船からの落とし込み釣り(のませ釣り)で大型魚を狙おう!

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落とし込み釣り(落とし込みサビキ)とは

落とし込み釣りとは、玄界灘、平戸沖、壱岐沖、五島沖など北部九州を中心に人気が高まった船からのサビキ釣りと泳がせ釣りをミックスしたような釣りです。

フラッシャー付きのハリで中層にいるイワシやアジを釣って、そのまま海底に落とし込むことで、ボトムの青物やヒラメ、マダイ、根魚などの大型のフィッシュイーターたちを高確率で仕留めることができます。食物連鎖を利用した非常に理にかなった釣り方です。

いろいろな魚が狙えるため、浮いてくるまでワクワクするのもこの釣りの魅力です。

仕掛け・リールは電動

落とし込み釣り

仕掛けについては購入する前に船長に確認しておきましょう。潮流による影響や魚が掛かったときに暴れられ、どうしてもオマツリするリスクが伴うため、重量や仕掛けをある程度同船者と合わせないといけないためです。

仕掛けは最低でも10セットと多めに用意しておくと安心です。回収時に糸ヨレを起こすことがあるので、それを防ぐために5連サルカンなどを用いるとよいでしょう。

パワーシリーズ 極太 落し込みサビキ
Gamakatsu(がまかつ)
¥616(2023/12/06 10:08時点)
強靭な落し込みサビキ専用設計バリ「管付くわせ」を使用。ハリ軸に結び管を通すことにより、結びのスッポ抜けを防ぐ。下向きに出したハリスは仕掛を落し込む際に広がり、幹糸から鈎を離し誘いとなり、小魚の乗りを誘発する。

専用サビキを用いた仕掛け

落とし込み釣り仕掛け

ロッドは軟らかい穂先を備えた落とし込み専用のものがエサ付きがわかりやすく、大物に対するバットパワーも兼ね備えていて安心です。

ベイトとなるイワシやアジの群れを追ってポイント移動を繰り返す落とし込み釣りでは、重い仕掛けを速やかに回収する必要があるため電動リールが欠かせません。巻き上げパワーを重視して選ぶとよいでしょう。電動リールと組み合わせるバッテリーも大容量・ハイパワーの製品が望ましいです。

ゴウイン落とし込み
ダイワ(DAIWA)
¥47,190(2023/12/06 11:33時点)
落とし込みに求められるベイト付きの有無を判断できる感度と大型青物とも真っ向勝負できるパワーを高次元で融合した落とし込み専用ロッド。穂先はベイトの付きやすく外れにくい柔軟性と穂先部AGSによる感度を併せ持つ。
23レオブリッツ 300J
ダイワ(DAIWA)
¥53,707(2023/12/06 11:33時点)
自重「540g」と軽量化。ワンハンド快適操作JOGパワーレバーと合わせ、快適な操作性を実現した。もちろん、軽いだけではなく「BRITZモーター」を採用することでハイパワー・ハイスピードを実現。ドラグには滑らかに効き続けるATDを採用、液晶画面は視認性に優れたドット液晶カウンターを搭載。

釣果を伸ばすコツ

落とし込み釣り

船長から指示があったら素早く仕掛けをベイトが泳いでいるタナまで落とし、できるだけ多くのエサとなるイワシやアジを掛けて、フィッシュイーターがいる層まで落とし込みましょう。

エサが掛からなければ、少し巻き上げて再度ベイトがいる層へ落とします。竿をあおって仕掛けを上下に動かすことも有効です。それでも掛かりが悪い場合は、ハリを少し小さくしてみましょう。

エサが複数掛かれば穂先が激しく動きます。仕掛けを着底させたあとはエサが泳げる範囲を広くするために、ラインを少しフケさせることがコツです。

エサ付けは、ベイトのいるレンジをリールのメカニカルブレーキを利用して効率よくゆっくりと探ることが重要です。感度が良く軟らかい穂先を持つ竿だとエサの掛かりがわかりやすく釣果アップに繋がるでしょう。

向こうアワセが主

ヒラマサ

落とし込み釣りは基本的に向こうアワセの釣りです。

大物が近づけばエサが暴れる前アタリがあります。その後、竿先が海中に引き込まれたら相手に主導権を握られないよう一気に巻き上げましょう。掛けた魚が横に走るとオマツリの原因になりますし、ヒラマサや根魚であれば根に入られてしまいます。ドラグをできるだけ締め、竿のパワーでためて、浮かせたあとは海面で空気を吸わせると楽に取り込むことができます。

前アタリからなかなか本アタリに移行しなければ、竿を下げて送り込んでみるのも手です。アタリ方も魚によっていろいろとパターンがあるので、エサだけ取られたのか食っている最中か、状況を見極めるのもこの釣りの楽しみといえるでしょう。

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