーフメッシュなどの通気性の良いものを選びましょう。
直接的な日差しだけでなく、海面からの照り返しにも気をつけたいところ、そういう意味でも偏光グラスは役に立ちます。

フェイスカバーやネックガードも用意しておくとよいでしょう。冷感効果が高いものを選べばより快適に過ごせるでしょう。
低予算で収めたい場合は、クーラーに凍らせたペットボトルにタオルを巻いておき、ときどき首に巻くという手もあり。冷感シートやスプレーなどと併用して使うとよいでしょう。
冷感ウエア

釣りはどうしても長時間、日差しに肌を晒すので、本格的に暑さと日焼け対策をするなら冷感ウエアがほしいところ。
キシリトールなどの接触冷感効果の高い素材が使用されており、日焼け対策に効果的な肌をさらさないロングウエアなのに、ひんやりと快適な着心地を保ってくれます。
インナータイプを購入しておけば、自分の好きな服を上から着られるので便利です。

虫刺され対策
飲酒は控えよう
蚊は、人間の出す二酸化炭素をもとに寄ってきます。飲酒すると体内でアルコールを分解する際に、呼吸が通常より多くなり蚊を寄せ付けやすくなります。
また、体臭や体温にも蚊は寄せられるので、できる限り飲酒は控えましょう。
蚊取り線香、虫除けスプレー

定番の防蚊対策といえばこれです。ただ、ルアー釣りなど多く動き回る釣りには、蚊取り線香は向かないので、虫除けスプレーを購入するとよいでしょう。
夏、特に運動をしながらだと、どうしても多くの汗をかいてしまい虫除けの成分が流されてしまうので、こまめに塗りなおすことも忘れずに。
スプレーで直接吹きかけるだけでは、ムラができやすいので、手のひらに中身を出して塗り広げるとよいでしょう。
防蚊効果の高い服

ウエアの中には蚊を寄せにくくする効果のある素材を配合したものがあります。どうしても蚊を寄せ付けてしまう体質の方は探してみましょう。
また、蚊は黒い服に寄せられやすいとされています。しかし、同時に日焼け対策には紫外線を通しにくい黒が有効とされています。
冷感インナーと併用して、どんな組み合わせがいいか考えてみるとよいでしょう。