ケンサキイカ・ヤリイカが爆釣できる テーラー・スッテ仕掛け

先が槍(ヤリ)のように尖っている方がヤリイカで、エンペラが大きく横広いのがケンサキイカだ。もう一種、似たような見た目をしているのがスルメイカで、この3種類をまとめてツツイカと呼ぶこともある。

ケンサキイカはヤリイカやスルメイカよりも温暖なエリアを好むため、中国〜九州北部エリアで多く見られる。

群れで回遊してくるため、ポイントとなるのは潮通しの良い場所だ。堤防の先端で常夜灯が設置されているようなところがベストとなる。

数釣りが楽しめるのがこの釣りの特徴で、調子が良ければ一晩で3ケタも夢ではない。

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情報収集が大事

テーラースッテ仕掛け

どれも陸っぱりで狙えるのはかなり限定された期間で、例年同じ場所に接岸してくる。

そのため、情報収集が釣果を分けるカギとなる。釣具店やネットの情報をこまめに確認して、釣れ出したという報告があれば、即座に釣り場へ向かおう。

イカが回遊してくる堤防は、シーズンになるとどこも大勢の人で賑わうため、かなり早い時間から場所取りをしている人も多い。また、厳寒期の夜釣りとなるため、防寒対策など入念に行いたい。

使うエサ

サバの切り身やキビナゴ、鶏のササミや胸肉などが代表的なエサだ。エサとして加工されたものが販売されているので、それを使うと無難だろう。

自分で準備する場合は、塩で締めて水分を抜くとエサ持ちが良くなる。

エサ巻きテーラーやスッテに付ける大きさにカットしたものを多めの塩に一晩まぶしておくだけの簡単な作業なので、実践してみるのもよいだろう。

また鶏の皮もエサ持ちが良い上、脂分が多く集魚効果が高い。値段も安いのでおすすめだ。

イカ専用仕掛けで狙う

テーラースッテ仕掛け

イカは通常の釣りバリではハリ掛かりしづらい。

そのため、カンナと呼ばれるイカ釣り用のハリが付いた仕掛けを使うのが基本となっており、テーラーやスッテと呼ばれるイカ専用の仕掛けに、エサを針金で巻きつけて狙っていく。

その際、エダスを設けてテーラーやスッテを複数セットすると手返し良く釣りが展開できる。

2個セットするのがスタンダードで、エダスをあまり多く設けると仕掛け絡みなどで、逆に手返しが悪くなってしまうので注意したい。

夜釣りが基本となるため、ウキには発光体を付けるか、電気ウキを選ぶ。エダス仕掛けは専用のものが市販されているので、それを使うとよいだろう。

狙い方

テーラースッテ仕掛けで釣ったケンサキイカ

基本はウキにアタリが出るのを待つだけのシンプルな釣りだ。ときどき竿を軽く煽って、仕掛けを動かすのも誘いになる。

ここで重要になるのが、タナの設定だ。

ツツイカ狙いではいち早くヒットダナを見つけることが釣果を伸ばすコツとなる。

場所やその日の状況によっても変わってくるが、はじめは1ヒロくらいからスタートして反応が得られなければ50㎝くらいずつ深くしていくとよいだろう。

また、周りが釣れ出したのに自分だけアタリがない場合はタナが違っていると認識するべきだ。この場合は周りの人に合わせるか、大きくタナを変えてみることをおすすめする。

アタリは基本的にウキが消し込むが、イカが食い上げてくる場合もある。このときはウキが倒れるのでウキに変化が現れたらとにかくアワセを入れよう。空振りの場合でも誘いとなるので問題ない。

食い上げのアタリでイカが乗らないときはタナを浅くすると効果的だ。

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