堤防からの泳がせ釣りで釣れないのはなぜ? 理由を解説!

泳がせ釣りは、エサを確保する時間はかかるものの、フィッシュイーターを狙うには絶大な効果があります。

泳がせ釣りでどうしても釣れないときに見直すべきポイントを解説します。

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エサが弱ってしまっている

活きたエサを泳がせるという性質状、エサが生きていないといけません。

口であれ、ハナであれ、活きエサにハリを付けて行動を無理やり制限するわけですから、泳がせていれば少しずつ弱ります。

エサの動きが悪くなったらすぐに交換しましょう。

エサが弱る原因

エサを素手で触ってしまう

泳がせ釣りでエサをつける
手で掴んでアジを付ける場合は、手を水に付けてよく冷やしてから手早く付けるように心掛けよう。

魚にとって人間の手は熱を帯びたフライパンのようなもの。少し触るだけでも火傷のような熱さを感じてしまい、急速に弱ってしまいます。

ハリを付けるときは、フィッシュグリップやタオルを使い、魚に直接触れないようにしましょう。

道具がなく素手でエサを扱わなければならない場合、手を水で冷やしてから素早くエサを付けましょう。水の中でつけるという方法もあります。

キャスティング時に水面へ当たって弱っている

泳がせ釣り着水に気をつけよう

沖の大物を狙って大遠投したくなる気持ちは分かりますが、着水の勢いでエサが弱る可能性があります。

エレベーター仕掛けのようにオモリを投入した後にエサを入れるならよいのですが、魚を投げるような仕掛けの場合は着水時のダメージを考えてやさしく投入しましょう。

仕掛けを操作しすぎている

少し狙った場所がズレたからラインを巻き取って調整、というのはよくやることですが、何度もやってしまうとエサに対してのダメージとなります。

道糸を張りすぎず、エサをある程度自由に泳がせることを意識しましょう。

うまく操作することができるようになれば、泳ぐ方向を誘導させてフィッシュイーターの居そうな場所に向かわせるなんてこともできます。

エアーポンプやライブウェルを使っていない

泳がせ釣り エサ
水汲みバケツを使うにしても、ポンプがあるだけでも活きエサの弱りにくさは大きく違います。

水汲みバケツに活きエサを入れておくと、バケツの中の溶存酸素量が少なくなり弱ってしまいます。

ライブウェルとポンプを使って、できる限りエサを弱らせないように努めましょう。夏場はもちろん、日中では水温の上昇にも注意しましょう。

狙う場所やタナが悪い

泳がせ釣りターゲットのタナ

どんな魚を狙うかによりますが、狙う場所やエリアが悪ければ魚は釣れません。

わかりやすい例はヒラメ。海底に潜むヒラメがエサを見つけられる層へ、的確に活エサを泳がせること。そしてヒラメは砂泥底を好むので底質にも注意することです。

自分の狙っている魚がどんな性質なのか、遊泳層はどこなのか知り、仕掛けを組み立てましょう。

アワセが早い、または遅い

泳がせ釣りアワセのタイミング

ウキに反応がありアワせるまでは、本アタリを待つ緊張の瞬間ですが、タイミングを間違えるとハリまで飲み込んでいなかったり、逆に食事を終えてすでに離れてしまっていることがくあります。

ヒラメやマゴチの場合は「ヒラメ40、マゴチ20」という言葉があります。ヒラメは40秒、マゴチは20秒待って完全に飲み込むまでじっくりと構えて待つ必要があるという格言です。

実際には状況次第で、10秒程度でアワセを入れることもありますが、いずれにせよ慌ててアワセるのは厳禁です。

ウキが消し込んでも、最低でも5秒は待って、ハリまで飲み込んだと思われるタイミングでグッと口にハリを掛けましょう。

ドラグを締めすぎている

ドラグを締めすぎていると、魚が捕食したときに違和感を覚えたり、掛かったとしても置き竿をしていて海に竿ごと引きずり込まれることがあります。

基本的にドラグはゆるゆるの状態にして待ちましょう。ドラグを締めるのはファイト中に行います。釣った後、再びドラグを緩めるのを忘れずに。

ベイルを開いた状態にしておく方法もありますが、そのまま放置しておくと道糸が出過ぎてトラブルになることもあるので注意しましょう。

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