これでバッチリ! 船酔い攻略法

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船酔いの原因と症状

乗り物酔いは三半規管が感じ取った情報と、視覚から得た情報に誤差が生じた場合に起きる体の異変と言われている。水面に浮かぶ船は上下・左右に大きく揺れるため、船上にいる人間の視界は常に傾いたり上下動したりを繰り返す。

そのような状況下で視覚をフルに活用するオフショアゲームは、最も乗り物酔いを起こしやすい行為といえるだろう。

オフショア

船酔いの症状は、めまい、吐き気、眠気、倦怠感などが単独または複合的に表れる。内臓がギブアップすると気分は最悪。吐き気をこらえながら船室に倒れ込み、ひたすら目をつぶって帰港を待つしかない。

ボート

一般的な出港時間は夜明け前で睡眠不足に陥りやすい。前日の深酒も船酔いの元。

船酔い対策

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FGノットなどは手元で作業をするので、乗船する前に用意しておこう。

手元を見る細かい作業は船酔いを誘発する行為で、FGノットなど面倒な結びを船中で行うのは危険。また揺れに弱い体質の人は、座ると気分が悪くなってしまうことがある。まずはこのような行為をできるだけ避けるのが賢明で、できるだけ遠くの風景を見るように心掛けよう。

船酔いを防ぐ最も有効な手段は、乗船前に酔い止め薬を飲むこと。正しい服用方法を厳守することが大前提で、酔い止め薬の主な副作用として眠気、口の渇き、動悸などがあることを十分に理解しておきたい。

【予防法】
・しっかり睡眠を取る。

・酔い止め薬を正しく服用する。
・空腹と満腹の状態を避ける。
・ショウガを摂取する。
・予備の仕掛けは予め準備しておく。
・上下動の大きい船首部に行かない。
・座り込まない。
・乗り物酔い防止メガネをかける。

酔い止め
船酔い防止の最も有効な対策は酔い止めの薬を服用すること。釣行前日は早めに就寝しておきたい。

自己流の飲み方では副作用のリスクが大きい。特に薬の飲み合わせには注意が必要で、抗ヒスタミン成分が含まれる酔い止め薬は、花粉症薬や鼻炎薬、風邪薬などに含まれるアレルギー症状を抑える成分と重複し、副作用のリスクを高める。眼圧を上昇させて緑内障の症状を悪化させたり、排尿困難により前立腺肥大症状が悪化する危険性があるので、薬の説明書は必ず確認すること。

空腹でも、食べ過ぎでも酔いやすいとされるが、いずれにしても胃が刺激される状態だと乗り物酔いしやすいようだ。吐くと一時的に楽になるのは確かで、胃の中に吐くものがなくなって、胃液が上がってくる状態は地獄の苦しみ。これを防ぐためには、あらかじめ楽に吐き出せるバナナやうどんを胃に入れておいたり、ひとしきり吐いた後にバナナを食べるという手段が有効だ。

電動リール

コーラなどの炭酸飲料は胃をすっきりさせるが、オレンジジュースなどの柑橘系飲料は胃酸の分泌を促すのでNG。ショウガや梅干しは乗り物酔いに効く食品とされているので、試してみる価値がありそうだ。

悪臭も気分を悪くする要因で、船の排気ガス、トイレや魚の匂いなどが引き金となり、一気に吐き気に襲われることもある。「この匂いはヤバい」と思ったときは一時的に息を止めてやり過ごすのも一手。リンゴの香りには気分をさわやかにする効果を期待できる。

乗り物酔いにはツボ療法も有効で、胃の不快感を治すには、手首の付け根・内側の中央から、ひじ側に向かって3~5㎝辺りにある内関(ないかん)というツボを軽く押す。一円玉を内関に貼っておいても同様の効果を期待できるので、医療用テープを使用して貼ってみよう。

内関
胃の不快感を治める効果がある内関(ないかん)というツボは、手首のシワから指3本ぐらいの位置にある。

【回復法】
・遠くの1点を見る。
・梅干しを食べる。
・ガムをかむ(あごを動かす)
・新鮮な空気を吸う。
・氷をなめる。
・炭酸飲料を飲む。
・内関のツボを押す。

船酔いしない体質になる

揺れに対して特に敏感な人は浮き桟橋で酔ったり、海水浴中やウォーターベッドで酔うとのこと。酔ったと感じてしまった途端に釣りどころではなくなってしまうから、できれば船酔いしやすい体質を改善したいものだ。

このような体質を改善する訓練として有効とされるのは、酔っても乗り続けること。乗船回数を増やしていけば、やがて慣れてくるということだが、いくら乗っても慣れない人もいるので個人差は大きそうだ。

ボート

三半規管を強くするための手軽なトレーニングは平衡感覚を養える運動で、前転・後転(でんぐり返し)や縄跳び、一輪車など。これらの運動を普段の生活に少しずつ取り入れていくのも良いかもしれない。 

入れ食いが始まった途端、船酔いしていたことを忘れてしまったという経験がある人は、自己暗示をかけることで船酔いを克服できる可能性がある。「今日は酔わない」と言われただけで酔わない子どもがいるように、酔うか酔わないかは気持ち次第という面も否定できないだろう。

乗り物酔いに関してはさまざまなジンクスがあるが、それも「気の持ちよう」ということ。メンタルを鍛える効果は意外と大きそうだ。

【NG集】 
・睡眠不足。
・前夜の深酒。
・船でのアルコール摂取。
・胃を刺激する食べ物の摂取。
・波、穂先、手元を注視する。
・FGノットなど面倒な結び。
・船上で座り込む。

オフショア
楽しく釣りをしていれば、船酔いなど忘れてしまうことも。最大の船酔い対策は魚なのかもしれない。
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ブルーの部分には液体が内蔵されていて、揺れに応じて動くため、目と耳から得られる情報のズレを制御するようになっている。
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