美味い魚 ウナギを楽しむ

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ウナギの仲間は世界で18種+亜種が確認されており、そのうち日本に生息するのはニホンウナギとオオウナギの2種。

それに戦後、養鰻種苗として持ち込まれたヨーロッパウナギを含む外国産ウナギの移入分布が確認されている。

一般的にウナギと呼ぶ場合はニホンウナギのことを指し、釣りの対象となるのも本種である。

ニホンウナギは北海道以南の日本各地に広く分布する。日本から約2000㎞離れたマリアナ諸島の西の深い海で産卵が行われ、孵化した稚魚は黒潮に乗って日本にたどり着き、川を遡る。

河口の汽水域から河川の中流域、湖沼などで5〜12年ほど成長し、また産卵するために降海しマリアナ沖を目指す。

アナゴとよく似ているが、海と川を行き来するウナギに対してアナゴは一生を海で過ごす。食味も異なり、脂が乗ってこってり高カロリーなウナギに対しアナゴは低カロリーでさっぱりした味わいだ。

ちなみに水田や池に生息するタウナギは、見た目が似ていることから名付けられただけの全くの別種であり、ヤツメウナギやヌタウナギに至っては仲間でないどころか厳密な意味での魚類ですらない。

ウナギは、5000年以上前の縄文時代の遺跡から骨が発掘されるほど古くから日本人の大好物であり、夏の食べ物として親しまれているが、世界的に年々漁獲量が減少しており、外国産の輸入物でさえ数千円する高級魚となった。

ウナギの養殖は、南方で生まれて川にたどり着いたシラスウナギを捕獲して育てるため、捕獲量によって生産量が大きく変わる。

原因は特定されていないが、このシラスウナギの乱獲も一因として考えられる。

2014年にはIUCN(国際自然保護連合)からニホンウナギがレッドリスト、いわゆる絶滅危惧種に指定された。

釣りが禁止されたわけでなく、今のところ罰則などもないが、量が減っているのはまぎれもない事実なので、伝統の食文化を守るためにも必要以上に釣る行為は避けたい。

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ウナギ釣りのシーズン

ウナギ

土用の丑の日に食べるイメージが強いため、夏の魚と勘違いされがちだが、実は春先から晩秋まで意外と長期間釣れる。

ただしムラはあり、3〜5月はまだ水温が上がりきっていないためウナギの活性は低く、梅雨が始まり水が濁りやすくなる6〜7月がベストなタイミングになる。

7月後半から8月になると今度は逆に水温が上がりすぎてまた活性が下がり、少し水温が落ち着いた10月ごろが2回目のベストシーズンになる。

その後は除々に活性が下がり、真冬になると穴に潜って冬眠するためほとんど釣れなくなる。

ベストな時間帯

ウナギ

日中は穴の中や岩陰に潜み暗くなると活動を始める魚なので、基本的に夜釣りが釣果を上げやすい。

ウナギが特に活発に捕食する(=釣れやすい)時間帯は、日没から約2時間といわれているので、夕まづめから準備を始めて2時間で切り上げるというのが最も効率の良い狙い方だろう。

河口に近いエリアでは潮の動きが活性に影響するので、なるべく潮がよく動く時間帯と、日没後のゴールデンタイムが重なるような日程を選べば釣果を上げやすい。

ウナギのポイント

ウナギは河川の汽水域から完全淡水の中流域、用水路などで狙うことができるが、釣果に期待が持てるのは潮の干満の影響を受ける範囲だ。

テトラやゴロタ石、河川護岸のブロックなど、ウナギが隠れることができる障害物がある場所は好ポイントとなる。また、ウナギ釣りは「にごり」がキーワードである。

雨の後に水が濁ったときは絶好のチャンスだ。

ウナギ釣りの仕掛け

ウナギ釣りの仕掛け

竿

ウナギは竿の弾力を使ってやり取りするような魚ではないので、竿はオモリの重さに対応していればルアーロッドでも万能竿でも何でもよい。長さは2〜3mのものが扱いやすいだろう。

リール

3〜5号のナイロンラインを100m程度巻ける中型スピニングリールがよい。ドラグはあれば便利だが、必要不可欠というほどでもない。

オモリ

ウナギ釣りに使うオモリ

6〜10号の中通しオモリ。オモリは軽いほどウナギに違和感を与えずアタリも分かりやすいが、流れに負けて流されるようでは用をなさない。釣り場の状況に合わせて複数の号数を用意しておこう。

仕掛け

ウナギ釣り仕掛け

道糸に中通しオモリを通したらサルカンを結び、3号のナイロンまたはフロロカーボンハリスを20〜30㎝取ってウナギバリ12〜15号を結べば完成。

根掛かりが多い釣りなので、事前に予備をいくつか作っておくかハリとハリスがセットになった製品を用意しておくと効率が良い。

鈴・竿先ライト

穂先につけるライトや鈴

竿先に出る微かなアタリを見逃さないためにアタリを音で知らせてくれる鈴を竿先に付けておくと良い。音が気になるようなら目で確認できる竿先ライトがおすすめだ。

あると便利な道具

三脚

複数の竿を出す場合は投げ釣り用の三脚が便利。倒れないように水を入れた水汲みバケツを吊るしておこう。

バケツ・バッカン

釣れたウナギを入れておくもの。フタ付きのものでないと脱走するので注意。

プライヤー・ハサミ

ハリ外しに必要。飲み込まれることも多いので、そんなときは割り切ってハリスを切った方が時間を無駄にしないで済む。

タオル・軍手

ウナギの表面の粘液には毒素が含まれているので釣れたウナギは素手で触らないように必ずタオルか軍手で掴むようにしよう。

蚊よけ対策

夏の夜に水辺でジッとアタリを待つため、蚊への対策を万全にしておきたい。蚊取り線香や虫よけスプレーを用意しておこう。

ウナギに有効なエサ

アオケブ房掛け

定番は釣具店で購入できるミミズかアオケブ。竿を出すポイントが海に近いほどアオケブの有効性が増す。値段は張るが強い匂いを持つホンムシにも食ってくる。

またウナギの特効エサとして知られているのが「ドバミミズ」である。

通常の2倍以上もある大型のミミズで、強い匂いを持つため集魚力が高く、切れにくくてエサ持ちも良いというウナギ釣りにおいて理想的なエサだ。

しかし販売されているわけではないため手に入りにくいのが難点。竹やぶや森林の土中に生息するが、私有地を勝手に掘り返す行為は犯罪なので、所有者にことわってから採取するようにしよう。

この他、エビ、ザリガニ、サバの切り身、イカやアユの短冊など、さまざまなものがエサとして使える。

エサの付け方

エサの付け方

ミミズまたはアオケブを1匹チョン掛けするか3〜5匹房掛けが基本。エサが取られやすい場合はハリに沿って通し刺しにしたり縫い刺しにする。ミミズもアオケブも頭の方から刺した方が動きが良い。

ミミズの頭は分かりにくいが一部がリストバンドのように太くなっている方だ。

釣り方

ウナギ

日中は穴の中や障害物の陰に隠れてジッとしているウナギは、日没とともにエサを求めて動き出すため、エサが溜まりやすいポイントを意識する。

代表的なのはカケアガリ、捨て石の周辺、用水路の流れ込み、潮(川の流れ)の変わり目、流れが緩む所など。

完全に暗くなる前に現場に着き、地形を確認しておくとポイントが分かりやすく、根掛かり防止にも繋がる。

ポイントを定めたら、そこにうまくエサが到達するように仕掛けを投入し、オモリの着底を確認後にリールを巻き上げて糸フケを取る。あとは竿先にアタリが訪れるのを待つだけだ。

できれば2本、3本と竿を複数用意して広範囲を探れるように扇形に仕掛けを投入しておく。

アタリは竿先につけた鈴の音、もしくは竿先ライトの動きで取る。

ウナギの代表的なアタリ

ウナギのアタリは、小さく分かりにくいものからゴンゴンと竿を引き込まんばかりのものまでサイズによってさまざまだが、チヌなどのように、小さい前アタリがあって強い本アタリが訪れるというようなアタり方はしない。

前アタリと本アタリの区別が付きづらいので、一旦アタリがあっても慌てずにじっくりと食わせ、2回目のアタリで軽く竿を立てて聞いてみる。

ここで乗っていたら軽くアワせて巻き上げる。乗っていないようならそのまま戻してアタリを待つ。

5〜10分ごとに巻き上げてエサの確認をすること。エサ盗りが多い場所では確認の間隔を短めにしよう。

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