山口美咲の磯釣りに熱中!「夢の離島 対馬での磯釣り」

山口美咲

山口美咲
やまぐちみさき

トーナメントに励みながらも、プライベートでは大物釣りに夢中。シマノ、オーナーばり、マルキユー、釣研フィールドテスター。Zeque、ルミカフィールドスタッフ。

離島というのは釣り人にとっては特別な場所。私が子供のころからずっと行ってみたかったのが五島列島です。

そんな夢はなんだかんだであっという間に叶ってしまい、次に気になっていたのが対馬列島。そんなときに、とある番組の撮影で対馬に行けることになりました。今回はそのときの釣りのお話をしたいと思います。

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アットホームな梅乃家さん

対馬列島へは博多からフェリーで行くこともできるそうなのですが、私は福岡から飛行機で渡りました。飛行機で向かうことが、より離島へ行っている感じがしてワクワクしたのを覚えています。

そして島に着くと出迎えてくれたのが、お世話になった渡船&お宿の総合釣りセンター梅乃家さん。通称、智船長とお父さん。二人ともとても親切で明るいキャラクターで親しみやすく、あっという間に梅乃家の一員になりました。

第五若丸船長の智君。とってもお茶目で楽しい方です。

そして2日間の釣りが始まります。

初日は魚影の濃い対馬だけに、ターゲットを絞らずに釣れる魚を釣ってみることにしました。まずはチヌでも釣れないかと浅めのエリアに入ってみました。

しかし、このときはまだ3月初頭ということもあり、チヌを釣るには少し早め。思うように釣果に繋げられず断念。

そこで少し釣り座を移動し、狙うポイントを変えてみると、小型ではあるもののグレが連発! 毎投のように釣れるグレ。やはり魚影は濃いようです。

次に水深のある磯に替えてもらい、今度はグレのサイズアップを狙ってみます。

その磯替わりのときにいただいたお弁当には、智船長から「美咲ちゃん頑張って!」とメッセージが。長く釣りをしてきましたが、お弁当にメッセージを書いてもらったのは初めてのことで、とても感動しました。撮影ということもあって、多少の緊張感もあり、何としても釣らなければ! という気持ちがあったのですが、船長の気遣いでスタッフも私も、気持ちが和らぎ活力に。

対馬列島にはダイナミックな景色がたくさんありました

40㎝クラスがアベレージ

そして後半戦です!

最初に降りた磯とは全く雰囲気が違い、見るからに水深があり、さらには潮通しが良さそうな磯です。釣り始めて間もなく、道糸が走る大きなアタリ。重量感のあるやり取りの末に上がってきたのは40㎝オーバーのグレ。

やはり良型は水深のあるところにいたようです。しかし釣れるのはとても浅いタナ。細かいことは覚えていませんが、軽い仕掛けでハリスがなじんですぐにアタリが出ていたような気がします。かなりグレが浮いているような印象でした。その後も同サイズが入れ食い状態。どれも40㎝前後の良型で、腕もパンパンになるほどの好釣果で初日は終了。

夜の夕食で印象的だったのがグレのお刺身!しっかり寝かせて脂の回ったグレは絶品でした。

また対馬へ行ってみたい

そして2日目です。

今度はドン深激流、初日とはまた景色の違うダイナミックな磯へ連れて行ってもらいました。まさに「ザ・離島」そんな雰囲気の磯です。

船長曰く、状況が良ければ大きなマダイが足元に浮いてくるらしい。そんな贅沢な光景を期待していたのですが、この日は残念ながらマダイは姿を現してはくれず……、ただ、相変わらずグレはよく釣れるのです。

普段釣りをしていて、グレはとにかく繊細で、少しの違和感も嫌う厄介なターゲットというイメージがありますが、対馬列島のグレはとにかく素直でした。

撮影では離島に連れていってもらうことが多く、毎度自分の経験値が上がって勉強になることも多いです

これは五島列島でもよく似ているのですが、フカセ釣りの基本通りに、きちんとマキエと仕掛けを合わせていれば、バチバチアタってきます。

潮も素直、魚も素直、これが離島の釣り。対馬の磯に癒やされ、また人も温かく、忘れられない思い出となった対馬遠征でした。

ちなみに、釣り以外の時間は、とも船長と水切りをして遊んだり、島を一望できる高台に上がってみたり、とにかく非日常を感じられるのも離島の魅力。また、対馬の磯に癒やされに行きたいな。

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