グレフカセ釣り名人が実践するアワセの極意

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例外は多々あれど、海釣りはアワセを遅く、池や川では早アワセという通例がある。

グレ釣りの場合もその例に漏れず、確実にハリ掛かりさせるためウキが完全に見えなくなってからアワセを入れることが基本だ。

しかし、そこからステップアップするなら自分で考えなければならない。グレ釣り師の中にも堅実な遅アワセの人もいれば、典型的な早アワセ派の人もいる。

今回は両者の例に注目してみよう。

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アワセのパターン

まずは皆さんに聞いてみよう。グレ釣りではどんなときにアワせるだろうか?

①ウキが沈んだとき
②道糸が走ったとき
③穂先に乗ったとき

こんな答えが返ってくるのは分かっている。そこで、①のもっと具体的な状態を考えてみよう。

今回、②、③についてはここでは触れない。あくまでもウキの動きを言葉で表現できる「ウキを浮かせる」釣りが対象であることを断っておく。

ひと口でウキが沈むとはいっても、その沈み方は同じではない。速い・遅いがあるし、少し沈んだままでそれ以上動かないこともある。じっと待っていたら、再び浮いてくることだってある。

ウキが横に走る場合もあるし、沈んでいたウキが浮き上がるというアタリもある。さらには、ウキがもっとややこしい動き方をするときもある。

グレフカセ釣り

昔は単純明快だったアタリが、どうしてこんないろいろな種類に増えたのだろう? 理由は2つある。

マキエが大量に投入され、グレは一年中飽食傾向にあるためというのがひとつ。つまり、グレ自体の就餌行動が変わってきたというものだ。

グレの絶対数が減って、それに伴ってアタリの数も少なくなったためというのが2番目の理由になる。現在は、以前は相手にしなかった小さいアタリを拾わなければ、グレを持って帰ることができないのだ。

いずれにしても、昔のような、ウキが完全に見えなくなるまで待つというワンパターンのアワセでは、数を伸ばすことはできない。今はそんな時代だといっていいだろう。

以下、2人の名手のアワセについて解説するが、こんなアタリのときはこうアワせるという単純なものではないことを認識しておいてほしい。まったく同じアタリでも、ハリの大きさやツケエ、ガン玉の有無によってアワセのタイミングは変わるのである。

もちろん、固定ウキか遊動ウキかでも違う。

さらには、魚の活性や警戒心、タナ、エサ盗りの数、グレの数によってもアタリは異なり、それに伴ってアワセも変わると思っていただきたい。

トーナメント指向で数釣り派は早アワセを規準にする

グレフカセ釣り大会

WFGの第1回優勝者が、そのとき使っていたの仕掛けが小型棒ウキ+飛ばしウキだった。

その固定2段ウキのとき、先ウキが入ったらすぐにアワせる。飛ばしウキとの間隔は30〜50㎝が一般的だが、飛ばしウキが沈み始める前に竿を立てている。

固定ウキだということは竿1本以内のウキ下であり、グレはそのタナまで浮いていると思ってよい。つまり、活性は高いのだ。だから、早いアワセでよいというのは頷ける。

ところが、同じ固定ウキではあっても、それが中通しの単体では空振りが増えるから面白い。

では、ウキの抵抗が小さければアワセは早くていいのか?

この質問には、ついイエスと答えたくなる。違和感を覚えなければ、魚はスムーズに食い込むはずだからだ。

グレ釣り ガン玉

ところが、こんな事実がある。ガン玉を使わない完全フカセでは、早アワセだと掛からないのである。

ウキの抵抗は少ない方が食い込みはよく、早アワセで掛かる。それなのに、ガン玉がない状態では、早アワセでは掛からないのだ。仕掛けの張りだろうか?

ガン玉があると確かに仕掛けは張りやすい。ガン玉があった方がアタリは早くでるし、向こうアワセで掛かることもある。

竿1本以内の浅ダナ釣りでは、必ずしもツケエを早く沈める必要はない。もちろん、潮が速ければツケエのタナを保持するため、ある程度のガン玉は必要になる。

また、エサ盗りの状況によっては、ツケエを早く沈めた方がよいこともある。

しかし、ここでは、そのような特殊な状況は度外視している。完全フカセでも、ツケエのタナは保持できると思ってよい。

結論として、必ずしも完全フカセが有利なわけではないことがお分かりいただけたと思う。

軽いにしろ、ガン玉を使って仕掛けに張りを作ってやった方がグレの食いはよく、したがって早アワセでもガッチリとハリ掛かりしやすいのである。

大物指向の場合は遅アワセが多くなる

グレフカセ釣り

遅アワセを規準としたフカセ釣り師を例を紹介しよう。このに2人の主義の違いがある。前者は数釣り、後者は型狙いというのが根底にあるのだ。

早アワセを規準にしたフカセ釣り師は、手返しを非常に大切にする。

食いが立った短い時間にできるだけたくさんのグレを釣ろうとする。早アワセならジゴクに掛かりやすく、ハリを飲み込まれることは少ない。その結果、手返しが早くなる。

一方後者は型を狙う。できるだけ大きい魚を釣ろうとする。そのため、ウキが見えなくなるまで送ってハリを飲み込ませようとする。その方が魚は早く弱るため、取り込みが楽になるからである。

ただし、尾長に限って早めにアワせる。飲み込まれると歯ズレの恐れがあるからだ。尾長の歯は口太より鋭く、ハリスに直接触れると切られる可能性が高くなる。

グレフカセ釣り

ここで注意してほしいのだが、遅アワセが基本とはいえ、どんなときでもワンパターンの遅アワセをするべきではない。遅いアワセの中でも早い・遅いがある。

それはウキが沈むスピードが基準になる。速く沈むのはグレの活性が高い。イコール食いがいい。こんなときは早いアワセでも充分掛かる。

逆に、ウキが沈む速度が遅いときは活性が低い。食いもよくない。当然、それにともなって、アワセは遅くする。

これまで、早い・遅いという言葉を何気なく使ってきたが、感覚でしかないことを改めて断る必要はないだろう。

釣り師のいう早い・遅いはその人だけにしか通用しない。早アワセの場合も同様である。

これをどうやって自分の釣りに取り込むかは、試行錯誤しかない。このタイミングでハリ掛かりしなかったら、次はもう少し遅らせる。

根気が必要だが、これを繰り返すことによって、自分の釣りが確立するのである。

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