始めてみよう! イシダイ釣り「イシダイ釣りのタックル」

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小湊透プロフィール

小湊 透
こみなととおる

映画「男はつらいよ」とイシダイ釣りをこよなく愛し、デカバンとの出会いを求めて鹿児島県内各地で竿を出している行動派。さまざまなジャンルの釣りに精通する。

小湊透

イシダイに挑戦する前に揃えないといけないのが、イシダイ釣り専用のタックルです。

イシダイ竿は比較的高価なアイテムだけに、失敗のない選択をしたいですね。今回は竿、リール、道糸の選び方について書き進めてみます。

まずは釣り道具の中では花形的な存在である竿について。竿を選ぶ時の基準は一般的には使いやすさですが、イシダイ竿の場合には更にいろいろな要望が挙がってきます。

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チェックポイント❶強度

小湊透
イシダイ竿選びは釣具店で現物を触ってみることが大事。

ここでいう強度とは、折れないということです。「形あるものは壊れる」と昔から言われ続けているように、絶対に折れない竿というのはこの世の中には存在しません。

ただイシダイ竿は肉厚に作られているので、少々のキズくらいでは簡単に折れません。

ちなみに、イシダイ竿の定義はメーカーによってまちまちですが垂直吊り上げ(竿と糸の角度が90度)で5㎏の重さというのが一般的なようです。

小湊透
お店の人の許しが得られればイシダイ竿を継いでみよう。

これは腕力があれば5㎏のイシダイをブリ上げできるということ。イシダイ竿は数ある竿の中ではトップクラスで折れにくい部類に入ります。

中国製の竿には要注意で、一部に粗悪なものがあるようです。ちゃんとしたメーカーのものであればきちんとチェックしているので間違いはないでしょう。

チェックポイント❷重さ

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できればイシダイリールをセットして重心の位置を確認したい。

ここでいう重さとは、竿を持った時の重さ、いわゆる持ち重りのことです。

イシダイ竿は肉厚に作られているので、どうしても重くなってしまいますが、竿を買う時は実際にお店で竿を伸ばして、振ってみて持ち重りをチェックしましょう。

可能であれば、竿にリールをセットして重心の位置を確認できるとバッチリです。重心がリール取り付け部から竿先の方に10~20㎝の辺りにくるのが理想的なバランス。

竿尻にオモリを入れてバランサーとしても良いですが、タックル自体の総重量は上がります。

チェックポイント❸調子

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穂先を持ってもらって曲げることで竿の調子を見る。

お店で竿を買う場合、調子を見る時に良くやるのは竿先を持ってもらい竿を曲げてみる方法です。確かに竿の曲がりを見ることで7:3とか6:4などの調子はある程度分かります。

しかし、ここで気を付けないといけないのはこの店頭調子。現場で魚を掛けた時とは違う場合が多いのです。

これは竿の反発力の違いによるところ。つまり素材の違いや同じ素材でも弾性率の違い、ソリッドやチューブラーなど製法の違いで、曲げた竿が元に戻る時の早さや強さ(トルク)が変わるのです。

この辺りの味付けが竿の設計者の腕の見せどころ。釣りを分かっている竿の設計者がコンセプトを掲げて作った竿はその釣りで最高のポテンシャルを発揮するもの。

例えば手持ち用の竿は置き竿では使いにくい(使えないことはありませんが……)のです。

イシダイ竿購入の裏技

小湊透
グリップの太さや握り心地も大事なチェック項目。

いざイシダイ釣りを始めようとして、ネックとなるのは竿の購入。イシダイリールや雑品にかかる費用はなんとかなるレベルだとしても、イシダイ竿はとても高価です。そこで一考の余地があるのが、中古のイシダイ竿です。
イシダイ釣りは封建的な釣りで、釣り方にあまり劇的な進歩のない釣り。竿自体も基本的には変わっていないのです。つまりかなり以前の竿も問題なく使えると言えるでしょう!
具体的には素材がグラスファイバーからカーボングラファイトに変革した時期の製品が狙い目で、メーカーがいたずらに強さを競いあった80年代後半からの竿なら全然使えます。
この時代の竿は個性的で味わいがあり、オールドタックル派もいるほど。また価格の方も1万円台からとリーズナブルです。

イシダイリールの選択基準

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イシダイリールに求められるのはドラグ性能。特に置き竿で狙う場合はドラグが作動しないと道糸が飛ばされてしまう。

リールの選択基準は簡単です。なぜならリールは精密機械。価格に性能が比例するので、予算内で一番高いリールを買えばいいということです。

でもこれでは身もフタもないので、もっと詳しく説明します。イシダイリールに求められる機能は、何といっても高いドラグ性能です。

イシダイ釣りはぶっとい糸で魚と引っ張り合いをする釣りと思っている釣り人は意外に多い。

確かに20号前後のナイロンラインや15号前後のPEラインはなかなか切れないので、勘違いをするのも無理ありません。

でもこれで問題ないのは60㎝クラスのミドルサイズまでの話。5㎏を超えるデカバンには通用しないことが多いのです(もちろん産卵期の魚や奇形の魚は例外ですが……)。

小湊透
万全のタックルを揃えて磯に立つ。デカバンを迎え撃つ体制は万全だ。

この無敵と思われる道糸が、いとも簡単に切られるという事実。原因はいろいろありますがまず考えられるのは瀬ズレです。磯で釣りをするということは瀬ズレ必至。

ここで求められるのが高いドラグ性能です。

ドラグが的確に作動して糸を出すことで、糸をピーンと張った状態にせず、なおかつ仮に瀬ズレをしてもキズが1カ所に集中せず、致命傷にならないという理屈です。

特に置き竿でアタリを待つ向こうアワセの釣りでは、デカバンを獲れるか否かはドラグ調整にかかっているといっても過言ではありません。

最初にリールの性能は価格に比例すると書きましたが、最近のイシダイリールのドラグ性能に問題はなさそうです。

道糸の選択基準

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使うごとに愛着が湧く愛竿と出会うことができれば、イシダイ釣りの面白さにドップリとハマることができる。

最後に道糸について。イシダイ釣りでは一般的にナイロンライン派とPEライン派に分かれます。

ナイロンのメリットは、伸びがあるので食い込みが良く、比重的に水馴染みが良いこと。適度な伸びがショックアブソーバーの役目をしてくれます。

デメリットは空気中の水分や紫外線などによる劣化のスピードが早く、吸水してふやけて劣化すること。大物を釣ったり根掛かりを切ったりして伸びる余地がなくなると、強度が下がります。

PEラインの特徴は伸びる余地が少なく、高い浮力があること。メリットはナイロンと比較して2倍以上の強度があり、空気中の水分や紫外線などによる劣化のスピードが非常に遅いことです。

ナイロンラインを弱いと感じている人は、糸の巻き換えをしない場合がほとんど。ナイロンは釣行する毎に新品に巻き替えるのが理想です。

さらに釣りをしている時はスレてキズがないか小まめにチェック。ちょっとでも気になるようであればそこから切って結び直す配慮が必要です。

小湊透

面倒臭がりの人は15号以上のPEラインが良いかもしれません。毛羽だった時だけ切って結び直せばOK。巻き換えの周期も数年単位で大丈夫です。

ただ竿との相性の良し悪しがありそうなので、実釣で試しながら理想のタックルを見つけましょう。

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