基本的なメンテナンス
ナイロンラインは紫外線に弱く、日光を浴びるたびに劣化する。吸水性も高くフロロカーボンよりは劣化が早いとされています。
しかし、どちらにせよ長く使えば劣化は避けられません。特にラインを劣化させる要因の一つとして塩分が挙げられます。

塩分は乾燥していくごとに個体となり、ラインにダメージを与えてしまいます。そのため、最低限毎釣ごとに行っておきたいのは塩分の除去。
塩分を除去するには、水洗いが一番。リールからスプールを外して流水で水洗いするか、10分ほど真水に漬け込んでおくとよいでしょう。もちろん洗った後はよく乾燥させることも重要です。
PEライン用のスプレー

PEラインは他のラインに比べて長寿命。同様に塩分が劣化を進めるので、水洗い後、PEライン専用の撥水スプレーを塗布するとよいでしょう。
ラインは釣りをする上で一番ストレスを感じる原因となりやすいです。メンテナンスはこまめに行いましょう。
おすすめPEラインスプレー
ラインの寿命

ラインの寿命は使い方によって大きく変わるため、一概に期間を設定しづらいところがあります。
寿命の判断の目安は、ヨレが出ていたり、引っ張ると切れてしまうなどトラブルが多くなるか、糸巻き量が少なくルアーの飛距離が落ちたときです。
PEラインの場合は、ささくれたりコシがなくなったら寿命です。

悪くなった部分は切り取って新しい部分を使うか、リサイクラーなどを駆使して、ラインを裏返して使うとより長く使えるでしょう。
一つは持っておきたいラインリサイクラー
せめて糸巻き量はリールスプールの2/3以上は確保しておきたい。それ以下になったら新しいラインを用意しましょう。
ライン交換は購入すれば釣具店でやってくれるところが多いですが、ネットでは自分でやらなくてはなりません。
ラインを巻く際はある程度のテンションを書けながら巻き取る必要があるので、リサイクラーを用意しておくと便利です。
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